福岡観光 シルクロードの東の端「鴻臚館跡」で旅のフィニッシュ!

2023.07 シルクロードの旅

シルクロードの東端は狭義では西安ですが、広義ではそこから朝鮮半島を渡って日本に到達します。そして、その到着地は福岡にある鴻臚館になります。かつて、そのシルクロードを通って日本に伝わった品々を所蔵している宗像大社の神宝館にも訪れました

今回は、サマルカンド、ブハラといった中心都市から、東側はジョージア、バクーまで巡ってきました。せっかくですので鴻臚館跡を訪れシルクロードの旅のフィニッシュとします。(特典航空券の都合で、ソウルから東京直行便が満席だったので福岡経由としました。)

立地

福岡城の片隅にあります。駅としては、地下鉄空港線の赤坂駅もしくは、大濠公園が近いです。福岡市の中で有数の広さの公園ですので合わせて散策するのがいいかもです。夏の昼間以外であれば・・・

鴻臚館

鴻臚館(こうろかん)は飛鳥・奈良・平安時代の外交施設とのことです。中国大陸や朝鮮半島からの使節団の迎賓館として、また日本の外交使節である遣唐使や遣新羅使の宿泊所としても使用されたようです。

最初に作られたのは西暦688年で、そこから400年の間対外交渉の場として活用され、最終的に1047年放火により焼失したということです。当時はこんな感じだったということです。相当広いです。

公式ページより

この辺が鴻臚館跡ということですが、礎石の跡などは若干わかるようなわからないような・・・奥に見えている建物が展示館です。

展示館

展示館の中に遺構が一部残っています。建物も同じく一部再現されていますが、当初の全体規模を推し量るのは難しいです。入場料は無料です。

国を代表する施設ですが派手さはあまりないですね。

セラミックロード

セラミックロードというのは初めて聞きました。シルクロードは絹で、陶磁器はセラミックロードとして別に存在したようです。同じ地域ですが、西安やサマルカンドはともに通っていますがブハラは通っておらず微妙にルートが違います。また、海路が多いのは陶磁器は絹に比べて重いからでしょうかね・・・

展示品

陶磁器類は当然国産が中心でしょうが、交易でもたらされたものも一部あります。「イスラム陶器」という名前でしたが、サマルカンドで見てきたサマルカンドブルーのタイルと同じ色合いです。

割れた陶磁器をまとめて捨てていた場所があったようです。せっかく日本まで来たのにさぞかし残念だったでしょう。

鴻臚館時代の展示は福岡市博物館にもあり、当時の船舶の模型などもあるので合わせて訪れると理解が進むかと思います。

大濠公園

ついでに大濠公園も立ち寄りました。写真で見ると素晴らしいですが激暑で死にそうでした。

濠は堀で、この辺は福岡城跡でもあるのでお城関連と思われる建築も残っていました。次はもうちょっと涼しい時期に訪れたいと思います。

まとめ

旅の最後にシルクロード/セラミックロードの東端である福岡、鴻臚館跡を訪れました。たまたま特典航空券が直行便がなかったのが発端ですが、いい感じの旅の終わりの演出になりました。

鴻臚館は、西暦700〜1100年当時の海外との窓口で、遣隋使の発着もここ鴻臚館からでした。そうした交流の場であり、交易品として当時からサマルカンドブルーのイスラム陶器などからも今回訪れた場所とのつながりが見えました。それにしても当時は船も命がけ、交易品の物流も、サマルカンドまでは年単位でかかっている可能性がありますが、1週間で行き来できるとはいい時代になりました。その分ありがたみも薄れている可能性もありますけどね・・・シルクロードの旅終了です。

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