宮島といえばもみじ饅頭、かなり好きな部類に入るご当地スイーツです。滞在した岩惣の女将が発案したという偶然もありますが、他にも食べるものがいろいろある中で結果的に3軒のもみじ饅頭を食べてきました。
宮島に訪れたのであれば、ここでしか味わえないもみじ饅頭を食べたいということでいずれも店頭で出来立てを頂きました。
おきな堂
このお店は、宮島の対岸、宮島口にあります。岩国から到着したその足で、あなごめしをゲットした後にここに立ち寄り出来立てをテイクアウト、宮島に渡るフェリーの中で食べることにします。
小分けされたものとは別に「温かいもみじ饅頭」という形で販売されています。種類としてもオーソドックスなこしあんから、大納言(つぶあん)、チョコレート、チーズ、クリームに加え、秋限定の栗などもありますがここは1発目ということでオーソドックスなこしあんで。
紙に包まれて渡されます。早速、船の中でいただきます。本日は何に食べずに、朝早くから東京を出発、岩国を半日観光してきて、すごいお腹が空いていた状態ということもあり美味しくいただきました。
藤い屋
昔、広島に住んでいた私(嫁)一押しのお店です。
おきな堂と同じ日、宮島に到着した後、あなごめし弁当を食べて、厳島神社、大聖院を散策後、宮島本店のイートインコーナーで食べました。人気の表参道商店街沿いのお店で人の出入りも激しいですが、すぐ出してくれるのと、あまり長居する人もいないので回転は速いです。緑茶付きで200円と手ごろです。その割に座って食べれるのでちょっとした休憩に最適です。
ここでもやはり、、、こしあんで!疲れた体に甘さが染み込みます。
買ったもの
私(嫁)が狙っていた「もみじ饅頭のこしあんを使った羊羹」が残り一個だったということで買えて喜んでいました。それ以外にも羊羹の隣にあるゼリーみたいなもの、もみじ饅頭(5種パック)を合わせてお土産として、、、
岩惣にて
↑で休憩していたら旅館のチェックイン時間が近づいたのでそのまま旅館に。部屋に案内されて早々、藤い屋のもみじ饅頭(標準)がウエルカムティーに合わせて出てきました。こちらは、当然小分けされたパックのものです。器が、同じく宮島の名物になっているしゃもじにのせられているのも面白いです。
そこに添えられていた紙にはもみじ饅頭誕生の経緯、それに岩惣の女将が関わっていたというお話が書かれていました。明治40年当時は、茶菓子としては羊羹くらいしかなかったところに、紅葉谷の紅葉と当時ハイカラだったカステラの生地を使って出来上がったのが、このもみじ饅頭ということです。
ここは選択の有無なく、こしあんでした。
紅葉堂(もみじどう)
揚げもみじ饅頭の発祥のお店ということです。2日目のお昼頃、世界遺産航路に乗船して宮島を去る前にいただきました。
揚げもみじ饅頭ということ自体がすでに変わり種ということもあり、ここでは、私(嫁)がチーズ、私(旦那)が瀬戸内レモンをオーダー、といっても券売機で買ってお店の人に渡すという効率的な仕組みが導入されていました。
オーダーを受けてから揚げるので多少待ちます。オーダーするとこうした番号札が渡され、出来上がると番号で呼ばれますので取りに行きます。12時過ぎという時間帯でしたが、大体5分くらいで受け取れました。
衣がついているので、かろうじて輪郭が分かりますが、もう紅葉ではないかもしれません。でも、外側がカリカリ、中が熱々、ふわふわで味としてはこれはこれでありですね。
まとめ
今回の1泊2日の宮島滞在では、結果的に3箇所のもみじ饅頭を4回食べることができました。他の食事もある中でなかなか健闘した方かと思います。普通の常温のしっとりしたもみじ饅頭もいいですが、宮島で食べるならやはりここでしか食べられない出来立てがやはりいいですね。
宮島口のおきな堂で買うとフェリーに乗ってる間フライング気味に味わえます。藤い屋は、回転の速いイートインスペースがありますので休憩ポイントとしても有効かと思います。お茶とセットで200円ですのでコスト的にもなかなか有意義です。紅葉堂ではここ発祥という揚げもみじ饅頭をお試してみるといいかと思います。
そして、普通のは広島駅などでも買えますし、お土産として買って家で楽しみましょう。
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