横浜のクラシックホテル ホテルニューグランド

ホテルガイド
スポンサーリンク

まずは、ホテルに荷物を預け身軽になります。

横浜でのホテル探しはいろいろと悩ましいです。みなとみらいで扇型のフォルムが特徴的なグランドインターコンチネンタル、ランドマークタワーの上層階にあるロイヤルパークホテルを筆頭に魅力的なホテルが多いですが、横浜開港当初の租界地に立地し、日本有数のクラシックホテルの1つであるニューグランドホテルにしました。

立地

交通アクセスとしては元町・中華街駅から徒歩2分に加え、JR石川町からも15分と、身軽であれば歩ける距離です。周辺の観光地としては、山下公園はホテルが目の前、中華街徒歩2分、元町は5分程度といずれも申し分ないアクセスです。やはりこの立地が魅力です。

ニューグランドホテル

今回は、海外気分を味わうということで、、、

このホテルの立地する地域(山下町の海岸沿い)は、ペリーが来て開港した際の外国人居留地になります。その後、関東大震災や第二次世界大戦でも横浜大空襲などで破壊され、当時の建物はほとんど残っていませんが、所々に跡地が点在しています。ホテル自体は1927年開業ということで、クラシックホテルとしては新しめですが、戦後のGHQの宿舎になるなど戦後復興の中では一定の役割を果たしています。

本館

大階段

山下公園通りに面した元正面入り口を入ったところにあります。エレベーターの扉は新しい印象ですが、天井のモールディング、周りの装飾がまた立派です。

本館2Fラウンジ

そして、階段を上がったところは、重厚なラウンジが広がっています。イベントや結婚式の写真撮りなどで見学できない場合もありますが、私たちが訪れた時は制限はありませんでした。

そして窓側にはソファーが並んでいます。周囲の喧騒と異なり非常にリラックスできる空間です。

タワー館

ロビー

今現在、ホテルのフロントはタワー館にあります。外観は高層建築で面白みはありませんが中は立派です。フロントには超巨大なシャンデリアと、その下には同じく円形のテーブルと生花が置かれています。

部屋 : ベイビューコーナーダブル

今回はタワー館の中で、大桟橋方面もベイブリッジも両方見たいということでコーナールームにしました。狙い通りの絶景でした。

レストラン・カフェ

ザ・カフェ

ニューグランドには複数のレストラン、カフェがありますが、その中で一番人気があるのがザ・カフェです。戦後のGHQの接収により外国に接していた経緯の中から、このホテル由来と言われてる洋食がいくつかあり、それらはここで提供されています。せっかくですので、私たちもその料理を体験してきました。

ル・ノルマンディ

ホテルのメインダイニングでフレンチのレストランです。朝食付きプランの朝食はこちらで提供されており、朝から優雅な雰囲気でした。

ロビーラウンジ

ホテル内を行き来する中でロビーラウンジ前を通りましたがこちらも雰囲気が最高でした。中庭に面したオープンな空間でアフタヌーンティーなどが提供されていました。

イル・ジャルディーノ

こちらも中庭に面したイタリアンレストランです。滞在した当時はコロナで閉鎖中でしたが、別の機会に訪れたので別途記事にします。皿数の割にお値段は立派ですが見合った品質でした。

パティオ

本館はロの字形の建物でその内側は中庭になっています。ロビーラウンジ、イル・ジャルディーノが面しています。夜にはイルミネーションが綺麗ということですが確認し忘れました。

中央には噴水があり4方にベンチが配置されています。訪れた当時は暑そうでしたが季節が良ければ気持ちよさそうです。

まとめ

横浜には魅力的なホテルが多いですが、海外旅行気分を味わうということ&クラシックホテルということでホテルニューグランドに滞在しました。山下公園の目の前、中華街も徒歩2分、元町や港の見える丘公園、大桟橋、赤レンガ倉庫なども十分徒歩圏で観光拠点としてかなり優秀です。

ホテルは本館と新館に分かれておりクラシック要素が残るのは本館です。であれば滞在も本館か、、、とも思いましたが、本館のレストランは利用予定もあったので部屋自体はタワー館にしました。はやり、高層からの大桟橋方面、ベイブリッジなど眺めがいいですので。

レストランは、ザ・カフェでホテル発祥の洋食(諸説あり)とノルマンディで朝食を。非常に優雅な時間が過ごせました。

今回は海外気分を目的としましたが、至近の中華街における中国の食文化と、戦後の洋食文化という異国情緒を味わえました。また、部屋から見えたクルーズ船、氷川丸なども海外とのつながりが感じられました。なかなかよい滞在だったと思います。

にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ 国内旅行ランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました