3時間かけて15皿のデギュスタシオンコースを堪能し終わったのは21時、普通は素直にホテルに戻りますが、プラハの夜は長いです。
おそらくカロリー的にもかなり腹ごなしに、ふらふらと旧市街側を散策します。
旧市街広場
21時過ぎにもかかわらず結構な人混みでした。プラハの夏の夜は日本のように蒸し暑さを感じず長い間外にいても不快感はありません。みなさん思い思いに夏の夜を過ごしているようです。
旧市街広場脇には、悪役のアジトっぽいティーン教会が見え隠れしています。朧月と合わせて何か不穏な動きが起こりそうです。
旧市庁舎展望台
おそらく自治体の管理だと思いますが、展望台も21時過ぎなのまだ登れるということで登ってみました。昼間は大混雑の観光スポットですが、夜はそれに比べるとそれほどでもありません、ちょっとは並びます。
上からの眺めは結構壮観です。広場の人混みがよくわかるかと思います。
そしてティーン教会の全景がよく見えました。
周りの建物がライトアップされているように、この展望台(塔)自体もライトアップの対象なのでレンズの反射が避けられない・・・
南西側の幅広めの通りは飲食店のテラスが賑わっています。
北西の方向は、丘の上のプラハ城と聖ヴィート大聖堂がよく見えました。
一周回って、この地区はプラハの首都の中でも1番の繁華街にも関わらず、大きな近代的なビルが一切ないというのが驚きです。景観に配慮されているんでしょうかね。
カレル橋
再び下に降りてあれだけ食べてきたにもかかわらずアイスを調達、アイルを食べながらカレル橋に向かって歩きます。通り沿いのお土産物屋などは流石に閉まっていますが、人の流れに乗って徒歩5分くらい、、、カレル橋のブリッジタワーが見えてきました。
橋の上までやってきました。行き来する人、欄干に止まってうだうだする人、なかなかの混雑です。
カレル橋の両サイドには30体の聖人像があります。その中でこの聖ヤン・ネポムツキー像が一番人気ということです。チェコの守護聖人で、チェコで最も重要な聖人の1人ということです。像の下にあるレリーフに触ると幸せになれると言われていましたが、コロナ後はどうなんでしょうね?
気候も穏やか、夏のプラハは22時過ぎても賑やかで雰囲気がいいです。
展望台よりプラハ城、聖ヴィート大聖堂がだいぶ近づいてきました。ブルダバ川の流れは穏やかで対岸の明かりを反射して綺麗です。ついつい立ち止まり眺めてしまいますね。
30分くらいかけてだらだらとホテルに戻りました。
まとめ
ヘビーなディナーを取った後は、腹ごなしに旧市街広場を経由して2kmの散策です。夜の21時〜23時といった時間帯でしたが、かなりの人出、夏のプラハの夜は遅いです。ただ賑やかなだけではなく、市管轄の市庁舎展望台も夜遅くまで空いており、旧東欧圏で、あまり利用者視点が高くないと思いきや、ポジティブ側に驚きでした。
そしてその展望台からの眺めはなかなかのものでした。どこからもプラハ城は目に入り、聖ヴィート大聖堂の大きさを感じられました。
カレル橋も雰囲気が良く、ダラダラと散策するには最高の環境でした。
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