中央アジア、コーカサス4カ国周遊の旅も終盤、アルマトゥイからソウル、福岡経由で東京に帰ります。ここからはANAの特典航空券で発券したビジネスクラスですのでフライトも楽です。スタアラでアルマトゥイに就航しているのはアシアナ航空のみなのでソウル経由は必須ですが、福岡経由は東京直行便の空きがなかっただけです。ソウル仁川でのトランジットは1時間5分、最小乗継時間(MCT:Minimum Connecting Time)は45分ですが、ラウンジに立ち寄るほどの余裕はありません。福岡は、空港から街中も近いですしせっかくなので4時間程度の観光を予定しています。
まずは帰路1本目のアルマトゥイ→ソウル仁川のフライトです。
フライト
フライトの詳細は以下の通りです。
出発:アルマトゥイ(ALA) 23:00 GMT+5
到着:仁川(ICN) 07:40 +1 GMT+9
フライト時間:5時間40分
機材:Airbus 330-300
時刻的には、夜乗って、朝着くいい感じに見えますが、東向き航路は時間が早く進むので、フライト時間は5時間40分しかありません。十分な睡眠は取れないまさにRed Eye Flightになります。
アルマトゥイ空港
アルマトゥイは街中散策においても空港でも人は非常に良かったですが設備がかなり酷いです。
チェックイン、セキュリティ、イミグレーション
プロセスとしては一般的で、空港に入ってから航空会社のチェックイン、その後保安検査・出国審査の流れです。それらの手続き自体はそれほど大変ではなく、特にネガティブな記憶はありません。チェックインカウンターもキューが作られ、ビジネス用の専用カウンターも用意されていました。
エアサイド
で、そうした手続きが終わったエリアですが、、、全然席数が足りていません。時間帯もあるのかもしれませんが大混雑で立っている人も多いです。空間自体も天井こそ高いですが、鉄骨剥き出しでかなり簡易的な設備の印象です。同じ中央アジアのタシュケント空港が思いの外よかったので、尚更ギャップを感じます。
お店
DUTY FREEのお店は、そこそこの広さがあり商品も充実しています。
なぜか、南アフリカの思い出のリキュールAMARULAが複数バリエーションあり購入しました。私たちはほとんどお酒は飲まないので、減りが遅い一方、クリーム系は消費期限が早いです。購入したVEGAN版は、動物性のクリームの代わりにココナッツミルクを使っています。いいものを見つけました。あとははちみつも一緒に購入です。値段はそれほどお値打ち感はなかったですかね。
また、簡易的なカフェも1つありますが、こちらも値段はかなり高めです。私たちはラウンジに入れるのでそちらで。。。が、かなり限定的で結果的にここで買うことになりました。
ラウンジ
ラウンジは共用ラウンジが一つあるだけです。それも入り口はこんな感じで、Duty Freeの左隣で非常に分かりにくいです。
そして、プライオリティーパスなどでも入れることもあり中も大混雑です。
アルマトゥイでは1泊、ホテルのレイトチェックアウトも叶わず、日中かなり暑い中散策してきた後のオーバーナイトフライトですのでホントはシャワーを浴びたいところですが、そうした施設はありません、残念です。
これ自体はわかっていたのであらかじめ「汗拭きシート」は日本から買っていっていました。トイレで着替えていくらかさっぱりはしました。
そして、飲み物でフリーなのはコーヒー、紅茶、水だけでした。ビジネスクラスラウンジのラインナップではありません。まあカウンターの方は多少申し訳なさそうな表情をしており、その方が決めてるわけではないのでしょうがないです。食べ物も一見リッチに見えますが、それほど食べられるものはありません。アルマトゥイはりんごの里ということですのでりんごを食べます。非常にジューシーでした。
そして、ラウンジは暑い、、、外の空間の方が涼しいです。なかなか居心地が良くないラウンジでした。
ボーディング
そんなこんなで時間になり搭乗が開始になります。搭乗は日本のように優先やゾーン別の案内はありません。どっと流れ込みますが出遅れました。空港も先のような感じでしたし素直に並んでいましたが、この先の角を曲がったところのボーディングブリッジ内で、ビジネス用のプライオリティレーンが用意されていました。アシアナの同便でビジネスクラスを使う方はこのキューを掻き分けて進んでもOKです。なかなか行きづらいでしょうけどね・・・
Airbus 330-300
最後に非常に疲れました。見慣れた機材ですがようやく快適な空間に到着しました。
シート
羽田 → 金浦便、仁川 → タシュケント便と同じAirbus 330-300で2−2−2の配列で5列です。フルフラットにはならないシェルタイプですが、かなりリクライニングはしますので十分寝られます。
アメニティ・備品
アメニティは、ヘッドフォン、枕、ブランケット、スリッパでした。オーバーナイトでもアメニティーキットは配られないようです、残念。
機内サービス/機内食
ウェルカムドリンク
最後に厳しい施設で疲れた中でオレンジジュースが沁み渡ります。あとは安泰です。
朝食
23時発の5時間半のフライトですので、食事は朝食のみです。また、希望者はサンドイッチやラーメンといった軽食がオーダーできるようです。離陸後の記憶がないですが、北京手前でライトがつき朝食が配られ始めます。
まずは、水とフルーツから。爽やかな朝です。
飲み物はワゴンでやってきます。ミルクティーをお願いしました。
メインは、いくつかから選択できます。プルコギです。付け合わせの野菜は、にんじん、bellflower root(桔梗の根)という韓国食材、シシトウで朝からパンチがあります。
チキンは、ガーリックバーベキューソースでこちらもヘビーです。ご飯はナシゴレンと朝食に適しています???赤唐辛子も乗っています
もう一つはオムレツでした。これが一番オーソドックスかもです。
眺め
深夜便なので寝ていました。朝食が終わりそうこうしていると仁川空港に到着です。
まとめ
アルマトゥイ空港はかなりハードでした。それ自体対策のしようがありませんが、利用される方は心構えとしてご認識ください。
アシアナのOZ578便 (アルマトゥイ → ソウル仁川) は、時刻的にはベストですが、フライト時間は5時間半で十分な睡眠時間は取れません。とはいえ、ライフラットで疲れはだいぶとれた感じです。食事は朝食のみですが希望者はサンドイッチなどの軽食は用意されているようです。また、朝食はかなりヘビーな選択肢がありました。今回は仁川で遊ぶ時間が取れませんが、韓国食もあり機内で韓国が感じられます。
仁川空港でのトランジットは65分とかなりタイトでしたが、到着はOn Timeでなんとかなりそうです。
コメント