首里城周辺の観光スポットとして有名な金城町石畳と、それほど有名ではないですがついでに雨乞嶽展望台に行ってみました。
金城町石畳
首里城からは丘を下る方向でのアクセスになります。この石畳道は、首里城の王が沖縄南部に向かう際に使われた重要な道の一部だったということです。
真珠道の石畳
首里城を出ると真珠道の目印がありすぐに石畳になります。木々が深く日陰になっているのが暑い沖縄では嬉しいです。琉球石灰岩でできた石畳は凸凹で荒め、また、階段になっているので足元にはご注意ください。この通りは「日本の道100選」に選定されているようです。また、この道沿いには石畳カフェというカフェがあり、ちょっと休むはずだったのですが改装中でクローズでした(2022.11時点、正面の青色の覆いのところ)。残念・・・
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さらに下っていくと両側を石垣で囲まれた通りになります。依然として足元の凹凸は激しいです。石敢當のサインを左に入り、同じく見どころとされている大アカギを見に行きます。
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首里金城の大アカギ
緑が鬱蒼としたエリアになりますが、内金城御嶽(うたき)という沖縄神道(地場宗教)の施設になります。このエリアには樹齢200年を超えるアカギの木が6本あり、そのうちの1本が右に写っている大木になります。人里に密集しているのはこの地だけということで貴重なようです。
説明の石碑が一部カタツムリに邪魔されているところも沖縄っぽいです。
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御嶽だけありスピリチュアルな雰囲気を感じますね。この階段の先には何があるんだろう・・・この先も長いので冒険は自粛します。
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雨乞嶽展望台
合わせて近くにある雨乞嶽展望台にも行ってみます。下った分だけ登る必要があります。下りすぎないというのも戦略かもしれません。
首里城からは整備された石畳で先の荒めの石畳より歩きやすいです。
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展望台も整備されています。周辺は公園として整備されています。
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眺め
なかなかの絶景です、そして風が気持ちいいです。おもろまちのタワーマンション(中央若干右の高層ビル)と国際通りの繁華街(ランドマークがないので正確な位置は定かではありませんがタワマンの左側)も視界に入っているでしょう。遠方には海も見えます。
手前の戸建ての家々もコンクリート造が多いのが沖縄の独特です。
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左側(南側)は、水面は見えませんが金城ダム越しに大きな緑地帯は繁多川公園ということです。
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雨乞御嶽
展望した後は公園内を散策。低めの石垣で囲まれたサークルを見つけました。
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サークルの中には、お祈りに使っていそうな祠がありました。雨乞嶽展望台ということでこれが雨乞御嶽でしょう。小ぶりですがこちらも厳かな雰囲気です。
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カトリック首里教会
すぐ近くには首里カトリック教会があります。沖縄では、先祖崇拝(沖縄神道)の次に信者が多いのがキリスト教のようです。そういえば本州で多い、日本神道の神社やお寺は見かけませんね。文化の違いを感じます。
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まとめ
首里城周辺は世界遺産である首里城、玉陵(たまうどぅん)意外にもいくつかみどころがあります。合わせて散策に向かいました。
まずは石畳、首里城の王が沖縄南部に向かう際に使われた重要な道ということで歩行者専用でありながら日本の道100選に選ばれています。雨乞嶽展望台からの眺めは、那覇の市街地が望め、夜景スポットとして人気なようですが昼の眺めもなかなかでした。
そして、両方に共通するのが御嶽(うたき)という地場信仰の宗教施設の存在です。首里城にもあり、結構いろいろなところで目にしますが本州との文化の違いを感じます。常夏の美しい海だけではない側面をふんわりと感じるスポットでもあります。
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