イルジャルディーノはホテルニューグランドのイタリアンレストランで、2021年9月の横浜旅では行けませんでしたが、その後別の機会に行ってきました。
なかなか人気のレストランですので平日でも予約しておくのがスムーズです。
インテリア
テラス
このレストランはなんといってもこの中庭に面した立地が最高です(2021年9月旅行時の撮影)。
そのイメージがあるので予約時にテラス席を希望しておきました。残念ながら、訪問日は植栽のメンテナンス直後で虫が多いということで店内にも席をキープしてくれていました。一度はテラス席に陣取ったものの、思った以上に結構な虫の襲撃を受けインサイドの席に移動させてもらいました。
店内
インサイドの内装もなかなか上質でした。椅子は置かれているもののコロナを考えて全員テラスに向いて横に並ぶ感じでした。床は細かいタイル敷、テーブル、椅子などの家具もダーク系の目の細かい広葉樹の材質で上質です。
そして、テラスに面して大きめの開口もあり店内からの眺めも最高です。イタリアの雰囲気が感じられます。
メニュー
今回はお試しということで、4皿のプリフィックスランチを予約していきました。
プリフィックスランチ
前菜
まずは前菜から「イル・ジャルディーノ風」。花ズッキーニのフリット&モッツァレラの揚げパン的なものです。35度のローマで、夏バテ気味の状態で食べたフリットを思い出します。フリットはイタリアの思い出の味になっています。
花ズッキーニの内側には、リコッタ、モッツァレラ、パルミジャーノ系チーズが組み合わされており、花自体は薄味な感じですがチーズの風味が濃厚でした。トマトとマスタードのソース、ピクルスなどと一緒にさわやかにいただけます。イタリアではお残しを余儀なくされましたが今回は残さずいただけました。
パン
続いてパンが登場です。グリッシーニ、バケット、クミンパンとボリュームタップリです。イタリアンですのでバターではなくオリーブオイルにつけて食べる感じです。クミンパンははじめて遭遇しましたが、スパイスの香りと若干の塩味で美味しくいただけました。
パスタ
プリフィックスでパスタはいくつかのメニューからの選択になります。オプションの中にはプラスでフィー必要となるものもありますが自ずと加算なしのものからの選択となりました。
冷製ジェノベーゼ
私(嫁)は冷製ジェノベーゼを。コロナでなければジェノバでジェノベーゼを食べていたはずでしたが、横浜でさわやかなジェノベーゼに出会えました。バジルの香りがさわやか、冷製ということでお皿もガラスで涼しげ、暑いときには最適です。
アラビアータ
私(旦那)は辛めのアラビアータに。こちらもトマトの酸味と唐辛子の辛さで食欲増進、暑いときに最適です。なかなかのボリュームでしたがペロリでした。
メイン
メインは魚料理、肉料理のどちらかを選びます。それぞれ1つづつ頼みました。
肉料理
肉料理はこの日は那須高原ポークということでした。調理としては茹でているのかな?硬めになりがちなポークですがかなり柔らかく、白インゲン豆もほくほくで上品です。
付け合わせの野菜は素揚げで、パプリカは程よい塩味で、いいアクセントになっています。ヤングコーンも焼き目がつけられており香ばしくプリプリ食感でこちらも季節感が感じられました。
魚料理
私(嫁)は魚料理を。白身魚のソテーでスズキだったかな???トマトとクレソンのソースと一緒にいただきます。付け合わせは肉料理とほぼ同じ野菜中心でヘルシーです。
デザート
最後はデザート、カスタードとスポンジケーキを重ねたズッパ・イングレーゼというもので、このレストランの得意料理の1つということです。この日の素材は、マンゴーとパッションフルーツということでした。甘酸っぱくミントの葉でスッキリです。
クレマの効いた苦目なコーヒーと一緒に、美味しくいただけました。
プリフィックスランチ:4,320円 × 2
まとめ
4皿のプリフィックスランチとしてはそこそこのお値段ですが、1品1品価格に見合った品質でした。今現在は、物価上昇に合わせて5,200円に値上げされてしまったようです。これはまあしかたないですかね。
ニューグランドホテルのレストランということで、テラス&店内ともに雰囲気は最高、特にオープンテラスがにんきですが、店内のインテリアもタイルなど上質でどちらもおすすめです。
食事もイタリアンらしいフリットやチーズをふんだんに使った料理、もっちりパスタなどイタリアを感じられます。4品ではありますがそれぞれ大きめのポーション、パンもバスケットで提供されますのでボリュームも十分です。優雅なランチとなりました。
横浜は、イタリアンのレストランがかなり多いですが、その中でもオススメできる1店です。
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