午前中の後楽園・岡山城散策、午後の金刀比羅宮参拝&門前町散策という結構なミッションを無事終え、宿の温泉で疲れを癒した後は、待ちに待った会席ディナーです。
琴平グランドホテル桜の抄のダイニング会場はこのゐきり(もしくは個室宴会場ですが料理はほぼ同じ)だけです。かなりの客室数があるホテルですので、正直そこまで洗練されたサービスは難しいでしょうが久しぶりの会席料理を楽しみたいと思います。
本当にゲストが多い夏休みのピークシーズンにおいてはビュッフェスタイルでの提供になるようです。好みになるかと思いますが予約プランをご確認ください。私たちは持ってきてくれるこちらのスタイルの方が好みです。
インテリア
ホテル最上階の6階に位置します。結構派手目な入り口です。
テーブルは各席広めで、パーテーションで軽く仕切られているので居心地はいいです。
最上階ということで街並みを見渡せるはずですが夜はよく見えません。隣接する公民館が重要文化財ということでそちらがライトアップされているのは見えました。
メニュー
温泉ホテルということで、派手目かつボリューミーな会席料理でした。
食前酒・前菜七種盛り・お造り・サラダ
予約時間にわせて席にはあらかじめ、いくつかの料理がセットアップされています。大人数をさばかなければいけない効率の側面が強いと思いますが席に着いてすぐに食べ始められるのはせっかちな私たちにとってはメリットともいえます。
食前酒は、香川県まんのう町特産のかりん酒ということです。アルコール耐性がなく舐める程度の私(旦那)にはこれくらいで十分です。かりんは、隣の善通寺出身の弘法大師が遣唐使として中国にわたり持ち帰ったのを起源とするようです。翌日善通寺には訪れるつもりですので関連情報の一つをゲットです。
せっかくなので日本酒を追加、見学した金陵だったかどうかは定かではありません。テーブル照明も、酒器も桜でした。
続けて温かい料理も運ばれてきます。
風呂吹き大根 ポルチーニ茸ソース
に鶏肉やげん軟骨、炙り唐墨ということです。和風に洋のアレンジで和洋折衷のこのホテルらしいともいえます。
ここでメニューにないものが提供されました。料理長からの一品というこことです。
がんもどきの餡掛け
フカヒレの子供みたいなことを言っていたけどよく分かりません。気持ちはありがたいですね。
鉄板焼(ロースもしくはヘレ)
お次はメインの鉄板焼きです。ロースもしくはヘレ(フィレ)から選べます。かなりお腹いっぱいになることが想定されていたので、油少な目のヘレを選択しました。お肉自体は見た感じそんなに上等ではありません。つけタレが、醤油赤ワインソース、瀬戸内レモン&オリーブオイル、和風オニオンソースの三種用意されており味変しながら楽しめます。
強肴:季節の旬菜鍋
さらに続けてメイン級の鍋です。肉とほぼ同時にきますので忙しいです。こちらはオーソドックスな和風出汁ベースに野菜、きのこ中心の具材で比較的さっぱりいただけます。冬で野菜はあまり旬がないので、魚の切り身も入っていたかな???
油物:えび天麩羅 アンデス塩
だいぶお腹いっぱいですがまだまだ続きます。エビとインゲンの天ぷらです。少量ですのでなんとか頑張ります。
食事、吸い物代わり
最後にご飯と吸い物、、、のかわりに讃岐うどんです。讃岐うどんは、7種くらいから具材と物により温冷が選べます。オーソドックスにぶっかけ冷にしました。個人的には味噌汁は欲しいのでご飯と讃岐うどんの選択でもいいかもです。ぶっかけを選んだのが悪い???重めの具材は無理な場合はかけにすべきでしょうか・・・
- かけうどん
- ぶっかけうどん
- 牛肉うどん
- 温玉ぶっかけうどん
- カレーうどん
- 昆布うどん
- 醤油うどん
水物:プリン、カステラ、アイスクリーム
最後にデザートです。こちらも3種でゴージャス、キャラメルアイスクリームにはふわふわのおいりがトッピングされています。プリンは芋ベースでした。最後まで楽しめました。
まとめ
食事会場から料理まで、非常に派手目な演出で、量も多く、楽しめました。特に700段の金刀比羅宮参拝と前後の散策でそこそこハードな日でしたが一通りこなした達成感と疲れが良いスパイスになりました。
かつては一生に一度のこんぴら詣でしょうから、こうしたゴージャスな接待を受けていたのかと思います。これもこんぴら詣の醍醐味と言えるかとも思います。お腹がいっぱいになるところでの最後のうどん選択が何気に難しく攻略のしがいがあります。
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