アルマトゥイ滞在は22時間、今回はちょっと偵察する程度です。バトゥミからの到着が深夜1:30、ホテル到着は3:00位です。ホテル滞在時間は9時間程度ということで、価格優先としつつも、旧ソ連時代の雰囲気+眺めを期待してこのカザフスタンホテルを選択しました。価格は朝食込みで8,500円です。深夜着なので朝食は食べられない可能性もありますが、それでもかなり安いです。
格安でしたので、レイトチェックアウトのお願いは有償でも難しい感じでした。しょうがないです。
立地
観光スポットは、天山山脈&街中を望めるKok Tobeのロープウエイは隣接、ロシア正教系のゼンコフ教会、繁華街まで1km強と徒歩ベースでの街中散策には結構便利な立地といえます。最寄り地下鉄駅はAbayで850m程度ありますが全体としては便利でしょう。
ロビー
エントランスは、2階層吹き抜けで大きなシャンデリアもあり、時代は感じますが、建設された当時の国名を冠するホテルの威厳が感じられます。それが格安で泊まれるのは、共産圏所以です。
部屋:スタンダードルーム
建物の外観はジグザグで拘っており、それにより部屋も真四角ではありません。スタンダードルームですが、部屋自体は20m2程度で広くはありません。内装は、よくいえばクラシック、悪くいえば古臭いデザインで共産圏当時の雰囲気が感じられます。ソファーやテーブルは造作で頑張った感はあります。テレビもブラウン管です。
水回りもクラシックな感じです。シャワーブースのみでバスタブはありません。トイレも当然ウォシュレットなしです。
眺め
深夜3時でも正面のCaspian University(カスピ大学)はライトアップされていました。部屋は14階でしたが、翌朝になると天山山脈の麓の庭園都市と呼ばれる緑の街並みがよく見渡せました。
そして、左にターンした南方にはまだちょこっと雪が残っている天山山脈が見えました。その手前にはとんがり屋根のミラー張りの高層ビル群があり、アルマトゥイの特徴といえるかと思います。
朝食
深夜3時到着、寝たのは4時位でしたので、10:30というかなり遅めに朝食会場に向かいました。
会場
朝食会場は、建物の2階全体がビュッフェ形式のダイニングになっていました。多くのテーブルが吹き抜けに面しており開放感があります。
テラスもあり、写真で見るとかなり快適に見えますね。実際にはもうかなり気温は上がっており暑いです。みなさん外好きですね・・・
メニュー
環境は立派ですが、ラインナップはあんまりいけているとはいえない感じです。もしかしたら終わりがけに行ったので良さげなものはすでに売れてしまっていた可能性はなきにしもあらずです。
ロシア系っぽいのは、ブリヌイ、グレーチカなどはありました。ひよこ豆のスープは、トルコ〜エジプトにかけての中東ラインの料理もありました。パンもシミットっぽいのがありました。
まとめ
アルマトゥイ滞在は、深夜1:35から同日の23:00まで。ホテル滞在も10時間程度ということでリーズナブルな旧ソ連時代のシンボル的なホテルに滞在しました。
国名を冠するホテルということで、建物は立派、デザインも凝ってます。ロビーもゴージャスです。一方で部屋の方はスタンダードルームということもあり20m2ないくらいで狭め、内装は時代を感じます。
朝食会場は広く、ロビーの吹き抜けに面して開放感があります。食事内容は種類は多いですが、品質はそんなに高くはありません。それも共産時代の体験とも言えるかと思います。
非常にリーズナブルな金額で、かつての旧ソ連時代のノスタルジーが感じられました。コスパ&体験として十分満足です。
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