Victoria Falls Hotelを選んだ理由の1つが、ちゃんとしてそうなダイニングがあることでした。アフリカンなゲームミート料理もいいのですが、この後のチョベ2泊がAll Inclusiveで3食ともブッフェになり計6食そうした料理が続きそうですのでここではそれとは違ったディナーを楽しもうと計画していました。せっかくイギリス統治時代の歴史あるホテルですし。。。
アフリカの田舎で本格的なTasting Menu
テイスティングメニュー(デギュスタシオンメニュー)があるとの情報をTripadvisorかどこかの口コミで見かけましたが、ホテルのWebサイトでは情報が見つけられず、結局メールで問い合わせて取り寄せました ↓ 。2016年時点ですので今はどうなってるか分かりませんがご参考に、、、
7皿コースで45ドル、ワインペアリングする場合は+35ドル、ということでLHW加盟の5スターホテルとしてはなかなかリーズナブルな設定かと思います。私たちはほとんど飲めませんのでワインペアリングはなしで。
Livingstone Room
中央は板張りのホールになっており、ホールを挟む形でカーペット敷のスペースにテーブルが配置されています。天井が高く、窓格子はコロニアルな感じですが、壁に動物のはく製が飾られているのがアフリカっぽいです。各テーブルにはキャンドルが置かれ、全体的に暖かみのある雰囲気でした。
また、ディナーの時間帯はピアノの生演奏があります。うーんいい感じ。
写真奥のテーブルではツアーグループと思われる大集団が楽しんでいました。やっぱりこうした辺鄙なところは外国の方でもツアーで来るんですね・・・
メニュー
アミューズブーシュ : クロコダイルのパテ
いきなりゲームミートといえるクロコダイル来ました!私(旦那)は初めて、私(嫁)はオーストラリア時代に経験あり。始めて食べた感想はまあチキンですな・・・
ブレッド&バター
スライスしたパンに一つづつスライスしたバターをのせて提供されます。バターは3種類から選択します。パンは見た目通りでパサパサ気味です、そこそこ洗練されている南アフリカでも同じ傾向ですのでこれはしょうがないところですかね。文化の違いかもしれません。
前菜 : ダチョウのカルパッチョ&タルタル
これもゲームミートといえばゲームミートですね。脂肪分が少なく肉の味が濃い感じで普通においしかったです。味付けが塩コショウ、オリーブオイルと非常にシンプルなのでそう感じたのかもしれません。
メイン1 : ホタテと豚バラ肉のコンフィ
事前に受け取ったメニューと違いホタテと豚バラ肉のコンフィでした。味はちょっと記憶があいまいですが、ネガティブな印象はありません。内陸のジンバブエでホタテは貴重でしょうね。
口直し : トマトエッセンスのスープ
写真を撮り忘れましたがトマトエッセンスのスープがでました。グラスに淡いイエローで透き通った透明の液体でしたが、味はトマトという変わった一品でした。
メイン2 : ビーフフィレ
アフリカのコース料理は肉続きでした。内陸の国ですからどうしてもそうなりますかね。これもおいしく頂きました。ボリューム満点です。
チーズセレクション
カートからチョイスします。もうお腹いっぱいですので味見程度にカマンベールとブルーチーズを。
デザート
私(嫁)は5ドル追加料金でクレープシュゼットに。目の前で作ってくれます。
私(旦那)は標準のデザート、アイスクリームをホワイトチョコで覆ったようなのでした。
おいしく頂きました。コーヒーにはプチフールとして、クッキーとチョコレートもちゃんと付いてきました。なかなかしっかりしています。
まとめ
味だけの勝負でしたら、当然いい素材が手に入り、市場ニーズが高く競争の激しい大都市にあるレストランに敵うはずはありませんが、そんなことはレストラン側も、訪れる側も承知です。
イボイノシシが横ぎり、バブーンが人間より多いような辺鄙な環境の中で、これだけ優雅なサービス、料理を楽しむことができるのは非常に価値が高いです。料金も45ドルとリーズナブル、アフリカらしい素材は使いつつも、ダイナミックなアフリカンフードとはちょっと違った料理、雰囲気で大変満足できました !(^^)!
この後、外に出るとすごい寒い!でも見上げるとアフリカの夜は満天の星空でした。星空とビクトリアの滝と橋、これも今日が最後、明日はいよいよアフリカンサファリ、チョベ国立公園に向かいます。
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