岡山空港から空港アクセスバスで岡山駅までやってきました。周遊旅を好む私たち、荷物ハンドリングが旅の快適性を左右します。駅で荷物を処理して身軽になります。
国内旅3泊程度での荷物
国内旅行では、大物出費である交通費とのバランスで3泊程度の旅を計画することが多いです。それら旅行で荷物はボストンバッグ2つで組み立てます。今回の旅行も例に漏れずボストンバッグ大小2つです。
ボストン(小)
小さなボストンバッグは直近で使うものを中心に収納します。3、4kg程度で、観光時に携行してもたいして苦ではありません。
ボストン(大)
大きめのは、直近で使わないもの、旅が進むとお土産などが詰め込まれ、もうちょっと重めになりがちです。できるだけ携行せずに済むようなハンドリング戦略を取ります。
大きめのボストンバッグを母艦として、小さめのバッグをアタック用の携行バッグ用途として、途中で荷物を入れ替えつつ3泊の旅を実現します。
瀬戸内の旅での荷物ハンドリング戦略(岡山編)
荷物ハンドリングといっても、普通は滞在ホテルに先に持ってく、駅のコインロッカーに入れておき観光後にピックアップしてホテルに持ってくあたりですが、もうちょっと戦略的なハンドリングを行います。
岡山での滞在は1泊で、翌日昼前に岡山駅から琴平に電車で移動します。
小さなボストンバッグ:手ぶら観光サービス
小さなボストンバッグには岡山1泊の間に使うものを収納しており、岡山滞在のホテルに移動させる必要があります。この日は倉敷まで行って再び岡山駅に戻ってくるので、コインロッカーに預けといてもいいのですがそれよりも便利なサービスがあります。
それが、ねこのてステーションの手ぶら観光サービスです。2階コンコース中央にあります。
サービス内容
手ぶら観光サービスは(8:00〜)13:30までに荷物を預けると、その日の夕方17:00程度までに岡山市内・倉敷市内の指定宿泊施設に配送してくれます。価格も、サイズによりますが500円〜700円/個で、比較的リーズナブルです。決済自体は現金のみでした。
今回小さなボストンバッグはこちらにてホテルに配送してもらうことにします。
大きなボストン:岡山駅コインロッカーに
大きなボストンバッグも手ぶらサービスでホテルに送ってもいいですが、翌日は、ホテルから後楽園、岡山城を観光して岡山駅に戻ってくるのでその間邪魔になります。収納物は2日目以降に使うものだけにしておき、翌朝までコインロッカーに預けておく戦略を取ります。翌朝の岡山観光を終え、琴平行きの電車に乗る前にピックアップすることにすれば、その間も携行不要にできます。
コインロッカーは、構内、駅ビルに何箇所かありますが、さんすて1階のところにしました。
その理由は、キャッシュレス、キーレス(交通系ICカードが鍵になる)で使えるのが便利なためです。アクセス可能時間が施設営業時間(10:00〜22:00)となるので、朝早く、夜遅くの場合は注意が必要です。金額は400円/日です。
琴平以降の荷物ハンドリング
ついでに2泊目琴平以降の荷物ハンドリングについてもまとめておきます。
2泊目の琴平で滞在後は、3泊目に必要な荷物のみを小さなボストンバッグに、すでに着た衣類やお土産などは大きなボストンバッグに入れ替えます。そして、大きなボストンバッグはここでお役御免、国内で使える手段ですが宅配便で自宅に送ってしまいます。
宿泊施設であればどこでも荷物の配送サービスを行っています。
ボストンバッグ2つ戦略のメリット
という、3泊程度で荷物が多めになる中でどう機動力を確保できるかは、周遊トラベラーとして重要なポイントになります。
大きなスーツケース1つで行くとこの途中で使わなくなったものを送り返す、母艦+最終アタック荷物戦略が取れません。観光でごろごろするのは体力にも影響し、機動力を下げるので避けたいところです。母艦をスーツケースとし、スーツケース+ボストンバッグという手はありますが、配送する場合はスーツケースは値段が高くなりがちですので、その点は認識ください。
まとめ
岡山駅に着いた後は、観光に行く前に荷物を処理します。1つはねこのてステーションの手ぶら観光サービスでホテルに送ります。もう1つは岡山滞在で使うものは入れてないようにしておき、コインロッカーに預け入れ、翌日琴平に移動する前にピックアップします。多少コストはかかりますが、時間を無駄にせず、重い荷物から解放されます。
荷物を2つに分けているのは、こうした柔軟な対応や、旅行後半に使い終わった衣類などの荷物を自宅に送る作戦をとる際にも有効です。車なしで周遊旅をする場合、荷物ハンドリング戦略が旅の機動力に大きく影響します。
JALの遅延とこの荷物の処理で何気に時間がかかってしまい、当初予定の電車には間に合いませんでした。旅行中は時は金なり、タクシーで桃太郎ゆかりの神社に向かいます。
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