重慶最後のディナーは本場の重慶火鍋にチャレンジです。
立地
昼間に洪崖洞と解放碑の行き来の際に見かけていた火鍋屋さんに突撃です。
撈鍋精緻品味火鍋 解放碑旗艦店
この名前は2014年当時の名前で、今現在は「捞锅坝子老火锅」という名称に変わっているようです。窓が大きく外からも中が覗けるので外国人でも入りやすい感じです。「捞锅」は釣り鍋、「坝子」はダムということで、訪れた当時は釣ってなかったですが、仕切りのある鍋をダムとして表現しているんでしょうか。
店内は広く席数もかなりありそうです。入ったすぐの窓側のテーブルにアサインされたので、奥がどの程度あるのかは不明ですがかなりの奥行きがあります。20時過ぎで夕食のピーク時間ということもあり、かなり埋まっていました。
また、この日は12月28日でしたがまだクリスマスツリーが出ていましたが、中国では普通のようです。
メニュー
ここでの目的はやはり火鍋、2種類のスープといくつかの具材をオーダーしました。
前菜?
よくわかりませんが、炊き込みご飯とスープ的なものが1つづつ運ばれてきました。
鮮香油碟
そして、小さな缶とコップが2つ。こう出されると自然とこの缶をコップに注いでしまいましたが、この缶の中身は油でした!カップはお茶を飲むようで、この缶の油はボールに入れるのが正解だったようです・・・
辛い重慶火鍋では、具材を火を通した後にこの油につけて食べるようです。しょうがないので、別にお茶用にコップを2つもらいました。
三鮮鴛鴦鍋底
鍋がきました。鴛鴦は「おしどり」で、辛いのと、辛くない2種類のこの形式の鍋を鴛鴦鍋というようです。辛い赤い方は唐辛子と山椒が大量に入っています。匂いからして沁みます、むせます。
だいぶ沸騰してきました。そろそろいいかな・・・
もう一つ、辛さ対策のスイカジュースは、他のソフトドリンクに比べて若干高いなとは思いましたが、右にある1リットルくらいあるボトルで出てきました。まあかなり辛かったので半分くらいは消費することになり結果オーライでした。
具材各種
豆芽(もやし)、金針菇(えのきだけ)、黄秧白(はくさい)、香嫩牛肉(牛肉)、鮮魷魚(イカ)をオーダーしました。えのきは辛くない方の具材で元々入っていたので頼む必要はなかった感じです。1つ1つのボリュームが多いので、2人だと多過ぎで、様子を見ながらオーダーしたほうがいいですね。
赤い方はやはり辛いです、油をたっぷりつけても全然辛いです。特に山椒の痺れが強力です。一口食べると痺れの感覚が元に戻るまで1分くらいかかります。あまりに強力で回復までに時間がかかるので2人とも後半は辛くない白い方に行きがちになりました。
麻婆豆腐、羊串、牛肉麺で、十分辛さに対応できる気になっていましたが甘かったです。。。私たちは唐辛子の辛さはなんとか対応できても、山椒の耐性がまだまだのようです。好きなんですけどね・・・
三鮮鴛鴦鍋底 35元(700円) 鮮香油碟 × 2 12元(240円) 豆芽(もやし) 7元(140円) 金針菇(えのきだけ) 10元(200円) 黄秧白(はくさい) 5元(100円) 香嫩牛肉(牛肉) 28元(560円) 鮮魷魚(イカ) 22元(440円) スイカジュース 18元(360円) セブンアップ 5元(100円) トータル 142元(2,800円)
これで1人あたり1,400円であればだいぶリーズナブルな感じです。大満足です。
まとめ
洪崖洞散策の後、重慶最後のディナーは重慶火鍋としました。かなり大きめのお店で窓も大きく中が見え安心感がありました。
かなり辛さには強くなった気でいましたが火鍋の辛さは強力でした。特に山椒が強力で、痺れがとまりません。その点で、鴛鴦鍋は、逃げとして辛くない鍋も合わせられるので、辛さに強い人も、弱い人もそれぞれ楽しめるいい形態かと思います。
具材は、安いので多めにオーダーしてしまいがちですが大量ですので様子を見ながら追加するのがおすすめです。
大変満足行く重慶最後のディナーになりました。
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