デルタ スカイマイル特典航空券のお得な使い方はアフリカ!

マイレージ・ロイヤリティー
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スカイチーム (Skyteam)

デルタ航空の所属するスカイチームには日本の航空会社が所属していないこともあり、日本で積極的に活用している人は少ないかもしれません。

しかし、国際線中心で見た場合日本に乗り入れている航空会社は比較的多く、チャイナエアライン、中国東方航空、大韓航空、アエロフロートなどそこそこ安いチケットを出す航空会社が多いのも特徴です。

そんなマイルを放置しておくのはもったいない、かといってそんなに乗らないので失効しちゃう、という場合には有効期限のないデルタ航空のスカイマイルで貯めるのがオススメです。私たちもそんな理由でデルタ スカイマイルに貯めていたのですが、先の格安ビジネスクラス利用などで125~150%のマイル加算で意外と貯まって活用できています。

デルタ スカイマイル (Delta Skymiles)

そんなデルタ スカイマイルの活用ですが、デルタ航空(というかアメリカの航空会社全般)は、機内食やサービスの質に関してよいイメージはなく好んで乗りたいとも思いません。失礼 (^^)/)

また、デルタ航空の特典航空券を発券する場合、混雑具合でレートが変動します。そして一番低いレートでも、提携航空会社の特典航空券の必要レートと同じ値のため、提携航空会社で利用する方が選びやすいです。デルタ航空のWebサイト自体は良くできているため提携航空会社の特典航空券も手配できます。

ということで、私たちの結論は以下のとおりです。

デルタ スカイマイルは、デルタ航空以外の提携航空会社で貯めて、デルタ航空以外の提携航空会社で使う!

日本発便の必要マイル数の不思議

日本発の提携航空会社での必要スカイマイル数を調べて驚愕の事実が!!

デルタ航空では一覧を公開してなさそうなのでポイントだけまとめました。
2020年4月現在の情報になります。下表は片道の必要マイル数ですので、往復の場合は倍必要になります。さて、この表を見て、何か違和感を感じませんか?

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地域 エコノミー ビジネス
日本国内 15,000 or 20,000
※ 距離依存
※ 往復同値
 
韓国 7,500 15,000
台湾 (韓国、中国経由可) 17,500 35,000
中国(韓国、中国経由可)
香港(韓国、中国、東南アジア経由可)
マニラ(韓国、中国、東南アジア経由可)
17,500 35,000
東南アジア(タイ、シンガポールなど)
(韓国、中国経由可)
17,500 45,000
南アジア(インド、モルジブ、スリランカ)
(韓国、中国、東南アジア経由可)
40,000 70,000
ミクロネシア(グアム、サイパンなど)
(韓国、中国経由可)
22,500 45,000
ハワイ(中国経由可) 30,000 60,000
オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)
(韓国、中国、東南アジア経由可)
40,000 75,000
北米(アメリカ、カナダ)(韓国、中国経由可) 35,000 85,000
中米(メキシコ)(韓国、中国、北米経由可) 50,000 90,000
南米(韓国、中国、北米、中米経由可) 60,000 100,000
ヨーロッパ(韓国、中国、東南アジア経由可) 50,000 90,000
中東(ヨーロッパ経由可) 40,000 70,000
アフリカ(ヨーロッパ経由可) 50,000 80,000

そう、最後の3行です。

中東、アフリカへヨーロッパ経由で行ってもヨーロッパ行きのフライトよりも必要マイル数が同じか少なくて済むという謎の設定です。ヨーロッパから中東、アフリカの路線に関してはマイナスマイルになりますからね・・・

また、本来アフリカは日本からの距離が遠くニーズも少ないため、航空券の設定が高めに設定されがちです。ヨーロッパはストップオーバーできるわけではありませんので滞在時間は限定的ですが、ちょこっとヨーロッパに寄って、アフリカに行けるというのは有意義でExtremeです。

スカイマイルのお得な使い方実践

ということで早速使ってみました☆

ちょっと経っていますが、2020年5月現在でも有効です。アフリカに興味のある方いかがでしょうか?私たちは2016年のこの訪問で気に入ってしまい2019年にも再訪しました。アフリカ南部、オススメできます!旅行記もありますので是非検討してみてください。

より強化しての再訪は、スターアライアンスで行きました。

アフリカのどこに行く???

