たかせで瓦そばを満喫した後は、船溜まりをぐるっと反対側からまわってホテルに帰ります。ワーケーションのお昼の時間は、食事を取るとそれほど観光できる時間は残りませんが、門司港レトロはこじんまりとしたエリアにスポットが集中していますので多少見て回れます。今回は、大連友好記念館と旧門司税関を見てみました。
北九州市大連友好記念館
ちょうどカラスが煙突のまわりで屯しており、悪者のアジトっぽい不穏な空気を醸し出していました。
こちらは歴史的建造物の複製で、建築物としても特に何かに使われていたわけではなく大連と友好都市を結んだ記念に現地の建物と同じデザインの建物を建築したようです。なかなか複雑な構造の建物で複製も大変そうです。
そして1階には、中華レストランがテナントとして入っています。そしてかなりカジュアルでそこそこリーズナブルなお値段でした。今回は利用する機会がありませんでしたでしたが、もし次回があるようであれば行ってみたいところです。
2階はカフェとコワーキングスペースになっています。門司港にはあまりノマドワーカーがいないようであまり有効活用されていないようでした。
奥のスペースは、こうした何か記念撮影できるスペースもありました。
別の部屋には、友好都市である大連を説明するパネルなど展示されていました。高層ビルが林立するかなりの大都会のようです。大連は、日本からのオフショア開発やBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)などが盛んで、日本とも交流が多い都市の1つです。
北九州市旧門司税関
大連友好記念館の向かいには旧門司税関があります。今回は外観の写真は撮っていませんでした。門司港レトロ地区を訪れるのも3度目ともなると取りこぼしが、、、こちらは2018年1月に訪れた時の写真ですが、こんな感じのレトロ建築です。もともと九州の入り口であり、船便での輸入の拠点にもなっていたのでしょう。イギリス式のレンガの積み方が特徴的な建築です。
こちらはオリジナルとしては1912年に建てられた税関として2代目の復元になります。窓もスクエアでかっこいいですね。当時はさぞ先進的な建物だったでしょう。
2度目の入館ですが、カスタム君は健在でした。
これは今回撮った写真です。屋根は真新しく再建築のようです。その下のレンガは当時のままっぽいです。今現在はこうした大空間での展示スペースとなっています。
Fruit Factory Mooon
今回入館した理由はここ、この税関施設の一区画で人気のカフェが営業しています。歴史的建造物となりますとなかなか民間、特に飲食店などのお店で利用しているケースはあまり見かけませんが、こちら面白い試みかと思います。
Mooonは「もーん」と読むようです。そして、入り口の前にフルーツが並べられている通りイカドという福岡県久留米市の青果を取り扱う企業が展開するパーラーということで、新鮮なフルーツを使ったスイーツが売りです。
インテリア
店内は真っ白でおしゃれな感じです。よく見ると壁は復元のレンガに対してダイレクトに色を塗っているようでかなり大胆です。わざわざ復元したのにいいんですかね・・・平日ということもありお客さんは疎らでした。
メニュー
何を注文したか、値段も覚えていませんが、上の写真の券売機で交流する感じです。一部フルーツはその場でカットして作ってくれました。さすが果物屋さんがやっているだけあってそれぞれ美味しくいただけました。
窓からは滞在しているプレミアホテルが正面に見えました。
この建物の船だまり側の部分は、多少窪んだスペースがありこのお店のテラス席になっていました。この日は雨が降ったり止んだりのあいにくの天気でしたので、ベンチは濡れちゃっていましたが晴れた時は気持ちよさそうです。コロナ対策としてもよさそうです。
まとめ
門司港レトロはこじんまりとしたエリアに観光スポットが集中していますのでランチのついでに多少見て回れます。今回は、大連友好記念館と旧門司税関を見てみました。
大連友好記念館は、大連にあるロシア時代の歴史的建造物の複製ということでこれ自体にはあまり深いバックグラウンドはありません。ただ、デザインとしては特徴的でかっこいいです。以前は図書館に使われていたようですが、今現在は1階は中華料理のレストラン、2階はカフェ&コワーキングスペースになっています。我々もリモートワークで滞在していますが、電話会議が入る可能性があるので、こうしたオープンスペースのみのコワーキングスペースだとちょっと対応できません。
旧門司税関は3年前にも入館していますが、今回はそこに入居しているフルーツパーラーに行ってみました。さすが青果店を営む会社の運営ということでフルーツの品質はなかなか満足いくものでした。
ここからホテルへのルートは跳ね橋「ブルーウイングもじ」↓ を通るのが早いですが、13:00から跳ねますので時間オーバーにはお気をつけください。
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