モスクワでの観光最終日でしたが、旅の終盤で、前日の移動でも苦労したためお疲れ気味、午後2時くらいのスタートです。当時は、セブンシスターズ制覇に向けてのミッションを遂行しつつ、観光しました。(結局この時は制覇できず、2017年の3回目の訪問時に完遂しました。)
雀ヶ丘
まずは、雀ヶ丘。丘というだけあって、高台にありモスクワが見渡せることで人気です。公園として整備されており、対岸にはモスクワオリンピック当時のメインスタジアムなどの施設が残っており、観光客のみならず、モスクワ市民の憩いの場にもなっています。
駅は、ちょうどモスクワ川に架かる橋の上に作られており、出口を間違えると大変です。注意深く雀ヶ丘側に向かいます。
私たちがここにきた理由がこちら、スターリンゴシック最大の建物モスクワ大学が近くにあります。駅からもてっぺんが望めました。雀ヶ丘サイドの判断にもこれが目印になるかと思います。
駅を降りると橋の下、両側ともに木々が鬱蒼としており、なかなか独特な駅です。夏のこの時期はモスクワ市民で賑やかです。
丘に向かって斜面を登りつつ、時にこうした公園も通り自然の中を進みます。
展望台
丘の上までやってきました。ここらへんもかなりまったりしてのどかな雰囲気です。アイスクリームやクローシュカ(じゃがいも)のお店もありちょっとした飲食も可能です。
私たちも眺めを。。。おー、新市街の摩天楼はモダンな感じです。モスクワは人口1200万人のかなり大きな都市ですが、新市街以外にはそんなに高層ビルはなく、比較的緑も多い都市のようです。面積が広いんですかね。
モスクワ大学
そして反対側は。こちらは誰も見ていませんが、私たちの狙いの一つではあります。高さ240mで、1990年までヨーロッパで最も高い建物だったようです。そして、横幅もまたすごい、450mもありますので、写真に収まりきりません。
車道には雀ヶ丘目当ての人たちの路駐がすごい、、、反対側に渡る気は起こらず、電線もかかったままでの写真しか残っていませんでした、ここはまたいつか見に行きたいと思います。そしてまともな写真に差し替えたいところです。
リフト
雀ヶ丘を満喫した後は、また遊歩道で降りてもいいのですが、リフトがあったのでそちらを活用します。登りで活用する方が身体的に楽でしょうが、下りの方が眺めが絶景です。モスクワ川越し正面がオリンピックスタジアム(ルジニキ・スタジアム)です。
モスクワ川クルーズ
降りてきたところが、ちょうどモスクワ川クルーズの桟橋の目の前でした。このクルーズは非常に高い、、、確か1人1,500円くらいだった気がします。これから向かうキエフスカヤまではせいぜい4km足らずですのでボッタクリタクシーの方が安いくらいでしょうが、せっかくですのでクルーズで向かうことにします。
さよなら雀ヶ丘。。。
また今後、モスクワ大学。。。丘の上に240mの建物ということで流石に目立つ。。。ヒルトンからでもみえますからね・・・
船は、屋内と、テラス席があり、やはりテラス席が人気です。日本人でも高く思うくらいの金額でしたが結構な乗車率です。モスクワも貧富の差が激しいのでしょうか。
10分ほどでキエフスカヤに近づいてきました。
キエフスカヤ(ユーロペイスキー)
桟橋から徒歩3分、キエフスカヤ駅前のショッピングセンター(ユーロペイスキー)までやって来ました。ユーロじゃないし、敵対志向が強いのにこんな命名大丈夫なんでしょうか。
中もモダンな感じです。中心部のグムやツムに比べても若干カジュアルな感じ、繁盛していました。
スーパーも入っており、こんな大きな魚が量り売りされていました。
アルバート通り
別のスターリンゴシック建築である外務省を通りつつアルバート通りに向かいます。
相変わらず賑わっています。カフェなども人気です。夏の日の入りが遅いので時間感覚が狂いますが、なんだかんだ19時近くになっておりそろそろ食事も考えつつぶらつきます。
歩行者天国になっており、何かしら見せ物的な人たちもいました。なかにはこんなに人気のある人も。
スプレー缶でかなり綺麗な絵を描いていました。チップをもらいつつ、完成品はまた売れるといういいビジネスですね。
結局、駅まで辿り着いてしまいました。本当は、もう一つ文化人アパートに行くとセブンシスターズ制覇だったのですが、また次回として、、、一旦ホテルに戻ります。
まとめ
モスクワ観光日は、旅の終盤ということでゆっくり目。2年前に制覇できなかったセブンシスターズ巡りの続きを行いました。今回は、前日に芸術家アパート、この日にモスクワ大学を新規開拓しました。そしてヒルトン、外務省も通りがけに見ているので、再びスターリンゴシックを感じられました。
最初に向かったモスクワ大学のある雀ヶ丘は眺めが良く、オリンピックスタジアムや新都心のビル群などが見渡せました。丘からはリフトで降りて、モスクワ川クルーズでキエフスカヤに。ロシアでの命名ルールに則り、ここからはウクライナのキエフ行きの電車が発着しており、いつか乗ってみたいと思っていました(す?)が、2021年現在の情勢を考えるとなかなか厳しい状況です。
アルバート通りは、お土産物屋さんなども多くありますが、翌日にベルニサージュ(お土産物市場)に行く予定にしていましたので外から覗くレベルで。なんだかんだ5時間の散策でした。
セブンシスターズ巡りでは1つ残りましたので、それは持ち越しとなりました(3年後の2017年に文化人アパートを制覇して完了です)。
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