せっかく正月に九州に行くなら
- 太宰府天満宮で初詣をしたい!
- 名物の「梅が枝餅」というのが美味しいらしいので食べてみたい!
ということで旅程への組込みを検討しました。有名な神社の初詣は、祈願なしの参拝でも相当混雑するものです。今回の旅行で普通に日中に行こうとすると1月4日。となると、私たちは休暇を取っていますが通常は仕事始め、混雑必至、無理でしょう。
そんな中「太宰府天満宮は正月三が日は24時間営業」ということを知りました。何事も常識に捕われない(Extreme!)をモットーしている私たち、3日の夜に参拝を済ませてしまう計画に変更しました ♪
私(嫁)の懸念は、①正月三が日に「1月4日の夜」が含まれるのか?(大みそかの夜から3日の夕方までだったりしないか?)②天満宮は営業していても、梅が枝餅屋がちゃんと営業しているか?でした。
太宰府名物「梅ヶ枝餅」の由来 | 太宰府の観光情報など盛り沢山!だざいふなび
太宰府天満宮参道の梅が枝餅
太宰府天満宮は、西鉄の太宰府駅から参道を通って行きます。参道に沿って何と30軒以上の梅が枝餅のお店があるようなので、口コミなどから狙うお店と場所を事前にチェック。西鉄のお得な切符「太宰府散策きっぷ」の梅が枝餅マップが便利でした。
↓ 西鉄沿線おでかけナビ(梅が枝餅引き換え店舗マップ)
http://www.ensen24.jp/pdf/ume.pdf
断腸の思いで下記4つを候補として、いざ出陣。
- かさの家
- きくち
- 寺田屋
- お石茶屋
夜の太宰府
博多サンパレスで水炊きを堪能し、その足で西鉄天神から電車で向かいました。19:30に到着。梅のイラストが気分を盛り上げてくれます。
参道には人がちらほら。閉まっている店もありますが、開いているお店もあります。食べられないことはなさそうです。
こちらの参道、想像より歩きやすい素敵な参道だったので少し驚きました。浅草寺の参道よりも道幅が広く、伊勢神宮の参道とも、宮島の参道ともちょっと違うのは舗装されて街灯など整備されているからでしょうか。博多もそうですが、九州は思っているより何かと洗練されている感じです。
梅が枝餅
とりあえず、道に面したガラスの中で湯気を出して作っていた「松尾商店」さんで一つゲット。あったかくて柔らか~い。意外と小さいのにずっしり。
梅が枝餅ってどんなものなのか、写真で見てもイメージが湧かなかったのですが、実際に食べてみて理解。「もち」なんですね。
甘さ控えめの餡子もアツアツでそれを包むのは薄皮ではなく薄い餅。焦げ目の香ばしさと、焼き加減や濡れ具合によってパリパリ/しっとりの食感が楽しめました。酒饅っぽいのを想像してましたが、全然違いました(笑)確かに美味しい、とっても美味しい、他であまり食べたことがない食べものです☆
イキナリ気に入ってしまったので続けて二つ目をゲット。
こちらは「やす武」さんです。店前の赤いベルトが通常は行列ができることを暗示しています。詣でた帰りは並んでいたのでこの時は並ばず買えてラッキーでした。
こちらは固めの紙で挟んで食べるタイプのようです。お店によって違うんですね。先ほどの松尾商店のものはもっちりしっとり系。こちらはサクサク系、という感じでしょうか。いずれにしても、できたては本当に美味しいです☆
梅が枝餅、私(嫁)の大好物ラインナップにめでたく入りました。
太宰府天満宮
水炊きの後に、梅枝餅を2つ食べ満腹になった後はいよいよ太宰府天満宮に到着しました。
太鼓橋
まずは清めの橋、太鼓橋を渡ります。3つの橋を渡りますが、右側から「過去の橋」、真ん中が「現在の橋」、左側が「未来の橋」になります。
ちなみに帰りはここを通らず、脇道から帰るのが良いとされています。人の流れがそうなっていますので流れに沿って進めば問題ないです。
楼門
なかなか立派です。回廊外側と内側で形態の異なる(外側から見ると屋根が2層ですが、内側から見ると1層という)のが珍しいということです。今まで何度か焼失して再建しているというのに関連しているのか、、、もともとからそうだったのかは不明です。
夜8時を過ぎていますが人は結構います。が、身動きできないほどではないです。
本殿-初詣
祈願申し込みでもほとんど行列にはなっておらず申し込みから境内にあがるのも15分も待ちませんでした。常識に囚われないメリット絶大です。
前年から体にガタがきはじめていた私(旦那)が、今年人生初の入院もしたため厄払いをしてもらう予定でした。が、いろいろ祈願の種類を見比べているうちに直前で心願成就に変更しました。
俗に走った結果、2カ月後の2018年3月に39度越えの発熱で虫垂炎(盲腸)発覚、薬での対処になったもののやはり厄払いしておくべきだったか・・・病は厄なのか?というのもありますが・・・
変更したのは、、、このお土産の影響もあります。一部の祈願では梅酒や梅型の小皿がもらえます。何もないところが多い中消費者心理をつくのがうまいですね〜。
飛梅
こちらが、太宰府天満宮に来たら絶対に見たかった「飛梅(とびうめ)」です。左遷された菅原道真公を慕って京都から飛んできたという健気な梅です。そういうエピソード大好きです。
飛梅に限らず、境内には梅が至る所にありました。春先はきれいなんでしょうね・・・
まとめ
人混みが苦手な私たちにとっては、夜の初詣がベストの選択だったと思います。
第一希望のかさの家さんが並んでいたのもあり、結局、狙っていたお店の梅が枝餅は食べられませんでしたが、梅が枝餅を食べられたということで大満足です。夜なのに並ぶって、、、昼間はどうなるんでしょう・・・
有名な太宰府天満宮、近頃は中国などアジアからの参拝者も増えているそうです。また、翌日(1月4日)の午前中は、ニュースで見たところ、大混雑&企業の初詣がすごいことになっていたようです。(私たちは、翌日、住吉神社、櫛田神社に顔を出そうとしましたが、大変なことになっていました。この夜のお参りにして正解でした。)
いつか飛梅の咲く時期に再訪し、食べてないお店の梅が枝餅を制覇してみたいと思います。
おまけ (櫛田神社の焼き餅)
梅が枝餅を忘れられなくなった私(嫁)が、翌日の櫛田神社の入り口(キャナルシティ側)横に「櫛田のやきもち」という看板を発見し速攻ゲットしました。梅が枝餅組合に入ってないため梅のマークは入っていませんがほぼ同じ感じでした、パリパリで餅が厚めだったかな。
太宰府まで行けない場合は、こちらで似た感じの食べ物を試せますのでご参考に。
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