ワルシャワからクラクフ、ブルノ、ウィーン(&ブラチスラバ)と移動してきた中東欧斜め縦断のルートも本日が最終日、本日15時の便でモスクワに移動します。12時にトランスファーを予約しているので、最終日は、朝食を食べつつ、ウィーンのスイーツ買い出しに行くことにします。
いつもヨーロッパアウトをウィーンにしがちなのは、それら調達物を無事に持って帰るためでもあります (^ ^)/
Café Central(カフェツェントラル)
滞在しているザッハーから、アウグスティーナ教会を覗いたり、白馬の調教施設を外から覗いたり、だらだらと散歩しながらカフェツェントラルにやってきました。本日はここで朝食とします。例のごとく外のテラスは結構な混雑です、そんなに広くもないし雰囲気がいいわけではないのですが・・・中に入ると、、、一瞬おじさんにびっくりしました。
カウンターの中には朝からケーキ類が並んでいます。
インテリア
もともとはフェルステル宮殿と呼ばれていた建物で、今から140年以上前の1876年にはすでにカフェとしてオープンしていたとのことです。
ということで内装は大空間でゴージャスです。以前は有名な作家や文化人が訪れていたということですが、そういわれると、対面のおじさんも文化人に見えてきます。
メニュー
ライトな朝食セットを2つオーダー。ドリンクは選べます。私(嫁)はメランジェを、私(旦那)はアメリカ―ノを頼みました。ここでも胃を傷めないようコーヒーと一緒に水が提供されます。ウィーンはその点は優しいですね、財布には優しくないですが。
そしてお皿に乗った朝食セットが運ばれてきました。
カイザーロールと超巨大なクロワッサン、ソフトボイルドエッグ、ジャム&バターです。EUR 8.9(1,170円)ということで、絶対的にはなかなかのお値段ですが、ウィーンのカフェ朝食の中ではまだ安い方です。
9時に到着して10時過ぎまでゆっくりと朝食を楽しめました。
ザッハトルテ調達
腹ごしらえの後は買い出しです。
ザッハトルテの2大勢力としては、ホテルザッハーと、DEMEL(デーメル)で、一時期商標を巡って裁判にもなっていますが、結局それぞれ「オリジナルザッハトルテ」と「デーメルのザッハトルテ」として販売権を保持しています。
DEMEL(デーメル)
まずは王宮ミヒャエル門前まで戻りDEMELから。DEMELは日本の高島屋にも店舗があるので、わざわざ行く必要はないのですが、雰囲気のある店内や本店ならではのケーキなど楽しみがあり、日本に比べると安いので色々試すのにも丁度よく、やはり行きたくなります。
店内は決して広いとは言えませんが雰囲気があって所狭しと可愛いパッケージが並んでいます。何度か来ていますが奥のイートインは未経験です。
定番のスミレの砂糖漬けは、シシィこと美貌に気をつけていたことで有名なエリザベートが好んで食べたそうです。以前は、お試しで下のサイズを買ったのですが、私(旦那)が気に入ったので、今回は上の2種類入っている大きめの瓶をお買い上げ。
後は、いつもの定番をパパッと買って数分で店を出ます。
今回の戦利品です。スミレの花の砂糖漬けは好みが分かれるのでお土産にしにくいですが、チョコレートと数かけらがセットになったボックスがあったので即購入。チョコレートだけではつまらないと思った方にはこちらがオススメです。
Sacher Gr. 1 (デーメルのザッハトルテ) EUR 16.50
Katzenzungen Milch(猫の舌のチョコ) EUR 21.70
Caramel-Himbeerherze(キャラメル・ラズベリチョコ&スミレの砂糖漬け)EUR 5.60 × 3
Kandierte Veilchen(スミレの砂糖漬け 大) EUR 18.60
合計 EUR 73.60(9,500円)
いっぱい買っちゃいまいた。
SACHER(ザッハー)
ホテルまで戻ってきました。ザッハーの店舗は改装中で臨時の小屋がホテルの前に出来ていました。可愛いザッハーの包装紙柄の壁がザッハー好きにはたまりません。
DEMELで色々買ったのでここではザッハートルテとチョコのみ。
会計の時にサービスで金貨を二枚貰いました。手渡されたままに受け取りましたがどこで使えるのかは分かりません。
Torte Gr. Piccolo(オリジナルザッハートルテ 小) EUR 26.50 Torte Gr. Liliput(オリジナルザッハートルテ もっと小) EUR 15.90 Anna Sacher Kugel(金箔で包んだ丸いチョコ) EUR 2.90 × 2 合計 EUR 48.20(6,200円)- 金貨2枚
こちらは本命のみです。
まとめ
ザッハートルテは基本的にホテルザッハー派ですが、DEMELのザッハートルテもさっぱりして食べやすいので結局両方買うことになりがちです。
ホテルザッハーのザッハートルテは日本で買えないのと、DEMELのザッハートルテはこちらの方がお得だから、というのがその理由です。ちなみに、持ち帰りは機内持ち込みの手荷物をオススメします。以前、エティハドで預け入れの荷物に入れたところ、チョコレートは無残な姿になり、木箱に入ったザッハートルテも溶けて繊細な舌触りが台無しになってしまいました、アブダビで放置されていたのがその原因と思われてますが、経由地によっては取り扱いにご注意ください。
コメント