そこそこ雨が降っていましたが珍しく予定変更せずに決行しました。結果的には雨も悪くないんじゃないか、、、というか逆にいい!と思いました。
九份への行き方
行って帰ってきましたが結局イマイチよく分かりませんでした。
台北市内からは、電車、バス、タクシーといろいろなアクセス方法があるようですが、私たちは、台北に戻った後そのまま新幹線で台南の向かいますので、繋がりが良いように台北駅から電車を使いました。
往路:台北 → 瑞芳(電車)& 瑞芳 → 九份(バス)
復路:九份 → 瑞芳(タクシー)& 瑞芳 → 台北(電車)
台北駅にて、朝コインロッカーに荷物を預けて、帰りはそれをピックアップして新幹線で台南に向かう計画です。
台北 → 瑞芳(電車)& 瑞芳 → 九份(バス)
行きは、自強号というなんか強そうな電車で実際にプラットフォームに来たのもこんないかつい感じの車両でした。この座席指定の仕方がよく分かりませんでした。で、指定席予約がなくても空いてる席には座っていいとのことで、雨だしそんな混んでないだろうとたかを括って乗車券のみで突撃です。
内装も結構古めかしいというか質実剛健な感じでした。
台北から先で乗ってくる人はいないだろうと思っていたら何気に混んでおり、ここの席にも予約者が来て(確か七堵車站からだったかな)、そこから先は10分もなかったので立ち乗りで行きました。予約した方がいいですね。所要時間的にはトータルでも30分程度ですのでバスで行くよりは早いかとも思います。
瑞芳駅でバスに乗り換えです。帰りも電車にする場合は、本数が1時間に3本位しかないので瑞芳駅であらかじめ時刻表を確認しておくといいかと思います。私たちはスマホで時刻表の写真を撮っておきます。
瑞芳からバスの乗り換え
バス乗り場はちょっと離れています、九份行きのバス乗り場は、駅を出て正面の通りを左手の方に進んだところにあります。面倒であればタクシーというのがお手軽かと思います。九份までのタクシーは固定料金TWD 180(650円)です。
バスはかなり混んでました。
かなり利用者も多く座席も少ないのでまず座れないと思った方がいいです。また、山道で振り回されますのでそこそこハードな乗り心地です。そう言った意味でも座っていけるタクシーの価値は高いかと思います。バスで立っていく場合は吊り革や柱をしっかり握りましょう。私たちはコーナーでおばちゃんから思い切りタックルを食らいました。
15分くらいで到着です。
バス停からちょっと登ったところにあるセブンイレブンの右側が九份老街の入り口です。
2人以上であればタクシーの方が時間もかからずおすすめです。
九份 → 瑞芳(タクシー)& 瑞芳 → 台北(電車)
ついでに帰りのトランスポーテーションを簡単に。
観光を満足したお昼過ぎ、電車の時間にバスのタイミングが合わなかったので帰りはタクシーでささっと。固定金額でお手軽でした、TWD 180(650円)です。そこから乗った電車は往路とは違い普通列車でベンチシートタイプでした。こちらは座席指定とかないですし乗り方の難易度は低いです。混んでおらず楽々座れました。所要時間は自強号よりは時間がかかった気がしますがそれでも40分程度かと思います。
九份老街
観光に戻ります。到着は朝の10時過ぎ、雨もそこそこ本格的に降っているということで週末にも関わらず結構すいていました。この状況は混雑が苦手な私たちにとってはかえって良かったのかもしれません。
街がこれだけ空いている状況なのに対して、瑞芳→九份のバスがあの混みようとすると、通常時のバスの混雑さは相当ヘビーなことが予想されます。その辺を考えると時間がかかったとしても台北の町中からバスでダイレクトで九份老街入り口に乗り付けるというのもありなのかもしれませんね。
細い通りの両側にお店が並んでいます。結局何かを買うということはなくフラフラしただけでした。お店街を抜けるとこんな見晴らし位の良い場所に出ます。これはこれで幻想的ではありますが、天気がいい日は一層気持ちいいでしょうね。
阿柑姨芋圓(アーガンイーユーイェン)
老街のメインストリートからいくらか登った場所にあるローカルスイーツのお店です。
このお店の芋圓(芋を薄めのシロップにつけた素朴な感じのスイーツ)が人気ということで試してみます。買う場所はこんな感じでカウンターとは思えない雰囲気です、通り過ぎてしまわないようご注意ください。
購入後、上の写真の怪しい通路を奥に進むと・・・こんな空間に出ます。天気が良ければ絶景のはずです、その場合は、混雑もすごいと思うのでどちらがいいかは判断が難しいところです。
あったかい芋圓(芋だんご)をいただきます。若干肌寒い日でしたのでこの湯気だけでも美味しそうです。
中はこんな感じで芋だんごや小豆などが入っています。ムニムニの食感とシロップのほのかな甘さでなかなか美味しいです。
芋圓(芋だんご) TWD 50(180円)
阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)
団子屋前の階段をずっと降りていくと、九份と言えばここという有名なスポットにやってきました。九份はこの提灯が点灯している夕方が人気ということですが、この日は天気が悪く薄暗かったからか昼間でも提灯が点灯されていました。昼間でもなんとなくその雰囲気が感じられたのは雨天のおかげとも言えます。
当初は対面のお店に入る予定でしたがメニューを見てみるもののイマイチ惹かれず入るのをやめました、この眺めはなかなかなんいいんですが。
で、阿妹茶樓に入ってみます。
階段を上がったところで、メニューを見ているとランチセットが非常にリーズナブルで、美味しいかどうかは分からないけど、このよく写真に出てくるこの建物で食事できるということに価値を感じて入店しました。
そんなに洗練されているわけではないですがコスパ的には非常に満足いくものでした。満腹になった後は再び老街散策に戻ってさらに階段を下ります。提灯がいっぱいかかったスポットに到着です。こちらも点灯されており昼間にも関わらずなかなか雰囲気がありました。
九份、満足しました。
まとめ
普段は悪天候ですと面倒くさがって予定変更しがちなのですが、今回は不思議とそんな気も起きず、雨の中はじめての九份に行ってきました。結果的に、雨天のせいで混雑もそれほどではなく、薄暗かったこともあり提灯も点灯していて雰囲気がよく、かえってよかったと思えました。
雨の日は水が光を反射しますので近景は綺麗に見えることが多いです。折角の台湾旅行で、九份訪問予定の日が悪天候だったとしてもこうしたメリットが期待できますのでそれはそれでラッキーと捉えて楽しんでみるといいかもです。
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