シャングリラの中でコスパ最強! シャングリラ台南 (Shangri-La’s Far Eastern Plaza Hotel, Tainan)

ホテルガイド
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それほど大きくない台南の駅前の裏側にドーンとそびえるこの円筒形がシャングリラファーイースタンホテル台南です。この便利な立地を生かすべく、高鉄台南駅から台南駅までも電車でやってきました。ファーイースタンは、遠東グループを意味しています。遠東グループは、繊維やPET樹脂を中心とした台湾を代表する化学会社ですが、多角経営で売上の40%は都市開発や投資業などが占めてるようです。ホテル運営もその一環ということなのでしょう。

立地

台南駅の東側駅に隣接する形です。繁華街は西側で、東側は若干駅裏の怪しい感じがありますが、鉄道でアクセスする際は便利です。遠東グループが経営するデパートと同じ建物ですので買い物は便利です。

シャングリラファーイースタンホテル台南

シャングリラブランドは香港にヘッドクオーターを置く結構洗練されたホテルチェーンです。先の遠東グループがオーナー、マネジメント契約でシャングリラに委託してる感じでしょうか。シャングリラは世界中に100軒強展開しており、特に東南アジアが強いですが、日本にも東京の有楽町にあります。そこは最低でも1泊7万円位はする最高級レベルです。で、シャングリラホテルの中で逆に一番安いと言われているのがここ台南のこのシャングリラファーイースタンホテル台南です。台南はそれほど大きくない都市ですので需給のバランスが崩れているんでしょうね。

私たちが滞在した時期も、一番安い部屋の一番安いレートは13,000円程度、ホライゾンクラブというラウンジアクセス付きのグレード、リファンダブルレートで19,000円程度、1ベッドルームスイートでも24,000円といった感じで確かに格安でした。で、今回グルメツアーをテーマにしていますので、ラウンジの食事サービスは結構邪魔になったりしますが、ホライゾンクラブには他になかなか魅力的なサービスがあります。

ホライゾンクラブ

提供されるサービスは以下です。

  • ホライゾンラウンジのレセプションでチェックインまたはチェックアウトの手続きが行えます,そして16時までのレイトチェックアウト(ご利用いただけない場合がございます)をお楽しみいただけます
  • モーニングコールの時間にコーヒー、紅茶、またはご希望されるホットドリンクをお部屋までお届けいたします
  • 朝食
  • イブニングカクテルとカナッペ(時間:17時30分~19時30分)
  • 終日ご利用いただけるドリンクサービス(営業時間:6時30分~23時30分)
  • Wi-Fi およびブロードバンドインターネット接続
  • 新聞・雑誌各種
  • スーツプレスと靴磨きサービス
  • ミーティングルームのご利用(1日につき2時間まで)(ご予約が必要です)

この中で今回魅力的だったのは、「16時までのレイトチェックアウト」です。帰りのフライトが、桃園空港から21時ですので、いろいろ逆算すると、台南を16時位に出ると全てがうまく繋がります。そこまで部屋を使えるのはなかなかいいです。立地も駅前ですし、荷物をピックアップするのも面倒ではありません。値段も大して違いませんので、ホライゾンクラブの部屋にすることにしました。

部屋:ホライゾンクラブ デラックスルーム

ワイドスパンでなかなか快適な部屋でした。

その他設備

ホントはレストランやカフェも何軒か入っており、それらも試したかったのですが1泊の滞在で機会がありませんでした。当然ジムやプールなども完備しているようです。

隣接ショッピングセンター

建物の低層部分は、「大遠百」というショッピングセンターになっており中でつながっています。これも遠東グループと思われる遠東百貨の展開ブランドのようです。

スーパー的なものは見当たらなかったと思いますが、上層階には春水堂が入っており、最近日本でブームになっているタピオカミルクティーもお手軽に手に入れられます。部屋で飲むためにテイクアウトにしましたが、そんなに混雑してないショッピングセンターということもあり、イートインのテーブルも結構ガラガラな感じです。

まとめ

台南のほぼ丸一日の散策の拠点に台南駅前立地というシャングリラ台南にしました。ホテルの規模は街のキャパ以上で、ゆったりと滞在できました。部屋もワイドスパンで広く、ラウンジと同じフロアの部屋だったこともあり、ことあるごとに立ち寄り活用できました。これが19,000円というのはかなりリーズナブルでした。ただ、この町自体があまり大きくないので、長く滞在したとしても2泊が限度でしょうか。ショッピングセンターを含め、台南に対してオーバースペック気味で、価格とサービス内容を考えると、採算大丈夫?と心配になってしまいますがオーナーは台湾を代表するコングロマリットですので細かいところは気にしてないのかもしれません。

この点は、利用者視点では有利ですのでこのホテルを拠点にゆっくりするのを旅の一つの目的とするのもいいかもしれません。

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