思いの外見どころが多く、雰囲気もよく散歩に最適でした。
大原美術館
大原美術館は、日本最古の私立美術館で、規模は大きくありませんが、西洋美術、古代エジプト、中東・中国と幅広く収集されているようです。エルグレコを見たかったのですが、お昼をゆっくり食べていたら閉館になっちゃいました。15:00終了はあまりにも早くない???と、周りからも声が聞こえました。ご注意ください。
全景は夜になってからしか撮っていませんでしたが、こんな重厚な建物です。蔵にも見えるし、エンタシスの柱も見えるし、、、建物も和洋折衷で個性的です。
倉敷川
そんな美観地区の中心には倉敷川が通っています。護岸はかなりきれいに整備され美しいです。12月でしたが、まだ紅葉も残っておりカラフルでした。
亀遊亭の脇には白鳥がいました。餌箱もあるので飼われているようでした。
倉敷川の両岸は、柵のない通りになっており、その脇には和風、洋風の建物が並んでいます。いずれも歴史があるようで全体として雰囲気が最高です。
柵がないのは、もともと、この地が、媚中の国の物資の集散地としての役割だったことに由来するようです。周囲は、それら物資の取引、蔵などで発展したのでしょう。
夜になるとまたライトアップが綺麗です。ただ、一気にお店が閉まり、人がいなくなります。もうちょっと遅くまで営業しててもいい気がしますけどね。美観地区の観光は日暮までです。
街並み
倉敷川と阿智神社の間も伝統的な建物が保存されています。これらは元からあったのか、再整備なのかは不明ですがこんな、ナマコ壁が集まった地域や、
通りに面し、焼杉の装飾が美しい建物が並ぶエリアなどがあります。
夜になるとライトアップがまた美しいです。絵になります。
倉敷アイビースクエア
もともとは、代官所跡地で、倉敷紡績(クラボウ)の工場でした。今現在は、一部の建物はそのままに、倉敷紡績の博物館的な倉紡記念館、ホテル、ショップ、レストラン、イベント会場などの複合施設になっています。
大きなメタセコイアの木もあります。隣接建物の壁面の蔦植物と合わせて、ちょうど紅葉していてきれいでした。アイビーは蔦のことでシンボルになっています。
くらしき桃子
散策の休憩はこちらで。倉敷川沿いの蔵を改装した建物です。窓辺のカウンター席からは川辺を望めます。
岡山はフルーツ王国ということで、フルーツパフェの紅茶セットとラテで休憩です。冬ですのでフルーツは季節ではありませんがかなり上質でした。
阿智神社
鶴形山と呼ばれる丘の上にあります。もともと岡山平野は海だったようで、この鶴形山周辺は交通の要衝で、海上交通の守護神である宗像三女神を祀っていたようです。宗像は2021年に訪れており、繋がりがまた嬉しいです。
丘の上なので階段を登るのが大変ですが、上からは歴史地区を含む平野を見渡せます。また、神事で使うであろう能舞台があり立派でした。
まとめ
倉敷川沿いのみならず、阿智神社、アイビースクエアを含む地区全体でショップや飲食店、宿泊施設などが分散しており気ままな散策にもってこいです。ランチをゆっくりしていたら大原美術館がクローズということで、当初予定よりも散策時間は多めに取れていたはずですが、雰囲気抜群、見どころ満載で夜まで滞在していました。
本当は晩御飯も、、、と思いましたが、結構夜はクローズが多く断念しましたが、大原美術館リベンジとともに再び訪れたいと思える地域でした。
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