琴平から松山へ、公共交通で行こうとすると結構時間がかかります。四国には高速鉄道がないこと、また瀬戸内北部は愛媛側も海岸沿いで今治を通りぐるっと回るので路線距離も長めです。また、鉄道駅は、繁華街から離れていることもあり、多度津で乗り換えも合わせて、ポイントtoポイントの移動でお手軽さがあまりありません。
という点がネックになり、高速バスを利用することにしました。琴平からの最寄りは善通寺ですが、松山側は繁華街の中心地大街道に行き、乗ってしまえば、乗り換えも不要で時間も2時間では早いです。善通寺はせっかくなので観光&讃岐うどんでいい機会になりました。
手配の仕方
発車オーライネットで予約しました。
松山一高松線坊ちゃんエクスプレス号、運行はJR四国バスです。高松駅から松山駅までのルートですが、途中何箇所かのバス停を経由します。琴平の場合は、高速善通寺が便利でした。松山到着後私たちは松山城に行く予定でしたので大街道で下車とします。
このサイトは意外とよくできていて、オンライン決済もできますし、座席指定できる点も途中から登場するゲストでも席を予め確保でき便利です。
トイレ付きのバスということで何かあっても安心です。
バス
バスは10分遅れで11:40に到着しました。時刻より早く出発することはないとは思っていますが、若干不安にはなりますね。
善通寺BS
座席指定までしていましたが、バスの中はガラガラでした。
善通寺の近くで買ったカタパンをここで実食です。超絶硬いので歯を折らないように口の中で徐々にふやかしながら食べるのが吉です。お味は、ハッカとほのかな甘さで素朴です。
眺め
象頭山もそうですが、勾配に変化があり、雰囲気のある山々です。
しばらくすると瀬戸内海沿いに出ます。四国中央市の製紙工場の煙突も見えました。大王製紙ですかね。3代目の御曹司が、カジノで会社の融資金100億円溶かして話題になった会社ですね。会社自体は地道に製紙を続けているようです。
1時間30分強で大街道に到着です。
大街道
バスターミナルがあるわけではなく、大街道のアーケード近くの通り沿いに停車します。バス自体は松山駅まで進みます。
周辺は、三越、大街道のアーケード、松山城のロープウェイ方面への商店街と観光地のど真ん中です。通りには路面電車もあり、移動するのにも便利です。高速BTで乗るところまでは面倒ですが、乗って終えば、鉄道よりもバスの方が楽かと思います。
この後は松山城に向かいます。
まとめ
琴平から松山への移動はお手軽とは言えません。鉄道の場合でも乗り換えが必要、到着駅から道後、町中までも距離があります。時間的にも結構かかります。
そんな中で目をつけたのが高速バスです。坊ちゃんエクスプレスは、香川市内から松山まで向かいますが、琴平隣接の善通寺市にバス停があります。乗ってしまえば松山の繁華街である大街道に一気に行けて便利です。
インターネットで予約可能、座席も指定でき高機能でした。自由席だと途中からの搭乗では席が離れ離れとかになりがちですが、そうした心配もありません。
非常に有意義な移動でした。
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