ヨーロッパ内は調べてみると結構なバス網が張り巡らされています。Googleなどで出発地と到着地の都市を2ついれて検索かけるとおそらくバスの路線がHITするかと思います。しかも大概格安、都市間移動の有力手段です。
チケットの取り方
そんな検索で見つかった場合、大抵運行会社の公式サイトで簡単に買えます、便利な世の中になりました。
この運行会社PolskiBusのケースでは、料金は座席指定が別料金だったかどうか覚えていませんが全部含め二人でPLN 89(2,700円)でした。350km程度の距離(東京 ⇒ 名古屋位)の移動が、バスとはいえ1人当たり1,350円というのは格安です。座席指定は一番前のパノラマシートは既に埋まっていました、残念。階段のすぐ後方、前席がない席を予約しました。
今現在このPolskiBusは同じポーランド拠点のFlixBusに統合されたようです。
乗車場所はどこ???
クラクフ中央駅に隣接するクラクフバスターミナルから朝6:00発出発です。
前日のヴィエリチカ行きの件もあるので安全を見て5:00にUBERを予約しました。今回は何のトラブルもなく、5:15にはクラクフ中央駅の屋上にあるピックアップ/ドロップオフポイントに到着しました。ちょうど朝日が昇るタイミングでした。案内に従い、バスターミナルへのエレベーターを降ります。
バスターミナルはありましたが、待合室にPolskiBusの案内はなく、バスストップの案内もどこにもありません。クラクフバスターミナルは2フロアになっていますので、両フロアとも隅々まで確認しても見つかりません。
ホントにここでいいのか?ときょろきょろしていると他にもPolskiBusを探している方がおり、まずは一安心です。
PolskiBus
結局かなり多くの方がこのバスの乗客でした。案内出しとこうよー、Polski。バスは出発時間ギリギリの5分前位に入ってきました。ここから5時間弱の長距離バスの旅です。
座席
座席は広くはないですが極端に狭いわけでもないです。PolskiBusの赤で統一されており、照明は青、スタイリッシュな内装でした。
経由地 Katowise バスターミナル
最近はGoogle Mapがオフラインで使え、GPS機能も特性上有効ですので場所をリアルタイムに知れて便利です。
バス車内は確か無線LANもありましたが、国境近辺では使えなかったりしますので、あらかじめ地図情報をダウンロードしてオフラインでも使えるようにしておくと場所が分かってベターです。もしくは、こういうのを活用するとそういうのも気にしなくていいので一つの手です。
途中経由したKatowiseもなかなか大きな町でした。
パーキングエリア
5時間の長距離路線になるので運転手は2名乗車しており途中で一回運転手の交代を兼ねてパーキングエリアでの休憩があります。休んでなきゃいけないはずの2番手の運転手はクラクフを出発した直後からもう一人の運転手と大笑いしながら会話してたので休んでいません、あまりこの2人体制の意味を分かってないようです ^ – ^
一応バスにもトイレはついていますがあまり快適ではないので、パーキングの大きめのトイレを使っていた方が多かったです。売店があったかどうか覚えていませんが買い物までしてる時間はないので置いてかれないように注意しましょう。車内は禁煙ですのでスモーカーたちはこのタイミングでバスの外で一服していました。
国境越え
ともにシェンゲン協定加盟国ですので国境での手続きはありません。ラトビアーエストニア間をバスで国境越えした時にはなんらかゲート的な名残がありましたが、ポーランドーチェコ間はそんな施設もなく目印のない国境越えでした。チェコに入りました。
チェコに入っても眺めはあまり変わらず穀倉地帯が続きます。
ブルノバスターミナル(Brno Zvonařka)
10:30定刻より早くブルノのバスターミナルに到着しました。
ブルノはチェコ・モラヴィア地方の古くからの都市で現在でもチェコ第2の都市です。電車も通っていますがバスも依然として重要な移動手段を担っているようです。バスターミナルも思っていた以上に大規模でした。私たちの乗ってきたバスは、最終的にプラハまで行くバスでしたので、降りる人は半分弱でした。
まとめ
5時間弱という私たちにとっては初めての長さの長距離バスでしたが、特に疲労するわけでもなく無事に過ごせました。
クラクフのバスターミナルで乗り場の案内が一切なくちょっと焦りました。まあ、ブルノーは特に何かを予約していたわけでもなくいざとなれば飛行機で一気にウィーンに飛ぶというリカバリーも可能でしたので、どうにかなる状態ではありましたが・・・
さて、スーツケースをコインロッカーに預け、2年ぶりのチェコ、ブルノー観光に繰り出します。
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