奈良ホテル : 本館デラックストラディション

2020.12 Goto関西三都の旅
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奈良ホテルには大きく本館と新館の2つの建物がありそれぞれで趣が異なります。本館はメインのフロントのある丘の上の2階建ての建物になります。新館は丘の南側傾斜地に沿う形で建設されています。新館の方が設備的には新しいですが、せっかくですので本館の方の部屋を選択しました。

デラックストラディション

本館の中でもいくつか部屋のタイプがありますが、デラックストラディションというタイプにしました。

スペースとしては30m²程度ということで、広さ的には奈良ホテルの中では平均的な広さです。それほど広いという感じではないですが天井は高めですので圧迫感はありません。ただ、扉を開けて入ったら廊下などのスペースはなくすぐこの居室になりますので、入り口側のベッドは玄関に近すぎて若干落ち着かないと感じられる方もいるかもしれません。空間としては落ち着いた空間です。

窓側にはテーブル&チェアが、散策で疲れていましたがこちらのチェアでゆっくり過ごしました。

壁側には片面に鏡台、反対側にはクローゼット&ミニバーが配置されています。年代物の暖炉はレンガで埋められており使えなくなっていました、残念。

眺め

このタイプの部屋は全て北向きで、ホテルの中では北向きがよりよい眺めとされていますが、建物前の木々が結構視界を遮る感じです。2階建ての2階の部屋でこの眺めですので1階だとさらに遮られるかと思います。

ちなみに右側で禿げている山肌の部分が若草山になります。

反対側はぎりぎり興福寺の五重の塔がちらっと見えました。

本館の部屋でもあえて南側の日当たりのいい部屋を選ぶというのも手かもしれません。特に部屋でゆっくり滞在される方はそちらの方がいいかとも思います。

バスルーム

このデラックトラディションの部屋は水回りが特徴的です。大理石で作られていてゴージャスというのはありますが中央の洗面部分はまあ普通ですが、、、

バスタブ&シャワーの部分がガラスで仕切られており、日本の住宅と同じように洗い場があります。そして窓がついているので日中は光が入り明るいです。

ただ、夜は若干寒いです。一応バスルームには個別の暖房がついています。効きはあまりよくないので夕食に行っている間つけておくなどしておくと良いかと思います。

反対側のトイレもキレイにリノベーションされており、ウォシュレット完備で快適です。

まとめ

本館のデラックストラディションの部屋に滞在しましたが、広さはそれほどでもありませんが落ち着いた空間でゆったり過ごせました。

クラシックホテルは水回りに難があるところも多いですが、この部屋は最新にリノベーションされており快適です。お風呂場は窓があり日中明るい反面、(冬場の)夜は若干冷えますので、個別の暖房が設置されていますので活用するのが吉です。

北側の眺めは葉が落ちている冬でも結構木々に視界が遮られますので、いっそのこと南側の日の当たる明るい部屋を選択するというのもありかもしれません。

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