グルジア料理はロシア圏では美味しい料理と認識されています。そんなグルメなグルジア料理の中に、世界一ニンニクを美味しく食べるといわれるシュクメルリという料理があります。結構面倒な料理なので扱っていないお店も多いですが、そのシュクメルリを食べるべくSazandariというレストランに行ってみました。
立地
新市街よりのBatumi Mallのすぐ近く、ビーチから一本入った繁華街にあります。新市街に滞在する場合には比較的アクセスしやすいかと思います。通り沿いにはテラス的な席もあり、若干歩道にはみ出していてこれいいの?という感じで目立ちます。何度か前を通りましたが結構人気のお店のようでした。
インテリア
22時近くという比較的遅めの時間だったためすぐ入れました。インテリアはこの通りかなり個性的でした。ある種芸術的ともいえます。外観も変わった建物が多いジョージアですが内装もこだわりがあります。
メニュー
シュクメルリがメインですが、それ以外にもいくつかオーダーです。
ハチャプリ
何度か食べないとわからないのでここでもハチャプリを再び。こちらのお店のハチャプリはかなりの大きさでボリュームたっぷりでした。混ぜ混ぜして、、、味も美味しいです。
ケバブ
肉料理からケバブをオーダーしました。ピタパンに巻かれた状態で出てきて炭水化物過多なオーダーになってしまいました。ケバブ自体は、トルコ隣接でありスパイスの効いたミンチ肉で炭火の香りと合わせてスモーキーです。めちゃうまです。
シュクメルリ
そして今回お初のシュクメルリの登場です。炭火で焼いたチキンをガーリック&牛乳で煮込んだ料理ということです。世界一ニンニクを美味しく食べる料理として、日本でも2019年に松屋で提供されて話題になったということですが私たちは全く認識ありませんでした。そしてちょうど記事を書いている2024.2現在、松屋シュクメルリも復刻されています。ご飯に合う方向で多少アレンジされているということでこれとは姿形が異なります。
そして初めてのお味は・・・
クリーム色の液体の中に鶏肉が埋まっています。液体は、ミルクで沸騰させたためか細かい泡状です。味はかなり濃いめでガーリックが効いています。かなりの量ですがスープというわけではなく飲むようなものではないです。で、鶏肉は結構しっかり焼かれて歯応えがしっかりしていました。味は意外と塩っぱめ、濃いめの味付けでした。世界一美味しいニンニクの食べ方なのかという点は、、、感じ方に個人差があるかもです。
ミルクベースということでマイルドかと思いきや、ニンニク、塩で味は濃いので、先のハチャプリ、ケバブとの組み合わせて、全体的に濃いめの料理ばかりになってしまったところは失敗でした。これは、シュクメルリが悪いわけではないですが・・・
まとめ
バリエーション豊かなジョージア料理、ハチャプリ、ヒンカリ、ハルチョーと試してきて、ここではシュクメルリにチャレンジです。世界一美味しいニンニク料理ということですが、味は濃いめで、他との組み合わせで、夜の22時には負担が大きい食事になりました。
とはいえ、いずれも個別に見れば丁寧に作られており、非常に美味しく、人気のお店というのは納得でした。シュクメルリを頼む場合は、あっさり目の料理と組み合わせるのがおすすめです。
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