北京ホテルNUO長安通でヘリテージスイートに滞在しました。その中で「孫文スイート」とネーミングされた部屋で、至る所に孫文に関連した写真、書、持ち物、書物などが配置された特別な部屋でした。
ホワイエ
扉を開けるとクランク形でホワイエがあります。
この部屋は、孫中山(孫文)ルームということで、両側には孫文の写真が飾ってあります。大分年季が入っている感じがします。来客用のハンガー兼傘立てには大きめの傘が配置されています。
ホワイエの居室側突きあたりには、来客用のトイレとミニバーがあります。
居室
リビングエリア
部屋は20畳くらいのStudioタイプです。部屋の片側中央はなぜか、絨毯がひかれた広いスペースでイマイチ使い方が分からないレイアウトでした。部屋の隅にはいろいろと調度品が置かれています。
窓側にソファーとコーヒーテーブル、小上がりには、鏡台が配置されています。
反対側は、クラシックなワークデスクと後ろには孫文の書が飾られています。
左手のキュリオケースには孫文グッズが飾られていますが、桶の中は空でした。
ベッドエリア
ベッドの部分は階段2段分(30cm位)床が高くなっています。これは朝寝ぼけているときには危険ですね。ベッドの手前にはカウチが置かれています。
高い位置にあるベッドからの眺めはちょっと独特です。多少天井の圧迫感があるのと、正面のテレビは40インチくらいでしょうか、ベッドからはちょっと遠いです。
孫文ゆかりの品々???
キュリオケースの中には、孫文関係の本とメガネなどや杖などの小物が飾られています。それが孫文のものなのかどうかは定かではありません。
本物なのだろうか・・・
ベッドサイドにも、何かの記念の書が・・・
バスルーム
部屋のベッドの両サイドに扉がありますがともに水回りにつながっています。
一番窓側はトイレになっており、ここにもまたクラシックな家具が置かれています(トイレ自体は、ホワイエ側にも単体で独立したトイレがあります)。
中央部分は独立したシャワーブース、もともと当時からシャワーブースはなかったと思うのでこの辺りは最近のリノベーションでしょうね、その前にはふかふかのバスローブがかけられています、使い勝手はいいです。
その隣(ベッド右側からの入り口正面)がダブルシンクの洗面台になっています。
さらに奥(窓から反対側の一番隅)にバスタブが配置されています。このバスタブはジャグジー機能がついていますがシャワー派ですので結局使いませんでした。
窓からの眺め
長安通り側の部屋は、駐車場越しに8車線くらいの道幅の広い長安通りですので前を遮るものがなく窓からの眺めは悪くないです。滞在時はスモッグもなく視界良好でしたので、遠くまで見渡せました。
西側、天安門広場方面の眺め。政府系の大型の建物が連なります、また祝日を含む3連休だったということもあり、建物の上には中国の国旗が掲げられていました。複層ガラスのため光源が2重に写ってしまう、、、
東側、東方新天地越しのCBD方面の眺めです。こちらはビジネス街の街並みで、西方向のような重苦しい感じは弱いです。(右端に1つ政府系と思われる建物がありますが・・・)
まとめ
80m²のヘリテージスイートの中で、孫文スイートということで孫文ゆかりの品がいろいろと飾られていた個性的な部屋でした。旧北京飯店のエグゼクティブな部屋ということで、ゴージャスさとクラシック&重厚な家具が、かつての共産主義時代を思わせる独特の雰囲気でした。
水回りは現代仕様にアップデートされていますので快適でに過ごせました。
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