ヨーロッパ方面など西向き移動した直後は、大体時差ボケの関係で朝早く目が覚めます。今回も例に漏れずゆっくり寝ようと思っても待ちきれず朝食を1番乗りで食べて周辺の散歩に向かいます。
カザン駅
今回は曇りで時折小雨も降る暗〜い、肌寒い感じでした、これが求めていたモスクワです、テンションアップです!
そして旧共産圏は駅名の付け方も西側と大きく違います。
ということでこのカザン駅からはカザンに向かう電車が発着します。分かりやす〜い、と思いませんか?
カザンは前回のワールドカップ2018ロシア大会で日本代表の拠点となった都市として聞き覚えのある方も多いかもしれません。中には、ここから電車に乗って応援に行った人もいるかもしれません。そしてこのモスクワから東向きの線路はカザンを経由して、バイカル湖脇のイルクーツクなどを経由し、最終的にウラジオストックまで約9,300km伸びています。そうこれが世界最長のシベリア鉄道です。カザン駅はそのモスクワ側終着駅になります、いつかは陸路でここに降り立ちたいものです。
角を曲がって今使われている出入り口がある側の景色です、雰囲気いいです。平日の朝ということで周りは出勤と思われる方々が足早に往来していました。
駅の中に入ってみます、同じ共産圏の中国などでもそうですが、入場に際してセキュリティチェックがあります、高速鉄道などより厳しいとチケットのチェックまでありますが、ここではそこまではありません、ので入れました。
中のコンコースです。エルミタージュ美術館を思わせるパステルカラーの内装でメルヘンチックな感じです。左右に並んでいるキオスク(売店)はそれに比べガラス張りでモダンです、最近できたのでしょうか・・・
そんな中に私たちの大好物クローシュカ・カルトーシュカのお店もありました。じゃがいも(蒸かし芋)のファーストフードのお店です。素朴ですがロシアのじゃがいもは本当に美味しい、機会があれば是非試していただければ。後日ここでお買い上げすることになります。
プラットフォームの並ぶところにきました。ロシア有数の大きな駅ですのでプラットフォームはかなりの数があります。シベリア横断鉄道の終着駅、、、ロマンがあります。
別の場所には軽食のフードコートが。こちらもドーム型の高い天井が雰囲気いいです。写真を見ていて気づきましたがこちらにも別のジャガイモ屋さんがありますね(右端のお店)、ミスターカルトーシュカと書いてあります。真ん中は木に隠れていますが、ピッツェリア(ピザ屋)のようです。
周辺に滞在してお食事にお困りの際はこちらを活用ください。
レニングラード駅(コインロッカーあり)
駅名のルールは同じですので、この駅からはレニングラード(現サンクトペテルブルグ)行きの電車が往来しています。実際、私たちは2014年にサンクトペテルブルクからモスクワに来ましたが、サンクトペテルブルグの「モスクワ駅」から乗ってここ「レニングラード駅」に到着しました。カザン駅に比べて駅舎の派手さがないので写真が残ってないのですが・・・
ただこの駅にはもう一つ重要な機能があります。それは地下に荷物預りとコインロッカーがあるという点です。ロシア語オンリーですが、1個190ルーブルっぽいです、あと、12:00-13:00は休憩っぽいです。荷物預かりが必要な際はこちらを活用ください。
また、構内にはいくつか自販機があるのですが、来る時のアエロエクスプレスの中で広告が出ていて探していたスメタナ味のLay’sをここで見つけることができました。45ルーブル、お買い上げです。
スーパーマーケット
到着初日には、カムサモーリスカヤ駅(地下鉄の駅名)からホテルと反対側に行ったところにあるスーパーマーケット(ミニマーケット)に行ってみました。24時間営業ですし、決済にカードも使えますのでヒルトンに宿泊される方などこの辺を拠点とする方?には便利かと思います。ミニと言っているようにそんなに広くはなかったです。
まとめ
今後もモスクワではこのあたりを拠点としようと周辺の開拓に勤しみました。
交通の要衝ということで、旅行者に便利な施設が揃っています。まだまだ個人旅行の難易度が高いロシアですが、2020年夏スケジュールからは、JAL、ANAも羽田からモスクワ便を飛ばすこと(になっていた)ですし、日本からの訪ロ客も増えるのではないかと思っています。VISAもいずれは緩和されるのではと思っています。
今回の開拓では、ミニマーケットと駅構内の使えそうな飲食店が見つけられましたので、ヒルトンに滞在される方の周辺情報として参考にしていただければと思います。
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