香川県の善通寺から高速バス「坊ちゃんエクスプレス」で大街道までやってきました。初めての松山に到着です。松山ではまずは松山城に訪れます。
松山城
松山城は、標高132mに立地し、麓からはそこそこの高低差があります。徒歩での登城では30分ほどかかり、他のアクセス方法としては、ロープウェイ/リフトがあります。
大街道からロープウエイ乗り場には、こうした歩道広めの商店街で向かいます。通り沿いには鯛茶漬けのお店やお土産屋などが並びぶらぶらするのも楽しい雰囲気です。
ロープウェイ
大街道の交差点からは300m位で、東雲口駅に到着です。往復で1人520円ですが、効果を考えるとやむを得ません。共通券ということでロープウエイ、リフトは同一料金でお好みで選べます。
季節的に往復ともにロープウェイにしました。ロープウェイの担当の方は、袴姿で坊ちゃんの時代です。
山頂駅を降りてからもいくらか上り坂を進みます。非常に高さのある石垣です。逆にまだまだこれだけ登る必要があるということですね。
頂上の広場
なんとか登ると本丸広場に到着です。山の上ですがかなり広い平坦な広場になっています。一部は紅葉した葉っぱが綺麗でした。
本丸まで距離があります。本丸(天守)は、三重三階地下一階の層塔型で、小天守や、他の櫓と連立した複雑な形状というのも特徴です。
また、3階屋根が入母屋破風、2階屋根が唐破風、1階屋根が千鳥破風と直線、曲線が組み合わされているのも特徴ということです。
天守
12現存天守の一つということで貴重です。木造で太い柱で組まれており素人目に見ても立派です。各階は急な階段でつながっており、岡山城のように今風の階段やエレベーターはないので登り降りは結構大変です。特に中高年は気をつけましょう。
最上階は明るいですが、窓ガラスなど当然なく、見学時間帯は全開なのでかなり寒いです。夏冬は大変そうです。
眺め
展望台からの眺めは絶景です。
南東向きの本丸広場方面です。右側中央の大きな建物は松山の中心地、伊予鉄の松山市駅になります。
東向きはこれから向かう道後温泉方面です。松山の市街地のかなり端っこに位置するのがわかります。滞在する大和屋別荘も視認できました。
北西方面です。瀬戸内海まで望めます。松山市は人口51万人で、四国で一番人口の多い都市になります。街の広さがよくわかります。
現存建造物
そして西向きです。この方向には、店主の連立建物である櫓、その先にも現存建造物が並びます。松山城には21棟の現存建造物があり、これは二条城につぐ日本で2番目の多さということです。
見どころの多い平山城でした。
まとめ
四国一の大都市松山市に到着して、松山城に向かいました。松山城は標高135mで麓からの標高差もそこそこあるのでロープウェイ・リフトが便利です。
現存12天守を含む21棟の現存建造物が残り、貴重な城跡です。天守は入城できますが、太い木材で組まれ重厚な作りです。
天守自体は3層ではありますが、山の頂上に立地することもあり眺めは絶景です。先の松山市の街並み、道後温泉方面もよく見えました。
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