川端ぜんざいは2018年1月の福岡・長崎グルメ旅の際にリストには入っていたものの実食からもれていたメニューになります。
その時にあげたのは、以下で川端ぜんざい以外は一通り網羅していました。
☆☆☆ 水炊き
☆☆☆ 梅が枝餅
☆☆☆ 博多の石畳
☆☆ 博多明太子
☆ 博多ラーメン
☆ 川端ぜんざい
2年半越しのチェックリスト制覇になりました。
川端ぜんざい
今回ブランチの吉塚うなぎ屋からは徒歩5分程度、食後のデザートとして訪れました。川端通には、7月のこの時期、飾り山笠が2本(広場含めると3本)展示されており、それらの見学と合わせて好都合です。川端ぜんざいは、金土日祝だけの営業ということですのでご注意ください。
川端ぜんざいとは?
かつて博多には「日本一、甘いぜんざい」を食べさせるお店がありました。大正初期、福岡市博多区上川端で創業した「川端ぜんざい」で、川原家の丁重な仕事ぶりから生み出される強い甘味が評判となり、博多の庶民に親しまれ、博多川端の名物と呼ばれるほどの人気を博していましたが、昭和六十年を最後に看板を下ろす事となります。
その後、川端ぜんざいを懐かしむ声が高まり、地元商店街が主体となってアイデアを出し合い、開店営業することになりました。
ということで、相当甘いということです。ウィーンのザッハートルテなども相当甘めでしたが、日本代表はどうでしょうか・・・
券売機
オーダーは食券機で購入する感じです。キャッシュオンリーですね。お目当てのぜんざい1つと、夏の暑い時期ですので氷ぜんざい(かき氷)を1つオーダーです。それぞれ500円ですので合わせて1,000円、小銭が増えないという点ではキャッシュオンリーのデメリットはありません。
インテリア
食券をカウンターに出して番号札を受け取り、番号が呼ばれるまでしばし待ちます。お餅はオーダーしてから焼き始めるのでちょっと時間がかかります。
本来はかなり混雑するはずですが、コロナだからか、11:30という中途半端な時間だからかガラガラでした。カウンターの並びにはセルフサービスのお茶が、通路を挟んで反対側にはテーブルが並んでいます。
屋根が非常に高いですが、これは、、、
飾り山笠
山笠を展示しているためです。
「八番山笠 上川端通」(の令和元年版)が展示されていました。おそらく常設で、山笠の時期ではない時でも飾り山笠が見られるかと思います。後光がバロックちっくですね。川側のシャッターが壊れていて、背後が工事ネットになっており、見返り側がみられないのが残念です。
メニュー
ぜんざい
お餅は焼き立てでふわふわ、暑い中ですので冷たいお茶と合わせていただきます。確かに甘めではありますが、そんなに無茶苦茶ではなく、日本一甘いのかどうかは確証は得られない感じです。まあ日本一でなくても、普通に美味しければいいです。
氷ぜんざい
暑い時期には最適です。大空間で空調は効いてたのかどうか分からないくらいで室温が相当高かったんでしょう、すごい勢いで溶けていきます。熱いぜんざいは後回しでこちらを急いで食べることに。抹茶シロップの氷の下にはぜんざいに使われている小豆がありますので、途中からは混ぜて食べるといいです。
まとめ
川端ぜんざいは、3年前に福岡に訪れた際に候補としてあげていましたが結局行く機会がありませんでした。今回は近くの吉塚うなぎの近くでもあるので、食後のデザートとして訪れました。訪れたのは7月頭でたまたま山笠の時期、通りにある2本に加えて、ここでも飾り山笠を見ることができラッキーでした。
川端ぜんざいは、もともとこの地にあったぜんざい屋を起点としているようですが、残念ながらそのお店は閉店、商店会が後日再開したのが今のお店ということです。そういった経緯から、この場所自体は川端ぜんざい広場ということで、お店というよりは商店会の広場の位置付けで、周辺のパンフレットなどもあるのでそうした情報収集として立ち寄ってもいいかもです。
当時の川端ぜんざいは日本一甘いという触れ込みだったようですが、意外と常識の範囲内です。暑い時期は、その小豆を使ったかき氷もありますので合わせてどうぞ。
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