全然狙っていたわけではないですがぐるっと観光して15:00ぴったりにホテルに帰ってきました。相当お高いツアーと思われるゴージャスな観光バスもちょうど到着したようです。彼らは事前説明を受けているようなので混む前にささっとチェックインを済ませてしまいます。
荷物を預けた際に記名は済んでいたので鍵はすでに用意されていました。ポーターさんに案内して頂きましたが「別館になります」と???あれっ、スタンダードAで予約してますが別館にはなかった気が、、、
別館 デラックスタイプ
部屋
案内されたのは別館2階のクラシックなお部屋でした。広さは10畳くらいで特別広くはなくシーティングエリアも一人掛けのチェアタイプが2席のみですが、全体的にきれいにまとめられています。壁には金谷ホテルの家紋?の装飾が光を反射してきれいです。天井の木組みも手が込んでいます。
ベッドとの反対側には、鏡台とテレビ、冷蔵庫などが配置されています。窓側にあるテーブルの上には、お茶のセットと小菓子が置いてありました。
最近は温暖化が進んでおりスケートリンクの滑走可能日も減ってきているとのことですが、それでも日光の夜の最低気温は-5度、かつての冷え込みは相当厳しかったのだと思います。その対策として窓辺にはスチームヒーターが設置されています。
金谷ホテルの逸話の一つにもなっていますが、ドイツの技術者をわざわざ呼んでこの当時最先端の暖房器具を日本でかなり初期の段階で設置したとのことでした、それが未だ現役です。これとは別にエアコンも設置されていますが、風も音も出ないこちらのヒーター、ぽかぽかした感じでなかなかよかったです。動いてるのかどうか分かりにくいのと速効性がないんですけどね。
夜になると、壁のキラキラが一段と目立ちさらに雰囲気がいいです。
大型の窓ですが窓辺のヒーターを入れていれば寒くはないです。
水回り
洗面台、バスタブ&シャワー、トイレが仕切りなく設置されています。基本設計としては古いですが、水栓類は最近のものに取り換えられています。こちらにもスチームヒーターがありましたがうまく稼働しませんでした。窓辺ほど寒くもないのでそこまで頑張って稼働させようとしていません。
洗面台は小さいのと設置位置が若干低いです、これは昔の人の体格に合わせてなのでしょうか。
トイレもタンクレスのウォシュレット付きで快適に過ごせます。
アメニティ類
サンナホルという見かけないメーカーのものですがなかなかお高い商品のようです。紫色の使い切りの液体はリンスインシャンプーです。最初に泡立てて、2回目に時間をかけて15分放置みたいな難しい使い方が書いてありました。他にも見慣れないアイテムがいくつかあり私(嫁)は喜んでいました。
窓からの眺め
大型FIX窓からの眺望は最高です。大谷川越しの日光連山ビューです。
写真中央右の日光街道沿いの建物は、大猷院からの帰りに立ち寄った「ファミマ表参道店」で、このホテルからの最寄りのコンビニです。まさかあそこから見えていた部屋になるとは、、、ラッキーでした。あとは冬の時期で一部の木々の葉が落ちていたため抜けが良かったのかと思います。部屋にいる時は多くの時間をこの窓辺で過ごしました。
三が日最終日ということで、日が暮れるまで道路は混雑していました。夜になると敷地内の木々はライトアップされます。
早朝は日光連山の朝焼け(モルゲンロートというらしい・・・)が見られました。翌朝は雲一つない快晴でした。
別館
別館自体の入り口はこんな感じです。扉脇の彫刻など昼間は気付きませんでしたが重厚な感じです。これはディナーを終わらせて戻るタイミングで、本館からは30m程度の距離ですが、外に出る必要があり氷点下なので寒い!
入り口にはこんな注意書きも。私たちはWelcomeよ、なんなら部屋の中にもご招待よ。
廊下はモールディングの装飾、照明の感じがどちらかというと洋風な感じです。廊下入り口ではアロマが焚たかれており、何度か通っているうちに帰ってきた~感を感じるようになりました。カーペット敷も好きです。この建物にはエレベーターがありませんので足腰に自信のない方は予め確認しておくことをおススメします。
まとめ
事前にいろいろ調べた中では、日光金谷ホテルは部屋により趣が異なり何度行っても楽しめるとの意見もありました。
別の捉え方をすると、好みが合わない方向になる可能性も高いわけですが、期待以上の部屋に大変満足しました。満足し過ぎたのと、初日にちゃんとノルマはこなして2日目の観光に余裕がありましたのでチェックアウトぎりぎりの11時までゆっくりさせていただきました。ただ、日光のお正月は小雪が舞ってた位ですからやっぱり寒い、寝てる間はスチームヒーターだけにしていましたが、夜中に寒くて起きました、その後エアコンを稼働させてぎりでした。昔はエアコンはなかったんだろうな~、寒かったんだろうな~。
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