過去幾度と搭乗している福岡 → 羽田路線です。機材もB787で特に見所もありません。私たちにとってこのフライトの一番の見どころは2020年3月から利用開始された「都心上空ルート」を通るかです。東京に住んでいた時には、自宅のかなり近いところを飛んでおり、いつか上空から眺める機会を楽しみにしていました。
なお、この新路線が使われるのは、南風時の午後3時~午後7時の繁忙時間帯のみということで、旅行では現地滞在を長めに取り、夜遅くに到着するフライトばかり選択してきた私たちには、この時間帯での利用機会はありませんでした。今回はアルマトゥイからの3路線乗り継ぎというタイトな状況を鑑み、午後暗くなる前に帰ることにしました。7月ということで南風運行が多い時期でもあります。さていかに・・・
フライト
フライトの詳細は以下の通りです。
出発:福岡(FUK) 14:10 GMT+9
到着:羽田(HND) 16:00 GMT+9
フライト時間:1時間50分
機材:Boeing 787-8
福岡空港
チェックインはWebで、荷物のチェックインも福岡到着時に済んでいますので、セキュリティチェックを受けてそのままラウンジに入場です。
ANA Lounge
何度か来たことがあるラウンジには13:40位に到着、暑かったので冷たいドリンクをいただき休憩しました。シルクロードの旅もいよいよ最後のフライトです。さすがに疲れました。
Boeing 787-8国内線仕様(78P)
シート : 普通席
普通席は3−3−3の配列です。シートはモニターなしです。かなり前方(7列目)を指定しましたが、都心上空ルートを眺めるのに翼が被らないようにするためです。ちなみに8列目は窓なしですので要注意です。ANAはシートマップがしっかりしているのでそうした情報も確認可能です。
前方のプレミアムシートは2−2−2が2列のようです。シートは、この時と同じようです。
機内サービス
ドリンク
LCCではないのでドリンクサービスがあります。鬼滅仕様の紙コップでした。この機体も
眺め
お目当ての眺めです。まずは、出発直後に、太宰府天満宮を上空からお参りします。探し方は、青い大きな建物が九州国立博物館で、写真でその左手前の山際です。都心上空航路を通りますように・・・
そして、うたた寝していると千葉駅上空までやってきていました。B滑走路着陸の場合はもうちょっと海よりなので都心上空ルートには入りそうです。A滑走路かC滑走路かはまだ分かりません。
続いて海浜幕張の整った街並みです。円形がマリンスタジアム、その手前が幕張メッセです。
そして、東京上空まで来て、、、池袋付近で左ターン、これは望んでいたC滑走路着陸ルートっぽいです。左ターンの際は地上が見やすいです。サンシャイン60を中心に旋回します。
紀尾井町から赤坂見附付近、国会議事堂が見えます。その奥には、皇居、丸の内のビル群、遠方には東京スカイツリー、絶景ですね。
麻布台ヒルズと東京タワー、増上寺です。
品川港南からレインボーブリッジです。その奥は豊洲市場です。
さらに高度が下がり天王洲アイル、ザ・クルーズクラブ東京のクルーザーも確認できました。そろそろビルを擦りそうです。
お台場と、手前の桟橋は新しくできた東京国際クルーズターミナルです。この辺はもう刻々と景色が流れるので処理が追いつきません。
忙しなかったですが、東京都心上空の遊覧飛行として大変楽しめました。
まとめ
最後のフライトは、福岡 → 羽田で特に目新しさはありませんが、私たちにとっては、都心上空ルートを初体験するかどうかという見どころがありました。
結果的に都心上空ルートを通り、さらに見どころが多いC滑走路への着陸ルートで、都心上空を遊覧飛行できました。池袋から、赤坂〜皇居あたり、東京タワー、レインボーブリッジ、お台場と見どころ盛りだくさんでした。午後に羽田に着くフライトに搭乗する際は、機体左手の座席を指定すると綺麗に見えるかと思います。
旅の総括
3年半ぶりの海外は、結果的に中央アジアの冒険旅行となりましたが、特に大きな事故もなく意外と平和な旅となりました。夏の時期は暑いのが難点ですが、イスラムのエギゾチックな雰囲気と、円安の2023年においても割高感をあまり感じない物価の安さが魅力で、非常によい旅行となりました。特にバクーは綺麗な街並みと朗らかな人たちの印象がよく、もうちょっと長く滞在してみたい都市でした。
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