モロッコ、エジプト、チュニジアなど北アフリカはヨーロッパからすぐという立地で今後も行く機会もあるだろう(実際、2018年にエジプトに行きました)、中央アフリカは今のとこハードシップが高くて辛いことにしかならなそう、ということで、テーブルマウンテンやケープ半島があるケープタウン近郊、ビクトリアの滝、チョベ国立公園のサファリなどを組み合わせた南部アフリカに行ってみることにしました。

今回使うのは、私(旦那)がこつこつ貯めた160,000マイルで、アフリカまでの片道ビジネスクラス2名分です。ほぼ同じ旅行をしている私(嫁)の分が一方でこつこつ貯まっているのはいずれ・・・

ヨーロッパの経由地は、パリ(Air France)、アムステルダム(KLM)、ロンドン(Virgin)、もしくは複数が選べましたが、フライトスケジュール、滞在時間、お気に入りのパリで買い物、パリ → ヨハネスブルグ便が当時乗ったことのなかった総2階建のA380 ♪であることなどからエールフランスのパリ経由を片道で選択しました。

航空券を手配したのは2016年2月(4か月前)、空きはそれほど潤沢にあるわけではなかったですがポツポツ程度にはありました。2020年5月に6か月後を検索するとほぼ毎日あります。

片道とはいえ10時間を超えるフライトが2つが、ヨーロッパ片道よりも少ないマイルでいけるなんて不思議・・・

パリ乗り継ぎもいくつかの組み合わせが選べましたが、昼過ぎの12:50にパリに到着し、同日夜23:00にヨハネスブルグに出発する旅程としました。10時間強のトランジットでパリ観光&買い物です。

帰りのフライトは?

片道の場合は、帰国便を別途手配しないといけません。

2016年当時は、南アフリカの通貨ランド(ZAR)が安く、南アフリカ発の日本行きの片道航空券も非常に安く出ていました。そして2020年5月現在、再びランドが割安です。

2016年当時、私たちが最終的に選んだのは、評判の良いエミレーツ航空のケープタウン発ドバイ経由羽田行ビジネスクラスで17万円でした。片道チケットで17万円というと高く感じるかもしれませんが、この経路は9時間30分のロングフライト2本ですので、東京-ドバイ往復、もしくは、同程度の距離の都市ヘルシンキ、シドニー、サンフランシスコ往復とほぼ同等の移動距離となります。この長距離片道が、エミレーツのビジネスクラスで17万円というのは逆にお得と考える方も多いのではないでしょうか。

2020年5月現在、コロナウイルスで海外旅行どころではなくなり暇ですので、同経路がいくらで出ているかちょっと調べてみました。

エコノミークラス

料金優先のエコノミストの方には、諸税込の運賃で人気のありそうなとこから見てみると、、、

検索条件
From : Cape Town  To : Tokyo
Date : 2020/11/8 ±3days(ちょうど半年後の1週間としました)
(—>スクロールします)
航空会社 運賃
(諸税込)
経由 機材
シンガポール航空 45,000円 ヨハネスブルグ、シンガポール A359、A359、A359/B773ER
キャセイパシフィック航空 50,000円 ヨハネスブルグ、香港 B738、B773ER、B773ER他
ターキッシュ航空 46,000円 イスタンブール B789、B773ER

他にもエティハド航空(57,000円)、エミレーツ航空(58,000円)、エチオピア航空(49,000円)など選びたい放題です。ストップオーバーの都市を考慮してお好みで、大体4.5〜6万円で思いのほかお安く帰ってこれます。

