タワー棟のシティービューでの予約でしたが、パレス棟にアップグレードされました。どの部屋でも文句はないです。Luxury Roomは立派なカテゴリーに見えますが、パレス棟の中では一番下のランクです。
部屋
広さ的には全体でおそらく30m2程度、ベッドがキングサイズで大きいので部屋の広さはそれほど感じません。ベッドのリネンは高密度で肌触りが一流です。サイドテーブルも大きいです。
反対側にはこちらも大型の造作デスクがあり幅は3m位あるでしょうか。上には40インチくらいのTV、下は収納になっていました。
窓側には象牙?貝?などで装飾されたテーブル?と椅子が置かれています。テーブルは天面があまり広くないので使い勝手は良くないです。ただ、置かれている什器家具の品質はさすがに超高級です。また、部屋は最上階の7階で窓の形が結構個性的です。足元の窓は造作の作りの割に効果はあまりない感じでしょうか。
そして最上階の部屋ということで天井が高めでした。壁や梁の装飾も凝っています。人件費の低いインドならではとも言えます。
廊下
部屋の入り口からの廊下部分も床が大理石でゴージャスです。白ベースで上品な感じです。両開きのクローゼットが2つあり、収納力が大きいです。
ミニバー
そしてその隣にはミニバーコーナーがあります。さすがイギリスの植民地だったインド、紅茶キットが充実しています。ティーバッグは6種類、茶葉のみのものも入れられるような茶具も用意されていました。下には冷蔵庫、グラス類なども用意されています。
ウェルカムアメニティ
スナックと果物が用意されていました。スナックは多少スパイスを感じますが辛さはそれほどでもありませんでした。
眺め
さすがにインド門、オーシャンフロントビューではなかったですが一部海も見えました。7階でしたので眺めは悪くありません。足元の建物は歴史がある建物、亜熱帯っぽい緑とともに、一部崩れかかってるところもありインドの情緒が感じられます。
半島の先端方向には高層ビル街も望めました。屋上からロープが下がっていますが外壁の工事中で、若干うるさい時間帯もありました。まあアップグレードしてもらっている部分もあるのでしょうがないです。
バスルーム
バスルームもゴージャスです。床も壁も大理石のタイル張り、照明の装飾も凝っています。
洗面に向かって左側には、シャワーブースがあります。バスタブはないですが、タワールームもないですし、ムンバイは常夏なので温まる必要もなくシャワーだけでも問題ないです。バスアメニティは独自のものでした。トイレにはハンドウォシュレットがあります。
まとめ
タージマハールパレスのパレス棟の部屋に滞在しました。パレス棟の中では一番下のカテゴリーの部屋でしたが、こじんまりとはしていますが品質は高くゴージャスでした。
室内は、居室の造作、家具什器は木と大理石中心で細かな装飾がなされ、水回りなどは大理石、照明はガラスで立派な作りです。備品も一通り不足なく快適に滞在できました。ハードシップが高いインドの中(ムンバイはそれほどでもなかったですが)でここはセーフティー、窓からの眺めも歴史ある街並みが望めも落ち着けました。
予算に余裕のある方はご検討ください。立地が魅力だけど、それほどではないという方はタワー棟の予約でもこちらにアップグレードされる可能性がある点で参考になればと思います。
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