琴平グランドホテル桜の抄の別邸初音は、金刀比羅宮ビューと讃岐富士ビューの2種類あります。金刀比羅宮ビューは参道とチラッと大門が見えます。ただ、山の斜面に向いているため圧迫感はあり、眺めとしては讃岐富士の方がたぶん開けているでしょう。どちらがいいかは好みですが、金刀比羅宮ビューを希望する場合は4部屋しかないので確約は無理と思いますがリクエストを出しておくといいでしょう。
事前にリクエストし希望通りアサインいただきました。
玄関
玄関で靴を脱ぐ旅館スタイルです。玄関はそこそこ広く腰掛けられるスツールもあるので靴の脱ぎ履きに心配がある方でも安心でしょう。
玄関脇にはクローゼットがあります。その中には、男女別、サイズ別に一式とサイズは限定されていますが替え用がもう1セット、半纏、大浴場に行く際の入れ物などが一通り用意されています。非常に便利です。
部屋
玄関から扉を開けると広めの居室になります。畳敷きで10畳くらいでしょうか。窓の外に向かって二人がけのチェアとテーブルがあります。そして窓のサイドには、片側はテレビ&ミニバーコーナー、反対側はソファーベッドがあります。三人で使う場合には1人はこのソファーベッドを使うことになるのでしょう。色合いは明るめの天然木とグレー、差し色の赤、鶯色でスタイリッシュです。
ミニバーには、ネスレのカプセルコーヒーと緑茶、ほうじ茶、小菓子が置かれています。ティーカップ、グラスはやはり3つあり、3人利用を想定した部屋設計のようです。
窓から奥まった部分にはセミダブルくらいのベッドが2つ置かれています。ベッドサイドのテーブル(台)は小さいですが、ヘッドボードが奥行きがあり携帯などは置けます。壁には間接照明と桜の装飾でおしゃれです。
バスルーム
上の写真で右側の扉を開けるとバスルームになります。正面には洗面台、そこから右手には、、、
半露天風呂があります。そして温泉がちょろちょろと、源泉掛け流しではなく循環濾過式だと思いますが、いつでも入れるお風呂は準備が不要なのが最高です。障子の目隠しがありますが開ければ参道ビューです。こちらから見えるということは参道からも見えるということなのでその点はご注意ください。
洗面台から半露天風呂と反対側にはトイレと独立したシャワールームがあります。使い勝手がいいです。
眺め
そして、金刀比羅宮ビューがこちらです。
参道の両側はお店などが並んでいるので、階段自体は中腹以上しか見えません。一番上の大きな屋根の建物が365段目の大門(おおもん)です。
参道の裏側が見えている部分も多く、なかなか歴史ある建物も多くキレイとは言い難いですかね。ただ、今回はこんぴら詣がテーマでしたので、金刀比羅宮の参道ビューに満足です。
夜になると大門はライトアップされます。参道は人1人いませんでした。地方の夜は早いです。
翌朝です。前日に続き曇り空ではありますが、朝の静けさが神聖な感じでした。
まとめ
ホテルとしてはだいぶ歴史がある感じのはずですが、リノベーションされており部屋も和洋室として綺麗に仕上がっています。
別邸初音は、和洋室で半露天風呂が付いているのが特徴です。占有面積はおそらく35m2程度でコンパクトではありますが機能的です。ビューは讃岐富士もしくは金刀比羅宮ビューがあり、今回は金刀比羅宮ビューをリクエストして希望通りアサインいただきました。こんぴら参りを部屋にいながら実感できました。
部屋以外の特徴としてはラウンジアクセスと、夕食付きプランを選択した時にメニューが若干異なるようです。こちらはまた別記事にて紹介します。
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