ミュンヘン観光 〜ミュンヘン旧市街 マリエン広場・レジデンツ他〜

2015.08 中欧4カ国陸路1400km+の旅
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ミュンヘンは、2泊しましたが多くの時間をフュッセン遠征に使ってしまいましたので、夜の部3時間と、昼の部4時間の7時間程度しか観光の時間が取れませんでしたが、見所は旧市街に集中しており、時間の割にはいろいろ見られました。

フェルトヘルンハレ

昼の部、9時オープンのレジデンツに合わせてその前に立ち寄りました。

有名な将軍の廟ということです。アーチ型のファサードなのでガイドブックなどの写真で一見するとせいぜい2階建てくらいにしか見えませんが、実物はかなり巨大です。思ってたサイズの倍ありました、多分高さは20mくらいあるのではないでしょうか。

とはいえ廟なので、銅像が設置されているくらいであまり見るべきところはありません。ミュンヘン・レジデンツに行く際についでに立ち寄る感じでいいかと思います。

レジデンツ

そして昼の部メインのミュンヘン・レジデンツです。

バイエルン王家ヴィッテルスバッハ家の元宮殿です。ヴィッテルスバッハ家は1180年にオットー1世がバイエルン公となって以来ドイツ南部を中心に、スウェーデン王やギリシャ王なども輩出しているようです。末裔には、フュッセン観光で見てきたルートヴィヒ2世や、ハプスブルグ家に嫁ぎオーストリア皇后となったエリザベートなども含まれています。

このレジデンツは、1385年に建築され20世紀前半まで王宮として使われていたとのことです。ルートヴィヒ2世もここに滞在したこともあったでしょう。

ノイシュバンシュタイン城は外見は立派ですが、内装は若干ハリボテ感がありました。こちらのレジデンスは逆に外見はそれほどでもありませんが、中は超立派でなかなか見どころがありました。

例えばこちら、骨董の間。壁と天井が緩やかに繋がるアーチ型の空間で、フレスコ画がパステル系で色合いに統一感があります。壁際には石像が並べられています。ゴージャス感とは違うなにか独特な空間です。

そしてタペストリーの間(勝手に命名)。天井もゴージャスです。

絵画の間(勝手に命名)。こんな絵画が隙間なく展示されているような部屋もあります。額縁も天井も金の装飾が派手派手です。しかもしばらく続きます。

こちらは、歴代君主の肖像画が並んでいるギャラリーです。

ルートビッヒ2世もいるはずなのですがなかなか見つからず、、、学芸員の方がたまたまいましたので、どれなのか聞いて見ました。

おー、いました。窓の上部分を探すと見つけやすいかと思います。

他にも教会やら巨大ホールなど一つ一つ見ていたらキリがないほどの広さですので、ほどほどにどうぞ・・・

やりは悪魔っぽい感じです。聖母教会に現れたやつと同じでしょうか???

ノイシュバンシュタイン城のハリボテ感とは逆にかなり見どころの多いホンモノでした。大満足です。今度またゆっくり訪れたい感じです。

マリエン広場

マリエン広場はミュンヘン旧市街の中心です。ここには、フュッセンから戻ったあとディナーを食べに行く「夜の部」と「昼の部」朝食後の2度訪れました。広場に面してのっぽの塔を持つ建物は新市庁舎です。新とついていますが完成したのは1909年ということですでに100年の歴史があります。ヨーロッパの建築物は石造りで地震もないのでよく持ちますね。

塔の中央には仕掛け時計があり、「昼の部」で訪れた際は、タイミングがバッチリで動いているのが見られました。11時、12時、17時、21時に10分くらい動きます。仕掛け自体は、自国の戦士がハプスブルク家の戦士を順番にやっつけるというあまり平和ではない内容です。

ヴィクトアーリエンマルクト

マリエン広場の南東にある広場です。オープンエアのフードコートみたいになっており時間帯によってはビアガーデンのようになっています。昼前の時間帯ではほぼ満席でした。

聖母教会

ゴシックの直線デザインの教会です。天井が高すぎて全体が入りません。

教会を建設した建築家Jorg von Halsbachは、悪魔と「教会の中から窓が見えないように建築することを条件に、教会の建物の完成に協力する」という約束を交わしました。教会が完成して、悪魔に見せると、窓が無いように見えるにも関わらず、教会内は明るい光に溢れていたため、悪魔は、怒りのため地団駄を踏み、その足音を残したと伝えられている。

とのことです。確かに明るいですね。

そしてこれが、その悪魔の足跡らしい・・・
悪魔は靴履いていたのか???

聖ミヒャエル教会

旧市街のメインストリートであるノイハウザー通り沿いにあります。特に予定していたわけではないですがせっかくなのでちらっと入ってみます。こちらはアーチ型の天井と装飾が美しい感じです。あとで調べてみるとこのアーチはバチカンのサン・ピエトロ大聖堂の次に大きいということです。

まとめ

ミュンヘンは2泊でしたが、1日はフッセンに遠征してしまいましたのでミュンヘン自体にあまり時間は割けませんでした。ミュンヘン旧市街は比較的狭い範囲に色々見どころが詰まっていたので、夕方3時間、朝方4時間の観光時間の中でかなり見て回ることができました。

レジデンツは、外観はそれほどですが中はかなり見応えがあります。今回はダッシュで回りましたが、それでも1時間はかかりました。周辺には大規模な教会も複数あり、あまり事前に勉強できていませんでしたが、聖母教会、聖ミヒャエル教会ともにキャッチーなポイントがあり楽しめました。

ミュンヘン旧市街は、時間がある方もない方もそれぞれに楽しめる街かと思います。今度は、ピコナテークなどと合わせてもう一度訪れたいところです。

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