ヘルシンキからサンクトペテルブルク(SP)に到着後は、本日から滞在するタリオンインペリアルホテルに荷物を預け、そのままホテル6階にあるビクトリアレストランでランチにします。ホテル西側のエリアは天井がガラス張りで明るいモダンな空間にリノベーションされています。ちょっと早く着きましたので、入り口前で待つことにします。入り口前には、何箇所かにチェアが並べられており、ホテルインフォメーションなどの冊子もいくつか置かれていたので待つのにちょうどいい環境でした。
ビジネスランチ
今回お目当てのメニューはこれ、ロシアでは、平日ランチに「ビジネスランチ」と呼ばれるかなりお得なメニューがあり、高級レストランなどでも提供されていることがあります。ここタリオンでもビクトリアレストランで提供されておりそちらをいただきます。
4コースでRUB 950(2,800円)ということで多少高いとも言えますが、5スターホテルですので普段はこの価格帯ではありつけません。
インテリア
ホテルの6階で屋内席とテラス席があります。テラスがおすすめということでせっかくなのでテラスでいただきます。手すりには、赤い花が植えられたプランターが並びゴージャスです。
建物の高さ的には他の建物に比べて飛び抜けて高いわけでもないですが、高さ制限に引っかからないであろうSP各所の寺院のクーポラが見渡せました。
ビジネスランチ
ここのビジネスランチは、サラダ、スープ、メイン、デザートの4コースでした。デザート以外はそれぞれいくつかの選択肢がありプリフィックスコースになっています。
パン
オーダーが済むとまずはパンが提供されます。パンは数種類から選択、パンオショコラのような菓子パン的なものもありました。お皿は全てタリオンのロゴ付きです。
グリークサラダ
オリーブ、カッテージチーズ、パプリカ、きゅうり、トマトと小さい何かの葉っぱなど全ての素材が統一されて大きさにカットされ、見た目に美しいです。オリーブは大粒で立派、オリーブオイルもかけられており、葉物野菜が少なくオリーブの味が強いサラダで、南ヨーロッパの暑い気候を感じられます(なぜここでかというのは、選択肢の都合で・・・)。
サーモンのサラダ
こちらは北欧らしいサーモンとサニーレタスの組み合わせです。サーモンはラトビアから連日(ヘルシンキを除く)食べており北欧の味覚です。
サリャンカスープ
白身魚とサーモンとともに香辛料がたくさん入ったスープ、サリャンカを選択しました。ディルの香りが香ばしく、予想外に暑いサンクトペテルブルクでしたが、爽やかにいただけます。
クリーミーチキンスープ
こちらは見た目シンプルですが、クリームベースにチキンが入ったスープです。お好みで塩胡椒ということですが、ノーマルで十分おいしいです。スープもソーサーが付いているのがしっかりしてます。
ビーフ
メインは、オーソドックスなビーフステーキ、テンダーロインで脂少なめですが、柔らかいお肉でした。バジルソースが夏にぴったりです。そして付け合わせにはマッシュポテトを選択、ロシアのじゃがいもはとんとにクリーミーで美味しい!ロシアに到着したことを実感します。
カツレツ
チキンカツレツの衣にも細かくカットされたジャガイモが使われています。付け合わせは野菜とマッシュポテトが選べましたが、私(嫁)は、両方と。スモールポーションで、きれいにまとめてくれました。
デザート
最後はデザート&コーヒーでフィニッシュです。ボリューミーかつ甘いムースケーキでした。酸っぱいベリーソースで、これもロシアっぽい、最初のビジネスランチは大満足でした。
ビジネスランチ : RUB 950(2,800円)
まとめ
お昼前にサンクトペテルブルクに到着、滞在するタリオンインペリアルホテルに向かい荷物を預けつつ、6階のビクトリアレストランでランチです。ロシアではビジネスランチという平日お昼限定のメニューがお得で、早速恩恵に預かります。ここビクトリアレストランは、ディナーでは10,000円くらいの価格帯のレストランですが、4コースにコーヒーもついて1人あたり3,000円弱というお手頃プライスでした。
料理は、4コースでいずれも上質、盛り付けも丁寧でホテルの一流レストランの仕上げになっています。お味の方も申し分なく大変満足できました。
また、テラスからは、サンクトペテルブルクのシンボルとも言える血の上の教会の玉ねぎ型のドームなどが見渡せました。平日限定ですがSPでの上質なランチの候補としていかがでしょうか?
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