JR山陽新幹線 さくら549号 (広島 → 新下関) 乗車記

2020.10 秋の安芸の宮島 山陽の旅
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私たちは山陽新幹線に乗ったことはほとんどないですが、一方で多くの車両は東海道新幹線と直通運転をしているので、のぞみ、ひかり、こだまというタイプは分かります。が、この区間には私たちの知らない、さくら、みずほというタイプも運行されており今回調べてみました。

さくら・みずほ

どうやらこれらは九州新幹線の車両ということで、車両自体は特に真新しさはないのですが、座席のコンフィグが1箇所決定的に違うことがわかりました。それは、普通指定席が、東海道山陽新幹線の車両では3−2の横5席ですが、九州新幹線車両では2−2で横4席、シート幅が広く、また2人組の旅行者にとってはベストな設計であるということです(普通自由席は3−2ですので注意、グリーン車はともに2−2です)。運賃は同じですのでこのJR九州の運行車両で普通指定席が選択できればお得な感じかします。

また、山陽新幹線の区間の中で広島は中核の都市でありすべてのタイプが止まりますが、これから向かおうとしている新下関は多くの列車がスキップしてしまいます。こだまで向かうと大体1時間20分の所要時間になりますが、そんな中午前中のいくつかのさくらが停車し、それであれば40分で到着することが分かり、所要時間においてもさくらが最適ということが分かりました。

ということで、10時55分発のさくらで向かうことにします。もちろん普通指定席で。当日いっぱいになることはないとは思いつつも念の為JR九州のWebサイトで予約していきました。

列車予約サービス

広島駅

広島駅までは前日に味をしめたシェアサイクルで向かいました。ホテルから大体20分くらい、街並みを眺めながら10:10くらいには到着です。広島は、空港は辺鄙な立地ですが、新幹線駅は都市部に近く便利ですね。駅ビルは絶賛工事中でした。

ekie 〜おみやげ街道〜

ちょっと早めに来たのは、予約したチケットを発券するということもありますが、もう一つの目的はココです。かなりのテナント数です。

うえの

この中には、一昨日、宮島口で買って食した「うえの」のあなごめし弁当や、

藤い屋

もちろん「藤い屋」もあります。もみじ饅頭などに加えて、

私(嫁)の狙いはあんこを使ったスイーツで1つ調達します。

むさし

そして1番の狙いは、ここで再び「むさし」のおむすびの調達です。前回は、「俵むすび」でしたので、今回は私(嫁)が1番好きという「山賊むすび」を。

春水堂

飲み物は、、、広島とは関係ないし、食べ物との組み合わせも微妙ですが、台湾の「春水堂」のタピオカミルクティーを。これは私(旦那)がお気に入りというだけです。

準備は整いました、いざ、駅構内に。

さくら549号

待合室で時間調整しホームへ向かうと「さくら」がいよいよ入線してきました。外見は東京でもよく見る車両 N700系?でカラーリングもほぼ同じ、面白みはありません。

シート

普通指定席を取りましたので内装が異なります。2−2のシート配列で、ヘッドレストのサイドサポートがあり、席中央の肘掛けなどが幅広で、2-3の東海道新幹線の車両よりも快適な環境です。

おそらく、旅客量が東海道新幹線に比べて少なく余裕があるんでしょうね。利用者にはメリットのある仕様です。

ブランチ

新下関に着くまでの40分でブランチです。早起きして朝からホテル周辺を散歩していましたのでお腹が減っています。さっそく広島駅で買ったむさしのおむすびと藤い屋のデザートをいただきます。

山賊むすび(500円)は、何が山賊かというとその大きさです。一見それほど大きくないように見えますが、普通のおむすびの2〜3個分のサイズがあります。中の具も3種類くらい入っています。やはり美味しいですね〜、何が違うのか???米自体なのか、塩加減なのか、炊き方なのか???

こういう単純なのに真似できないものはプロですね、そして、遠くにしかないとホントに困ります。

新下関駅

途中停車駅なし、40分の12時前に新下関に到着です。

新下関ではふぐのキャラクターがお出迎えです。今晩はフグ料理を予定しています、楽しみです。その前に、下関市街からちょっと離れた長府地区の観光に向かいます。

まとめ

広島駅の駅ビル(南側)は工事中で一瞬ヒヤリとしましたが、北側には広大な床面積のekieにたくさんのお土産もの店と飲食店があり、新幹線の中で食べるブランチをゲットできました。広島最後の食事は再びむさしのおむすびで!昨日は「俵むすび」でしたが今度は「山賊むすび」を楽しみました。うーん、美味しいです、東京にも進出して欲しい・・・

山陽新幹線には、九州新幹線の車両が乗り入れており、その車両の普通指定席は2−2の座席配置で山陽新幹線の車両よりも快適な環境です。また、一部のさくらは広島から新下関までノンストップ、40分で到着しました。座席の快適さと合わせて、さくらの普通指定席、本数が少ないですが時間を合わせられる方にはお勧めです。

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