香港で1泊した後はマカオに移動します。
夜は今回の旅行の最大の目的である「The 8 Restaurant」でのディナーですのでお腹はベストな状態にすべく、お昼は軽めにします。上環(ションワン)からターボジェットに乗りますので、一駅前の中環(チュンワン、セントラル)で、いつもの添好運點心專門店(ティムホーワン)のチャーシューメロンパンを目当てに訪れました。
添好運は、2010年の香港ミシュランガイドで掲載されて有名になった香港飲茶のお店です。サクサクのメロンパンの中にジューシーなチャーシューが入っているチャーシューメロンパンがSignature Menuです。私たちもこのチャーシューメロンパンの大ファンで、香港に来るたびに楽しみにしています。添好運は、香港に何店舗かありますが、私たちは何かと通ることの多くアクセスしやすい香港駅(=中環(チュンワン))の店舗を活用しています。最近はシンガポールやジャカルタ、台湾など海外にも進出しているので日本にも来ないかなーと思っていたら、なんと、私たちがこの旅行に行った翌月、2018年4月ついに日本に上陸となりました。
チャーシューメロンパンはテイクアウトで!
到着時には向かいのチャーシューご飯の匂いに浮気をしてしまいましたが、
やっぱりこれを食べないと香港に来た気がしません。いつ行ってもだいたい数十人の行列で、添好運の人気は衰えていませんでした。ただ、テイクアウトであればその行列に並ばすに購入できます。
2日目に訪れた際は写真を撮っていませんでしたが、初日の朝はこんな感じでした。赤いラインの向こう側がイートイン、手前がテイクアウトです。レジのところにある伝票に欲しい商品に数量を書いてレジでお金を払えば、オーダー完了です。受け取りは番号で呼ばれますが広東語ですので分かりません。チャーシューメロンパンの場合はこの白い発泡スチロールのパックであることと、誰も取りに行かなそうな時が私たちである可能性が高いということで判断しています(^-^)/ なんとかなります。
何気に予約したマカオ行きのジェットフォイルに遅刻しそうだったため、ここら辺写真も撮らず急足で乗り場に。なんとかチェックイン締め切りに間に合い、搭乗待ち時間の間に温かいうちにいただきます。1人3個づつペロリです。甘いメロンパンの中に、チャーシュー餡が入っています。甘いパンの中にチャーシューってどうなのよ?って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、チャーシュー餡自体も甘いので違和感は全然ありません、ぜひお試しを。
いつか1人で6個ペロリと食べてみたいと思っています。値段は3個単位でHK$18(≒ 250円、当時)、ちなみに日本だと680円(税別)です。
過去のTim Ho Wan(添好運 ティムホーワン)歴
2015年4月の初訪問
2015年に初めて訪問した時はオープン前から並んでファーストターンで入店しイートインしました。チャーシューメロンパンの他に、水晶蝦シュウマイ、腸粉など各種注文。
チャーシューメロンパンはお試しに1人前(3個)しか頼まなかったので、1人1個ずつ食べた後、残った1個を前に緊張が走ったことを覚えています。
他の料理も美味しいのですがそれらは別のお店でも食べれるレベルです、やはりこのお店のシグネチャーディッシュはチャーシューメロンパンだとの認識で一致。この時、帰りにテイクアウトしている人たちがいることに気付き、蒸し物でもチャーシューメロンパンであればテイクアウトでも劣化は最小限、それ以来テイクアウトするのが基本形になりました。
2017年4月再訪
初訪問時は3個しか頼まず取り合いになったチャーシューメロンパン、お腹いっぱい食べるべく、2年ぶりに再訪出来た際は3個セットを2つ、計6個テイクアウトしました。駅前の広場で早速、、、嬉しくてこんな写真を撮って喜んでいました。
この時は、香港経由シュムリアップ行きを急遽キャンセル (T_T)、香港で3日滞在後、帰国前に最後にもう一度テイクアウトしてホテルでも食べました。満足です (^o^)/
番外編 : ジャカルタ店
添好運は、ジャカルタのグランドインドネシアという大型ショッピングセンターにも出店しています。インドネシアは中華系も多く飲茶はDimSumとして一般的です。ただ一方で、イスラム教国なので豚肉はイスラム教徒の方は食べないですし、ニーズが少ないので豚肉の流通も限定的、取り扱いにもあまり慣れていない印象です。
そうした理由からかジャカルタの添好運はそんなに繁盛しておらず並ばずに入れます。
ただ、なんか違うんですよね〜。
パンがふわふわしておらず噛むとパン全体が潰れてしまうし、餡も構成が違う。。。
並ばず食べれるという点ではこうした海外支店というのもありますが、ジャカルタ店はちょっと味が違う印象を受けました。
番外編 : 日比谷店
最近では、日本でも日比谷と新宿に2店舗で展開され、簡単に日本でも食べられるようになりました。
値段はちょっと高くなりますが味の再現は完璧、私たちは日比谷店をそこそこ頻繁に活用しています。しかしながらやはりかなり混雑が激しい(↓)のでやはりテイクアウト中心で。テイクアウト(右側の階段を登ったとこの窓口でオーダー、受け取り)であればほとんど待ち時間なく買えますのでご活用ください。
近くの日比谷公園で食べるというのは、コロナ禍の密回避もでき、開放的な空間で快適ですよ。
チャーシューメロンパン以外もテイクアウトできます。7種野菜の蒸し餃子は、味もいいですが、この透明な見た目も美しい・・・
まとめ
世界最安のミシュランと言われる添好運、現地においても日本においても依然として大人気です。
全てのお店で可能かどうかは分かりませんが、交通の要衝であり、観光客で使いやすい香港駅の店舗ではテイクアウトを活用することにより並ばずに食べることが可能です。もし、時間がない、行列がネックという方はテイクアウトを是非お試しください。インドネシアなど国によっては並ばず入れるところもありますが、同じ味ではない可能性があるので注意が必要です。日本は、新宿店は試したことがありませんが日比谷店は完璧です。値段は多少高くなりますがやむを得ない・・・オススメです。
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