岡山観光 吉備津神社&吉備津彦神社

2022.12 瀬戸内巡り
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岡山駅で荷物を預けた後は、時は金なり、タクシーで直接吉備津彦神社にやってきました。背後にある山は雰囲気がありますね。日本は自然信仰が多いですが、そうした感覚は時代に関わらず現在にも通じるものがあります。

吉備津彦神社

時間が合わなかったためタクシーで来ましたが、岡山駅からは、吉備線で3駅、備前一宮駅からもすぐで交通の便はなかなかです。鳥居からの表参道両脇には松林で敷地は広そうです。

茶屋

そしてまずは腹ごしらえ、横浜の家を出てからここまで何も食べていません。ここの茶屋で「きび団子」を食べるべく楽しみにしてきました。。。

が、、、なんとおやすみ。事前に営業日は確認していましたが本日は臨時休業ということで。。。普段朝食は食べないのでその点では問題ないのですが、ご当地のきび団子が食べられず残念です。

桃太郎さんからガルボを1つもらって、頑張ることにします。

社殿

正面の拝殿も立派ですが、左右から見ると、その後ろに、いくつかの建物が繋がっています。

横から見ると、拝殿の奥に、祭文殿、渡殿、本殿が並び、1番奥の本殿は「流造」で、柱間の間口が3間ある三間社流造りで、前面が長く立派です。

おみくじ

おみくじは桃の形で、桃がなっているようでした。

桃太郎伝説

駐車場のかたすみに桃太郎さんがいました。足元には猿犬キジも。

大和朝廷の命により吉備の国を平定した大吉備津日子命と、吉備の国に製鉄文化をもたらした温羅命との戦いが、「桃太郎」の物語として今に伝承されています。

温羅(うら/おんら)は、岡山県南部の吉備地方に伝わる古代の鬼です。

鬼側は書かれていませんが、確かに鉄の棍棒を持っており、それは製鉄文化なんですね。近代産業の発展は製鉄が大きな役割を果たしており、一概に悪いわけではなさそうです。

先を急ぎます。

四国往来

山を回る感じで吉備津神社に向かいます。

この通りは、四国往来とも言われているようです。

四国往来とは、昔、四国との往来に使われた道である。参拝者は、旧山陽道から吉備津神社に参り、この道を通り吉備津彦神社に参拝し、庭瀬、妹尾を通り由伽山に詣でた。そして四国の金刀比羅宮に参拝していた。

https://kibinonakayama.com/中山散策/57-四国往来と紅葉並木/

旅行中に初めて知りましたが、今回の私たちのテーマの1つはこんぴら詣であり、一部でも当時の参拝ルートを体験できたことは有意義でした。交通はほとんどなく、天気も穏やか、気持ちいい散歩になりました。

道中、近くの線路をもともと乗りたかった電車の一本後の便が通りました。電車は2両編成で情緒がありますね。

と、前方に吉備津神社に到着しました。時間的には、ダラダラ歩いて20分ちょっとですね。2つの神社の間は十分歩ける距離です。

吉備津神社

電車で来る場合は、吉備津駅からで500m程度の距離です。地方の神社にしては交通の便はまずまずでしょうかね。

お食事処 桃太郎

まずは参拝の前に、、、空いている茶屋を発見!今度こそ、きび団子をもらいます。きなこがかかっていると見た目の違いは分かりにくいです。若干硬め、歯応え強めで、香りがあります。

きび団子をもらいます。このきな粉餅だと猿も犬もキジも手が汚れるし、キジなどは喉詰まりそうですね。

そしてもう一つは、きび団子?のぜんざいで。若干黄色がかってつるっとした食感です。吉備津彦神社前では絶望しましたが、なんとかきび団子を食べられて満足です。

時間はちょうどお昼前後でしたが、それほど混んでいませんでした。

階段・北随神門

北の参道からは、結構な階段が待ち構えています。提灯が並び、もし夜に点灯されるのであれば綺麗でしょうね。そこに被ってしまいますが、階段上の門が、北隋神門で、室町中期に再建されたものということです。重要文化財に指定されています。

その神門の中には、、、につかわしくないポスターが。。桃太郎電鉄(桃鉄)のコラボイベントが行われていたようです。確かに桃鉄では架空の「桃太郎ランド」が1番の高額物件で岡山でしたね。

すぐに拝殿につながります。

本殿・拝殿

本殿・拝殿は、中も確かに立派なのですが、特に特徴なのが外観です。

吾国唯一の様式にして 日本建築の傑作「吉備津造り」の勇壮な社殿

ということです。特に本殿側の屋根が立派です。そしてこの社殿は国宝に指定されています。

いちょう神木

本殿の近くには御神木があります。12月ですのですでに葉は落ちてしまっていますがこれは巨大です。

回廊

そして、吉備津神社の中で一番有名なのがこの回廊です。全長360m、自然の地形にあわせて一直線に建てられています。ちょっと横に外れたところから眺めると全体が眺められその長さがよく分かります。こちらは、国宝ではありませんが、県指定重要文化財に指定されています。

岩山宮ほか

回廊の両側には、ポツポツとお宮があります。この後、庭瀬までの四国往来、倉敷散策が控えているので、今回はスルーです。

三者宮(春日宮、大神宮、八幡宮)なども。

これにて、吉備津神社の参拝もおしまいです。

庭瀬駅に

この道が四国往来の続きなのかは定かではないですがこのまま庭瀬駅まで向かいます。それにしても天気が適度、風もなく暖かいです。晴れの国効果でしょうか。

途中こんな灯籠などもあり、当時の面影でしょうかね。

庭瀬駅に到着です。この工事のキャラクターも、、、桃鉄ですかね?岡山は絶賛桃鉄推しのようです。1時間程度のお散歩でした。

まとめ

岡山に到着して、まずは吉備津神社&吉備津彦神社に向かいました。

駅への到着が遅れたため、狙っていた電車には乗れず、便数は多くないのでタクシーで向かいました。

これらの神社は、桃太郎伝説にゆかりがあるということで、諸所にモチーフが見受けられました。2社を繋ぐ道は四国往来の一部であり、四国往来は、最終的にこんぴら詣に向かうルートということで今回の旅のテーマにもベストでした。

結果的にきび団子も食べられ岡山らしい観光になりました。

 

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