この旅行はもともとミュンヘン近郊のノイシュバンシュタイン城と、ここブダペストを訪れることを主目的にプランニングを開始しましたが、近郊都市を調べてみるとプラハがかなり魅力的、フライトの乗り継ぎからローマもちょこっと立ち寄ることになりそちらにも時間を割り振り、、、結果的にブダペストは1日+αという限られた時間になってしまいました。
そんな限られた時間の中で比較的長い時間を過ごすことになるホテルは是非ブダペストが感じられるホテルにしたいということで、、、結果的にこのヒルトンブダペストにしました。
立地
このホテルの魅力はなんと言ってもこの立地です。
ブダの丘の頂上で、マーチャーシュ教会、漁夫の砦に隣接した場所に立地しています。旧王宮も徒歩圏、周囲には雰囲気の良いレストランやカフェなどもあり非常に便利、観光地のウキウキした雰囲気が流れています。ペスト側に行く場合は、バスで丘を降りてそこで再びバスか地下鉄に乗り換えが必要で若干手間ではあります。もしくは往路に限っていえば漁夫の砦を通りながら斜面を降りて地下鉄駅まで10分程度でアクセスできます。復路は上り坂で15分はかかりますので人によってはなしという判断になるかと思います(私たちは2回上りました)。
左の建物がヒルトンブダペスト、右がマーチャーシュ教会です。
部屋 : Executive Danube View Room
丘の上の立地で一部の部屋からは、ドナウ川、国会議事堂などを望むことができます。別に部屋から見えなくても漁夫の砦に徒歩1分ですのでそこから見ればいいとも言えますが、せっかくであればドナウビュールームとするのもいいかと思います。今回は短い滞在時間でいつでもブダペストを満喫するためにドナウビューの部屋にしてみました。
その名の通りドナウ川&対岸の国会議事堂が真正面でした。(逆に部屋自体は特筆すべきところはありません。)
共用施設
ロビー
建物は4階建程度ですが、上から見るとロの字型、エの字型の2つの建物が組み合わさった形で相当な部屋数があります。また、もともと王宮地区だったこともあり、2つの建物の間(このロビーの窓の外)は、遺跡のような形で当時の建物跡が残されています。
ロビーエリアのインテリアはそこそこ綺麗にリノベーションされており、居心地はいいです。
通路
ラウンジから部屋に向かう通路などは横幅が広く、所々に椅子などが置かれていました。多少天井の低さなど基本設計や絨毯の絵柄といった部分に古臭さは感じますが、空間の使い方には余裕があります。
ラウンジ
Executive Roomに滞在する場合にはラウンジが利用できます。ほとんど外出予定でしたのでラウンジアクセスはなくてもいいかと通常のDanube View Roomで予約していましたが、HHonors GoldのベネフィットでExecutive Danube View Roomにアップグレードしていただきラウンジアクセス可能でした。
ラウンジはExecutive Room Floorと同一階、外出時にはラウンジを通るような動線になっていたため、外出時、帰宅時(帰ホテル時?)にちょっと飲み物をもらいながらゆっくりする感じで意外と活用できました。
朝食
Executive Roomの宿泊者はラウンジかレストランでの朝食が選べます。今回は2泊ですが、最終日は4:30にチェックアウトなので朝食の機会は1回のみ、イブニングカクテルなどでラウンジミールは満喫していたのでメインダイニングであるレストランでいただきました。ビュッフェの種類豊富というのはありますが、かなり混雑していたので、ゆっくりしたい方はラウンジの方がいいかと思います。
私(嫁)はフルーツとオーソドックスな卵&ベーコンなど。
私(旦那)は、サラダと肉(ハム&ベーコン)とポテトフライで・・・
旅行も後半になると食傷気味になってきて朝食は雑になります・・・
まとめ
ヒルトンブダペストはなんといっても立地が最高、ブダの丘の王宮地域でマーチャーシュ教会、漁夫の砦といった周辺環境からブダペストが感じられる点でオンリーワンかと思います。設備としては若干古臭い感じですが、ラウンジやロビーなど内装はきれいにリノベされており快適性は十分かと思います。
ハンガリーはヨーロッパの中でも物価が安い国で、ドナウビューでも2万円程度で滞在できます。たまたまHHonors Goldでラウンジアクセス付のエグゼクティブへアップグレードとなりましたが、アップグレードなしでも眺めとしては同様で十分楽しめたかと思います。もし個人旅行などで部屋を選べるなら、、、滞在中も国会議事堂などの眺めを楽しめるドナウビューがオススメです。そしてその時は、ちょっと早起きしてブダペストの地平線から昇る幻想的な日の出を是非楽しんでください。
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