2021年末北陸プランニング : 雪の白川郷と美味いもの巡り

2021.12 雪の金沢・白川郷の旅
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2021年は夏に北九州にワーケーションに行きましたが、その後はコロナの第5波などもあり東京でおとなしくしていました。

2021.10の選挙で与党が圧勝、GoToトラベルの年明けからの再開が見えた時期もありましたが、より感染力の強いオミクロン株の登場により様子見になりつつあります。一旦年末にどこか軽く旅行に行っておこうかという方向になりました。

目的地は金沢(&名古屋)と…

ここ2年で考えると、近畿、中国、九州に訪れています。四国、沖縄は、GoToが再開したら行こうとプラン済みです。

また、計画時すでに1か月を切っておりめぼしいところは埋まりつつあります。細かくプランニングしている時間はない中で、今まで行ったことがないところに行きたい私(旦那)と、寒いところが嫌いな私(嫁)で一致した目的地は金沢!。金沢は寒くないのか?というのはありますが、美味しいものがあれば多少は条件が緩和されるようです。そして、金沢から私(嫁)のお気に入りである名古屋を経由して東京に戻るルートも理由の1つのようです。

金沢から名古屋へのルート

金沢から名古屋のルートは調べてみると、在来線特急のしらさぎが一番ポピュラーです。ただ、特急とは言え3時間半かかります。そして料金も7,660円ということでそれほど安くない。。。

ふと、高速バスを調べてみると4時間弱かかりますが料金としては4,500円とだいぶ下がります。さらに、せっかくならどこか経由地はないかと調べてみると、、、白川郷がありました。

白川郷経由とした場合には、金沢 → 白川郷が、所要時間1時間で料金2,000円。白川郷 → 名古屋が、所要時間2時間45分で料金3,500円です。金額は合計で5,500円とあがりますが、所要時間としてはほとんどロスはありません。公共交通機関では行きにくい白川郷をこの旅程に組み込んでしまえるというのは大きなメリットです。

冬の白川郷

白川郷は、合掌造りの集落群が多く残っていることが貴重であり「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産にも登録されています。その独特の景観で特にインバウンドの外国人に大人気ですがコロナ禍で入出国が容易ではないため、外国人観光客は必然的に少数、今がチャンスとも言えます。また、そうした合掌造りが必要となったのは、雪深い環境の中で、養蚕、硝煙生産のための家内工業の発展にあわせて、大型化、多層化が必要となった影響であり、冬に訪れるのが醍醐味と言えます。

寒さが嫌いな私(嫁)ではありますが、一方で世界遺産検定を取っているほどの世界遺産好きであり雪景色の中での「白川郷」を見ておくべきというのは、一つの有効な材料となりました。万全の体制にて白川郷経由とすることになりました。

とはいえ、訪れる予定の12月末の段階では、雪景色となっていることは例年少なくここは運次第のところがありました。

ホテル

金沢

ホテルは金沢駅前と金沢イチの繁華街香林坊の2カ所に多く集まっています。観光地は、兼六園、金沢城公園、金沢21世紀美術館、ひがし茶屋街、にし茶屋街、長町武家屋敷、食事どころが集まる片町などありますが、その多くに徒歩でアクセスできる香林坊が便利です。その香林坊では「金沢東急ホテル」が東急スクエアという複合商業施設に立地、地下で大和百貨店ともつながっており、万が一の暴風雪といった悪天候の際でもなんとか生きていけそうです。値段も10,000円強/室からと比較的お手頃で、高層ホテルですので、そうした天気の際にも窓から観察でき飽きることはなさそうです。

金沢は当初は1泊の予定で計画を立て始めましたが、いろいろ見てると食べたいものも多く、宿泊代が高くないのであれば2泊しようということになりました。

名古屋

日本が誇る3大都市圏ですのでホテルは星の数ほどあります。

今まで名古屋では出歩くので、立地&コスパ重視で栄の東京第一ホテル錦を一番利用してきました。ですが、2021年は今までセルリアンタワー東急博多エクセルホテル東急、そして上記金沢東急ホテルにも泊まるということで、勝手に東急ホテルズイヤーとし、名古屋でも「名古屋東急ホテル」を選択しました。

一応栄立地ですが中心部から離れる方に徒歩7分くらいということでちょっと不便ですが、素泊まりとほとんど同じ値段で朝食付きプランが出ていたのは好条件となりました。

移動手段

金沢は東京から直線距離としては近いですが陸路では何気に時間がかかります。北陸新幹線で一番早い便でも2時間半かかります。そして料金が結構高いんですよね。。。それがネックとなり、今まで他の候補との比較で劣後していた部分になります。では飛行機ではどうかと小松空港便を探すと若干安い値段でJALのクラスJの便が取れることが分かりました。

ということで、往路は、羽田 → 小松便で行くことにしました。小松空港からホテルへのアクセスに関しても、空港アクセスバスがホテルのある香林坊までダイレクトで行けて便利です。

