道後温泉は、日本国内でもひときわ古い3000年もの歴史を持つといわれる温泉ということです。なお古代からの神話や伝説などにも登場しているということです。
白鷺伝説
昔、足を痛めた白鷺が岩の間から流れ出る湯に浸していたところ、傷は癒えて、飛び立って行くのを見て、村人が手を浸すと温かく、温泉であり、効能を確認したという伝説がある。これが道後温泉の発見とされる。
すぐに傷が癒えることはないでしょうから真偽の程はどうなのか、、、というのはありますが、まあ歴史ある温泉を楽しみます。
公共浴場の道後温泉本館が建物としても貴重で有名ですが、まずは旅館でスタートです。
道後温泉 第1分湯場
道後温泉の源泉は18本あり、それが4つの湯場に集めれられ、ホテルや旅館、公共浴場に配分されています。大和屋別荘はその中の第1分湯場の供給を受けています。
- 源泉名:道後温泉 第1分湯場
- 泉温:42 – 51°C
- 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
- pH値:9.1
- 適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、 慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復
アルカリ性単純温泉はよくある泉質で由布院と同じです。ペーハーは9.1ということでアルカリ性は若干高めのようです。
脱衣所
脱衣所も表しは木が使われ、竹の透かしなども作られ話の雰囲気です。タオルはたっぷり置かれているので部屋から持って行く必要はありません。
洗面は2席ですが、速数も少ないですし、他のお客さんと一度も出くわさなかったくらいですのでこのくらいのスケールで大丈夫なのでしょう。ドライヤーはダイソンですかね、アメニティも一通り揃っています。
大浴場
19室の小規模旅館ですのでサイズはほどほどです。掛け流しと循環濾過を組み合わせている様ですが、浴槽からは若干の湯が流れでています。
洗い場はきれいに整備されています。シャワーは5席、椅子は均等に置かれています。桶は10個あるので1人2個使えます・・・シャンプー、リンス、ボディーソープ、石鹸も配備されていますので部屋から持って行く必要はありません。
サウナとかはないです。
露天風呂
窓ガラスの一部が開放されており、外には露天風呂があります。こちらもそれほど大きくないですが、4、5人は入れそうです。
冬の時期は出ている顔は寒いけど、体は暖かいという温泉の醍醐味を満喫できます。
湯上がり処
そして、大浴場の入り口前、廊下の部分には、こうした設備が・・・
こちら、セルフサービスのビールサーバー&アイスクリームになります。無料のサービスで、数量の限定などケチなことはいっていませんが、こうしたサービスは、サービス維持のためにも節度は守りましょう。
アイスクリームは、升に入れられておりおしゃれです。なお、部屋に持って帰ることもOKのようです。
まとめ
道後温泉は、神話や古事記などの歴史書にも出てくる歴史ある温泉の1つです。泉温が、40〜50度と熱すぎず、ぬるすぎず、生物の体温よりちょっと高めの適温にしやすい温度だったのが理由の1つかもしれません。
泉質はアルカリ性単純温泉で、湧出量もすごくある訳でもなく、集約分配されている点でも地味ではありますが歴史を感じましょう。
大和屋別荘の大浴場は、それほど大きくはありませんが、他の部分と同様にきれいに管理され露天風呂の雰囲気も最高です。そして湯上がり処には冷水だけでなく、ビールやアイスクリームのサービスもありお風呂以上の満足感が得られます。宿泊の際はお忘れなく
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