ビジネスクラス

快適性を求めるビジネスパーソンの方には、、、

検索条件
From : Cape Town  To : Tokyo
Date : 2020/11/8 ±3days(ちょうど半年後の1週間としました)
(—>スクロールします)
航空会社 運賃
(諸税込)
経由 機材
シンガポール航空 153,000円 ヨハネスブルグ、シンガポール A359、A359、A359/B773ER
エミレーツ航空 171,000円 ドバイ B773ER、A380/B773ER
キャセイパシフィック航空 140,000円 ヨハネスブルグ、香港 B738、B773ER、B773ER他
ターキッシュ航空 133,000円 イスタンブール B789、B773ER

エミレーツは、成田便を選択すれば人気の総2階建機材A380も選択可能です。ただ、最近ボーイング777が改装されたようなので、現時点ではボーイング777の方が快適な可能性があります。シンガポール航空を選ぶ場合は、シンガポール発の便で使えるブックザクックを是非活用ください。ターキッシュの場合は深夜2:00からのフルコースが楽しめます。どれも魅力的、迷いますね〜。

路線は異なりますがブックザクックの機内食はこんな感じです。

東京便は2020年夏スケジュールから(コロナで運休中ですが)TK198となり羽田発着になりますがフライトの時間帯はほぼ同じです。羽田便でも深夜2時からのフルコースです。

ケープタウンは乗り入れ航空会社が少ないので20万円以下のお安いチケットは上記くらいですが、これをヨハネスブルグ発とすると、、、

検索条件
From : Johannesburg  To : Tokyo
Date : 2020/11/8 ±3days(ちょうど半年後の1週間としました)
(—>スクロールします)
航空会社 運賃
(諸税込)
経由 機材
シンガポール航空 148,000円 シンガポール A359、A359、A359/B773ER
エミレーツ航空 140,000円 ドバイ A380/B773ER、A380/B773ER
キャセイパシフィック航空 139,000円 香港 B773ER、B773ER他
ターキッシュ航空 130,000円 イスタンブール A333、B773ER

全体的にちょっとづつ安くなるのと、エミレーツはヨハネスブルグ-ドバイ間においてもA380を選択できるようになります。あとはエジプト航空(127,000円、カイロ経由)、エティハド航空(157,000円、アブダビ経由)、エアチャイナ(167,000円、北京経由)あたりも選択肢に入ってきます。

あまりオススメしませんがどうしても帰りにピラミッドを見たいという方はエジプト航空をどうぞ。ヨハネスブルグ-カイロのエジプト航空MS840便にはたまたま2019年に乗りましたので参考にしていただければ・・・

ファーストクラス

エコノミストでもビジネスパーソンでもない方には、、、

検索条件
From : Cape Town  To : Tokyo
Date : 2020/11/8 ±3days(ちょうど半年後の1週間としました)
(—>スクロールします)
航空会社 運賃
(諸税込)
経由 機材
エミレーツ航空 277,000円 ドバイ B773ER、A380/B773ER

これ、2016年当時もほぼ同じ金額であって超悩んで結局ビジネスクラスにしたのですが、一生に一度ならこれもありかと思います。日付は限定されますが中長距離のファーストクラスが2フライトでこの価格はなかなかないかと思います。ヨハネスブルグ発でもほぼ同じ値段です。ビジネスクラスでも同様のコメントですがリノベーションしたボーイング777の方が快適かもしれません。乗ってみたい〜

ということで、南アフリカからの帰国は、エコノミークラスからファーストクラスまでいずれのクラスでもかなりお安くチケットが手配できますので、ご予算に応じた形で日本に帰ってこられます。

まとめ

デルタスカイマイルの特典航空券はアフリカがお得!

そして、せっかくならなかなか行きにくい南部アフリカがオススメです。

往復特典航空券でもいいですがそこまで貯まっていないという方は片道でOK!帰国便のフライトは、南アフリカ発券でかなりお安く手配可能です。ケニアやタンザニアあたりの東アフリカに行く場合でも、ビジネスクラス以上の場合は、ヨハネスブルグまでLCCや現地航空会社エコノミーで行き、そこからビジネスとした方がトータルで安くなるかと思います。

こんな使い方いかがでしょうか?

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でもこちらは往復必要ですので必要マイルが多めです。

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