何度か計画したものの今まで実現していなかった神戸の観光として、まずは北野地区の散策に。ホテルを12時前にチェックアウトして荷物を三宮駅のコインロッカーに預け身軽になります。神戸の観光スポットはそこそこ狭い範囲に集中していますので徒歩でぐるっと回ってみます。
北野坂
三宮から北野坂を上ります。ちょうどお昼の時間帯で、途中おしゃれなビストロ風のお店などの客引きなどもあり惹かれましたが、朝食を遅めだったこともあり一旦保留に・・・
坂を上り切るとだんだん情緒が出てきました。なかなか独特の雰囲気でいい感じです。
この辺から北野名物の異人館がポツポツ立地する地域に入ってきました。異人館は一つ一つそれなりの入場料が設定されていたりしますので厳選していく必要があります。有名なベンの家はとりあえず外から眺めただけで、、、
ラインの館
対面にあったラインの館は、、、無料!ということで見学させていただきます。
敷地も広めにとられており、日当たりもよく、立派ではありますが、、、まあ、人の家ですな・・・
私(嫁)は、特に人の家にはあまり興味がないと、、、ノイシュバンシュタイン城ですら外見だけでいいと言ってたくらいなので、さらっと見学させてもらいます。
オーストリアの家
そして、ラインの館の脇の坂を上って、、、オーストリアの家(&デンマークの家)に。こちらを訪れた目的は、家の見学ではなく、ここの中庭のカフェで食べられるというインペリアルトルテです。オーストリアには4回くらい行っていますが、インペリアルトルテはまだ食べていないのでちょうどいいと思ってやってきたのですが、、、
コロナの影響で飛行機が飛んでおらず入荷がないと ((+_+)) 食べられませんでした。。。
こちらの建物は鉄筋コンクリート造で、外見がシンプル&モダンなデザインで他の異人館とちょっと違った感じでした。
オーストリアのカフェにありつけませんでしたので、この後、うろこの家を掠めつつ、イタリア館でカフェで軽食をと向かいますが、こちらも飲み物の提供のみということでなかなか腰を下ろす場所が見つかりません。
異人館の廃墟
次の目的地、風見鶏の館に向かうルートの中で、取り壊されつつある名もなき館に出くわしました。
窓枠や装飾を見るとかなり立派ですが、これを再生するのは採算が合わないのでしょうか。。。ワンルームマンションにされてしまうようで、なんかもったいない気がしますね。
北野天満宮
風見鶏の館が見えてきました。が、まずはその手前の北野天満神社を訪れます。
鳥居を潜り、この急な階段を頑張って登ると・・・
こんな絶景が望めます。風見鶏の館の愛称にも繋がった風見鶏がよく見えるスポットとしてもベストかと思います。
風見鶏の館
異人館の中で1、2を争う人気の家です。これはさすがに見学しておくべきでしょうということで、入場料500円です。
応接間ですがかなりゴージャスですね。ラインさんの家に比べても出窓の造形なども凝っており立派な感じです。なにより床がカーペット敷なところが好みです。
隣接したラウンジエリアも、大きな暖炉を中心に、床面が2段分ずらされたカフェスペースなどもあり凝っています。ここも絨毯で、壁紙も暖色系で温かみがあっていいですね。
さらに奥のダイニングにも暖炉があります。昔はそんなに寒かったのでしょうか。天井に張り巡らされた梁や、ダークな木材を多用した重厚な雰囲気がこの建物を建てたオーナーの祖国ドイツっぽい印象を受けます。
私(嫁)は玄関脇にある書斎であるこの狭い空間になぜか惹かれたようです。
書斎用途ですが、場合によっては商談にも使われていたという事で、重要なスペースなはずなのに建物北側であまり光が入らず若干薄暗いポジションです。家族の中での力関係の影響でしょうか。
細かい彫刻が施された家具は中国っぽいですが、いろいろな国と貿易して各国の文化がミックスされた形式が当時の貿易港の特徴かと思います。
萌黄の館
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風見鶏の館の斜向かいには萌黄の館がありますが、モデルルーム見学(?)もだいぶ疲れたので外観のみとします・・・
それでは、これで北野地区の観光は終えて三宮方面に戻ることにします。
ハンサムな猫の脇を通って、、、
これも珍しいモスクの前を通って
再び麓の繁華街まで戻ってきました。
まとめ
北野の街並みは大通り沿いはかなり洗練されていた感じです。
そこから奥まった異人館が立ち並ぶ地域は、坂が思いのほか急でしたが、車があまり通らず散策にはもってこいの雰囲気でした。異人館自体は、いまいち見学の仕方が分かりませんので、街並み散策を中心に楽しみました。
内部見学は結局2つのみになったこと、途中で軽く軽食&休憩をしようと予定していましたがコロナの影響か入荷がなく実現出来ませんでしたのでだいぶ早く見て回れました。
ちょっと座って休みたいのと、お腹も減ってきていますので、遅めのランチというか早めのディナーというか、、、老舗洋食レストランに向かうことにします。
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