プラハは、ブルタバ川東側の旧市街側と、西側のプラハ城側に大きく分かれています。観光スポット自体も双方に分散していますし、双方をつなぐカレル橋自体が一番の観光スポットだったりするので、ホテルはどこを選んでもそれほど利便性に違いは出ません。
そんな中で結果的に、1300年の歴史ある修道院を中心に周囲の9つの建物をまとめてリノベーションしたAugustine Hotelにしました。今現在はMarriott系列のLuxury Collecitonブランドになっていますが予約した当時は独立系のホテルでした。そういった意味では、拡大しつつあるLuxury Collectionのプロパティは、私たちの嗜好に結構あってるんですよね・・・
立地
キャッスルサイドの繁華街中心の広場(聖ニコラス教会)まで200m、カレル橋も500m、プラハ城まで750mと観光には非常に便利です。
公共交通としては最寄りの地下鉄駅はマラー・ストラナ駅で450m、ブルタバ川東側の国立博物館や国立歌劇場などはダイレクトに行けます。
部屋 : Standard Double Room
ホテルの中で一番リーズナブルのグレードでしたがインテリアは上質で落ち着けました。小ぶりですが窓二つのワイドスパンでなかなかいい部屋でした。
共用部
ロビー
ロビーは、建物の内側で窓がないですが、天窓が設置されており明るさは十分です。こちらも落ち着いた雰囲気で上質でした。
建物内の廊下
複数の建物をつなげているということで、それぞれの建物で階高も異なるので連結部分は段差が結構あります。なんかダンジョンみたいで冒険するのも楽しい感じです。
中庭
整備されたインナーコートヤードを持っています。この中庭に面したテーブルでの朝食などは、喧騒を忘れたリゾート感が最高です。
修道院跡
元修道院ということで、普段立ち入りが制限されている区画もあるようです。当時は非定期で、宿泊者に対して案内ツアーが行われていたようで、私たちも誘われたのですが、残念ながらその時間帯は予定があり参加できませんでした、残念。
もし滞在される方は聞いてみるといいかもです。
レストラン
規模はそれほど大きくないためレストランは1つ、あとはバーがありますが私たちはお酒を飲みませんので行く機会はありませんでした。
オーガスティンレストラン
塔ホテルのメインダイニングです。インテリアもなかなか、中庭のオープンテラスもあり上質でした。ディナーで1回、朝食で2回利用しました。
朝食
ホットブレックファスト付のプランで滞在しました。オーダーメニューがいくつかあり朝から優雅でした。
ディナー
修道院当時からビールの醸造所があり、当時でも醸造していたということです。そのビールを使った一品が出たため、お酒をほとんど飲む習慣のない私たちでもその歴史に触れることができラッキーでした。
まとめ
この旅行で一番長く滞在(3泊)するプラハでの滞在は、プラハ城側に立地するオーガスティンホテルにしました。1300年の歴史ある修道院の建物を中心に周囲の9つの建物を連結、リノベーションしたホテルで、建物の連結部には数段の階段があったり、中は迷路のようですが、設備は最新で快適です。
宿泊者ツアーも不定期で開催している(た?)ようですが、私たちは参加できず残念でした。
部屋は落ち着きがあり、レストランも上質、ドイツで忙しく動き回ってきた疲れを一旦リセットできました。
今現在は、Marriott系列になり、品質向上の方向になったのか、若干グローバルスタンダードに合わせられ没個性の方向にシフトしたのかは不明ですが、なかなか雰囲気のあるホテルでした。
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