本日2度目のレイルジェット、そして国際列車です。1日で3カ国に滞在するという忙しない動きですが、こうして移動を特定の日に集中させることで連泊にできゆっくりできる日を作れるわけですので頑張ります。チケットなどはあらかじめ手配しておくと当日の負荷を下げられます。ウィーン → ブダペストは、2等席で1人EUR 19(2,500円)、お安く移動できます。
RJ65便は、ウィーン16:12発でブダペストには18:49着、約2時間半の列車の旅です。2都市間の距離は250km程度ということですので平均速度としてはやはり100km程度ですね。RailJet自体は200km/hを出せるということですが、その速度で運行できるのはオーストリア国内だけのようです。
一応国際列車ですので不測の事態に備え出発の30分前には駅に到着するようにしました。
Wien HauptBahnhof(ウィーン中央駅)
ウィーン中央駅は2014年に開業したばかりで非常に綺麗でした。地下鉄との乗り換えも用意、サインも見やすく旅行者でも使いやすい駅かと思います。
チケット発券
ハンガリー発着は紙のチケットが必要となりますので券売機で発券します。この大型の紙チケットにも異国情緒を感じます。
マンナー ( Manner)
街中でザッハトルテやチョコなどすでに大量に買ってきていますが駅にマンナーがあったので追加で、、、お値段もリーズナブルでばらまき土産に最適です。駅の雰囲気にあったコントラストがはっきりした店内でした。
その後は地下のスーパーで電車の中で食べる飲食物の買い出しと、コインロッカーに預けていたスーツケースを回収して準備完了です。時間に合わせてホームに上がります。ホーム上の大屋根も直線的なデザインで明かり取りの窓もついておりスタイリッシュです。
RJ65号
時間通りに入線してきました。
2等車の座席指定はオプションで有料になります。この便はザルツブルク方面から来ますがウィーンででほとんど入れ替わりになると読んで座席指定しませんでしたが目論見通り余裕でした。再び四人がけの向かい合わせのシートを確保して快適に向かいます。
この日は朝早くプラハを出発しウィーンへ移動、ウィーンでは30度超えの酷暑の中旧市街を散策してきたのでそこそこヘロヘロです。まずはオーストリアの栄養ドリンクであるレッドブル(Red Bull)でドーピングです。
途中、風車&太陽光によるクリーンエネルギーの発電地帯を通りました。
日本では2021年の今でこそ珍しくなくなってきていますが、オーストリアでは2015年当時から本格運用されておりびっくりしました。これはまあ小国ですので原子力などお金のかかる研究開発ができなかったことにより、逆に先端テクノロジーの導入がスムーズにいったリープフロッグの側面もあるのかもしれませんが・・・
ブダペストに着いてからは20時よりコンサートを予約しているので食事の時間がありません。ウィーンの街中で買ってきたオープンサンド+αで、ここでさくっと早めの晩御飯とします。
6切れのボックスで買ってきましたが具のボリュームがパンと同じくらいの厚さでタップリ、これが人気の秘密なのかと思います。黒パンの酸っぱさ、具材の水分によるしっとりした感じが、暑さでやられた状態にピッタリで美味しくいただけました。真ん中のパプリカは辛味がしっかりしていました。
あとは、駅のスーパーで調達したフルーツとヨーグルトで。あっさり系中心のチョイスで相当やられてた感じです。
2時間半の移動もいよいよ終わりに近づきます。長距離列車ですがKelenfoldに近づくと時間的にも18時過ぎということで通勤客と思われる方々が徐々に乗り込んできて結構混雑しました。
Kelenföld駅
Railjetはブダペストには2箇所止まります。終着駅であるKeleti(ブダペスト東駅)が一般的ですが、20時から予定があるために少しでも早くホテルに向かいたく、ブダ側のKelenfold駅で下車しました。両駅からホテルまでの距離は似たようなもんですが、Kelenfoldの方が到着時刻が15分早いのと、混雑するドナウ川を渡る橋を避けられるメリットがあります。送迎もあらかじめ手配しておきました。ホームで落ち合おうということでそんな雑な方法で大丈夫か???と思いましたが確かに利用者は少ないですね。でもいないじゃないか、、、3分遅れてやってきました。
Keletiはターミナル駅として雰囲気がありますがこのKelenfoldは貨物などが中心のようで結構殺風景な感じでした。
道路自体はスムーズで19時前にはホテルに到着しました。
まとめ
この日はプラハ → ウィーン → ブダペストと、3都市を移動、移動は両方ともレイルジェットで、乗車時間は合計7時間です。ウィーン自体は再訪ですのである程度事前知識がありましたが、レイルジェットはこの時が初めて、当日の忙しなさの負荷低減のためにも事前予約していきました。
ウィーン中央駅は2014年に開業したてで非常に綺麗、デザインもモダンな感じで快適でした。ちょっと観光に便利なコインロッカーの他に、マンナーはお土産物に、地下にはスーパーもあり電車での飲食物の調達もできて便利です。
ブダペストについてからも予定があるため、電車の中でウィーンの街中で買ってきたオープンサンド+αを晩御飯としました。食堂車もありますが、今回はバテ気味でしたので軽めに済ませました。
ブダペスト側は、メインのKeleti駅ではなくKelenfordを使いましたが、旅情はありませんが、ブダ側のホテルまでのアクセスが容易で時間がない場合には有力な選択肢になるかと思います。ただ、利用者の大半は地下鉄乗り換えでタクシーのスタンバイがいるかどうかは微妙ですので、タクシーは事前に手配しておくのが吉かと思います。
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2019年には逆向きでブダペストからウィーンに向かいました。その際はKeleti(ブダペスト東駅)から乗車しました。時間に余裕がある場合はこちらの方が鉄道旅感がでます。
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