深セングルメ 望月楼で上海蟹 第三弾!!!

2019.11 香港・深セン上海蟹の旅
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中国のガイドブックでも深センの情報は数ページしかない中、まだ出来立て(と思われる)海上世界(Sea World)の情報など載っていません。最終日はここで昼食とすることとしていましたが、行き当たりばったりで決めざるを得ない状態でした。店の雰囲気とそれなりの品質とのバランスが取れた店が好みなのですが、そう言ったお店はそうそう簡単には見つからないのです。

そんな中で、ここは、入口もしっかりしており、外にメニューも出ており、今回のテーマである上海蟹も取り扱いがあるということで、難しいクライテリアをクリアです。外にでていた上海蟹の宣伝には、CNY 68と出ていましたがこれは2.5両(95g)の小さいサイズということで、CNY 118の3.0両(115g)のにしました。

望月楼

海上世界の敷地の中で、人工湖に面した立地です。グーグルマップのピンはあまり正確ではないので場内地図でご確認ください。

インテリア

テラス席にしたのでこんな感じですね。海上世界のシンボルである船と人工湖沿いのテラスでなかなかいい眺めです。12月1日ですが亜熱帯ですので全然寒くなく快適です。

メニュー

文思豆腐羹

この白い筋状のものは、一見かき玉の卵白のように見えますが、実は超絶技巧で細く切られた豆腐です。以前マカオのミシュラン3つ星レストランThe 8のコースで遭遇したことがありましたが、その時のに比べて細かさは負けていません。干貝柱の出汁も効いてて味も美味しいです。

清蒸大閘蟹(3.0両)

本日のお相手がこちらです。体重115g前後のオスです。

3回目ともなるとだいぶ慣れてきます。上海蟹=大閘蟹=チュウゴクモクズガニということで、モクズって何よ?この爪の回りにびっしりと生えている絨毛とのことです。最初は泥か何かがついているのか、もしくは草でも付けてるのかと思っていましたが生体ということです。

このお店ではビニールの手袋が配られました。手袋を付けたり外したりしたくないので今回は全て一気に解体してからまとめて食べることにします。まずは甲羅を開けて、肺と心臓を取って、、、この味噌の中に、、、

胴体部分の身をこそぎ落とします。
簡単に1行で書いていますが、ここまで行うの10分かかっています。

で、その後、蟹足を10本剥いて、、、これも10分かかってます。

全部を混ぜて、生姜入りの酢醤油につけていただきまーす、うま〜い。食べるのは瞬間です。

揚州炒飯

いろいろ入った五目炒飯ということです。

これはまあ普通かなー、見た目からしてもそんなに洗練されてないですね。量はかなりの分量です。スープ&上海蟹&この炒飯で十分お腹いっぱいです。

文思豆腐羹 CNY 48 x2
清蒸大閘蟹(3.0両) CNY 118 x2
揚州炒飯 CNY 88
プーアル茶(小ポット) CNY 58
紙巾 CNY 3
トータルCNY 481にサービスチャージ 10%で、CNY529(8,500円)

まあ、ランチとして安い値段ではないですが、雰囲気の良いテラスで、そこそこのサイズの上海蟹を食べて1人あたり4,000円強というのであればまあまあ納得できるお値段でしょう。

まとめ

事前の下調べのない中、なかなか雰囲気のいいレストランで、今回のテーマである上海蟹を食べられて満足です。3回目ともなると解体もそこそこ順調、身も味噌も十分食べられる量を確保できます。サイズ感も分かってきて3.0だとまあ足まで何とか、それ以下だと足は無理、、という感覚です。3回食べて振り返ってみると、やはり1回目の香港 滬江大飯店は、一人当たり8,400円とそこそこ高いお値段ですが、値段に見合った品質であることがよく分かります。

ただ、上海蟹はやはりどうしても時間がかかりがちです。ここでも1.5時間では収まらず、蛇口のフェリーターミナルにはタクシーで向かいます。

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