香林坊でのランチの後は近くの武家屋敷跡に向かいます。せせらぎ通りからは若干小いですがこうしたサインがありますので見落とさないようにしましょう。
立地
長町武家屋敷跡は香林坊から徒歩5分くらいです。かつての街並み、繁華街という点では、東茶屋街に比べて地味ですので優先順位は落とさざるを得ないかと思います。香林坊近辺に滞在する場合は訪れてみるといいかもです。
武家屋敷跡
ただ、雪の武家屋敷は雰囲気最強でした。金沢の他の観光地に比べて人が少なめで、こうした全く人がいないタイミングもありました。屋根に積もった雪の厚さを考えるとほぼ同じだけの積雪があったはずです。居住されている方々なのか行政なのか分かりませんが道路は全て除雪されているのがさすがです。床暖???な訳ではないですよね???
こも掛け
そして金沢で多いぼたん雪は水分が多く、土塀に付着すると損傷が大きいということで「こも掛け」をして防ぐということです。雪吊りと合わせて金沢の冬の景色ということです。
こも掛けされた土塀の前で雪が積もった木にはピンク色の花が咲いていました。山茶花ですかね???絵になります。
おお、全然人がいなーい。両脇の建物は、住居の他に、ショップ、カフェとして使われている建物もあります。ただ、私たちは、この時は食後で食欲も物欲もありませんでしたのでスルーです。
武家屋敷跡の端まできました。
こちらも大野庄用水ですが、せせらぎ通り沿いの用水とは別の流れです。多くの屋敷はまだ住宅として使われており、塀の中は近代的な建物が多いです。それでもこものある景観は雰囲気があります。
野村家
そして、長町武家屋敷の中で唯一中に入れる武家屋敷でしたが残念ながら休館日でした。また今度・・・
せせらぎ通り
幅3m位の大野庄用水沿いの通りでその用水がせせらぎなのでしょう。ホテル隣接の商業施設「東急スクエア」も一辺はせせらぎ通りに面しています。そしてちょっと見にくいですが、橋を渡った右手部分が前日訪れた「金澤玉寿司」です。
このせせらぎ通りを通って武家屋敷跡にアクセスしましたが、なかなか魅力的な飲食店がありそうでした。例えば、こちら「割烹むら井」は、夜はかなりお高そうな感じですがお昼は以下のようなメニューも。
- 甘エビの天丼(むら井風)1,100円
- カニ足の天丼(むら井風)2,200円
- 加賀料理 治部煮膳 3,900円
「後悔させませんの文字もあり」期待させます。
他にも、健康に気を使ってそうな意識高い系のお店、おしゃれなカフェなどの他に、イタリアン、インドカレーなど外国料理勢もあり、なんでもありそうな感じです。
そんな中で地元のパン屋さんに。今回金沢では選択的な食事を優先しルームオンリーでの宿泊でしたので朝食(軽食)用のパンをここで調達しました。
頭脳パン
ご当地パンの「頭脳パン」というネーミングは、決して美味しそうではないですが金沢のご当地パンのようです。通常の小麦粉にビタミンB1を100グラムあたり0.17ミリグラム以上配合した「頭脳粉」を原料としたパンということです。実際の味はレーズンパンな感じでした。
他にはおいしそうなアップルパイと、トラの形のパンなどつい買ってしましました。アップルパイは絶品でした。
まとめ
金沢は日本有数の城下町で名残が残る地域が何ヵ所かあります。その中で長町武家屋敷は住宅街で、東茶屋街などの商業地域に比べると地味です。特に今回、唯一内覧できる野村家がお休みでしたのでふらっとしただけでした。だからすいていたのかな???
土塀の通りは雰囲気がありますが、塀の中は住居も多いので茶屋街ほどの賑やかさはありません。落ち着いた雰囲気とも言えますが、金沢は観光スポットがそれなりに多いので観光スポットとしては後回しにせざるを得ないですかね。ただまあ、他の観光地に比べて人は少なく落ち着いた雰囲気は良かったです。
無理して訪れるほどの場所とは思えませんが、もし香林坊近辺のホテルに滞在しているのであれば散策してみるのはいいでしょう。もしくは、近くのせせらぎ通りは飲食店も多く、香林坊、片町も近いですので、その辺りを訪れた時についでに立ち寄るのはありかと思います。
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