金沢から名古屋は、先述の通り、高速バスで、金沢 → 白川郷、白川郷 → 名古屋になります。

名古屋から東京は新幹線が頻繁に出ており年末の時期になりますがなんとかなるでしょう。

グルメ

私たちの興味の対象はやはりグルメになります。いろいろと調べてみました。

金沢

魚介類

それなりに幅広くご当地のものを楽しんでいるつもりですが、冬の北陸、金沢ということで、やはり中心は魚介系です。旬のものはいずれもおいしいので、魚種にこだわらず海産物を楽しみたいところです。あえてご当地を意識すると以下のような魚種になるかと思います。ただ、魚介は結構重いので連続して食べ続けるとすぐ食傷気味になるのが悩ましいところです。


  • 11月下旬からは蟹、お手頃な香箱蟹はすでに漁の時期は終えています。一方でずわい蟹はどこもお値段が高く1杯10,000円と値段に見合った価値が見出せない私たちです。お手軽な回転寿司などでなんとか味わえるといいですが。。。ちょっと優先度は落とし気味で行くことにします。
  • のど黒
    こちらも大変人気でお値段も高騰している魚です。全く食べたことがないかは微妙ですが、あまり印象にはあまり残っていない感じです。白身のトロと呼ばれている脂が乗っているということですが、蟹よりは手頃ですので折り込むことを検討します。
  • 白エビ、ガスエビ
    ともに足が早いため、なかなか市場にも、特に北陸から離れた地域まで出回ることがないエビということです。こちらも出会すかどうか、どこかで味わえればというところです。

加賀料理

金沢といえば加賀百万石のイメージに繋がる派手目な料理です。特にご当地の治部煮(じぶに)はスープ好きの私(旦那)が好きで、東京でも食べていますが、一度現地の本場の味を味わってみたいところです。実際には、小麦粉でとろみがつけられた煮物でスープではないですけどね。

白川郷

飛騨牛の朴葉焼き、イワナの甘露煮などの田舎料理を提供するお店が結構あるようです。こちらもご当地で楽しみたいところです。そのためには金沢で詰め込みすぎず余裕を持たせておく必要もあります。

名古屋

名古屋に関してはもう何度も行っていますので、その時食べたいものということになります。味噌カツやひつまぶしといったものは東京でも比較的食べられますので、現地でしか食べられないもので、以下のようなものになるかと思います。今回は1泊のみで、到着日も白川郷がメインで遅い時間帯の到着となりますので、食事の機会は限定的ですが、限られた中で楽しみたいです。

赤福

赤福のあんこ餅は関西全般で結構入手できますが、名古屋にはイートインが何箇所かあります。そこでは、あんこを使った限定メニューがあり夏は赤福のかき氷、冬はぜんざいが楽しめます。今回は冬ですのでぜんざいで、優先度はかなり高めのようです。

麺類(味噌煮込みうどん、台湾ラーメン)

冬の寒い時期ですので味噌煮込みうどんは美味しく食べられる時期でしょう。そして、台湾にもない名古屋ご当地飯という台湾ラーメンにも興味がありますが、この辺は気分次第で選択することにします。

日程

GoToトラベルの時の旅行と同じ3泊4日の旅程となりましたが、今回は金沢連泊ですのでそれほど忙しさはないかと思います。天候不良が予想されますが、そうした場合には無理しないよう小康状態の時があれば楽しむくらいのつもりで行きたいと思います。

(スクロール --->)
現地時間 スケジュール 宿泊
1   7:25
  8:30

羽田発JL191(1h05)
小松空港着

<金沢観光>
(食事予定:夜 寿司懐石)
金沢
金沢東急ホテル
2   <金沢観光>
(食事予定:夜 加賀料理)
金沢
金沢東急ホテル
3 11:10
12:25



15:30
18:16
金沢 美農バス(1h15)
白川郷着

<白川郷観光(3時間)>
(食事予定:昼 飛騨牛朴葉焼き)

白川郷発 岐阜バス13802便 (2h46)
名古屋着
(食事予定:夜 麺類)
名古屋
名古屋東急ホテル
4

午後
午後
<名古屋観光>
(食事予定:昼 ひつまぶし?)

名古屋発 新幹線(2h)
東京着

まとめ

比較的おとなしくしていた2021年ですが、年末になりGoToトラベルの再開目処が怪しくなった段階で、年末に旅行することにしました。とはいえ、旅行まで1ヶ月を切っておりめぼしいところはどこもいっぱいです。比較的大きめの都市であれば空きはあるということで、今まで候補には上がるものの他との比較で負けていた「金沢」にしました。

金沢との組み合わせは名古屋と、経路で白川郷があり、天気次第のところがありますが、雪景色も楽しめそうということでチャレンジすることにしました。

いつものごとくグルメも充実、結果的に盛りだくさんの計画になりました。

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