夜の洪崖洞
外観
大足石刻への冒険でかなりヘロヘロでしたが、翌朝成都に向かうので重慶最後のディナーを目指して中心地に向かいます。疲れたのでタクシーでせっかくなら夜の洪崖洞も見ておこうとヒルトンからダイレクトに乗りつけました。
昼間来た時は下まで降りませんでしたが、到着したのは洪崖洞下でした。下から見上げると結構壮観です。そして、道路の下は駐車場に使われているのもわかりました。土地の少ない重慶ではこうした土地活用が必要なようです。平坦の土地がない重慶独特な景観と言えます。
建物内
立体的に階段上に作られた建物の中層階ですのでフロアによっては、屋根がなくルーフテラスです。とはいえ通りを挟んで建物が並んでいるような雰囲気で凝った作りです。
実質的にはショッピングモールで、ここのどこかでディナーでもと思っていましたが、物販のお店が多く、適当なレストランは見つけられませんでした。
屋上展望台
屋上の展望台まで上がってきました。確か10階くらいだったかと思います。屋根全体をライトアップしていて、夜でも建物の造形がよく分かります。それにしても派手ですね、中国を感じます。
左から出ている強力なレーザービームは、この施設のライトアップなのかと思っていましたが、露店販売しているレーザーポインターでした。軌線が出ておりかなり強力ですが、実物はポケットサイズで意外とコンパクトで驚きました。興味が湧きましたが、2秒後に用途がないことに気づき思いとどまりました。
この展望台から嘉陵江の対岸には建設中の高層ビル群が見えました。この橋も2層になっており下層には地下鉄が通る予定でした。これらも今では完成していることでしょう。
重慶最後の夜は火鍋ディナー
さて、ディナーはどうするか???
重慶初の食事は麻婆豆腐、この日の昼も辛めの牛肉麺でしたが、重慶ですので、最後の晩餐も四川料理でまだ食べていない重慶火鍋に。前日昼に解放碑から洪崖洞に向かった際に見かけた火鍋のお店にしました。
撈鍋精緻品味火鍋 解放碑旗艦店
本場の辛さをお手ごろな値段で体験できました。
夜の解放碑周辺
ディナーの後は、腹ごなしに散歩を続けます。一度昼に来た重慶中心部の歩行者天国エリアにやってきました。この辺は東京で言うと銀座、通り沿いにはハイブランドのお店が並び華やかです。街路樹はクリスマスの名残かイルミネーションが綺麗でした。
前日は雨がちでしたがこの日は雨も降らず、一方で寒さもそれほどではなく散歩日和でした。昼間はガスって見えなかった超高層ビルがちゃんと見えました。
中心地の中心、解放碑までやってきました。昼間は目立たなかった開放碑ですが、夜はライトアップされて見やすいです。中国4大直轄地の1つ重慶は、霧と坂と高層ビルの都市でした。
まとめ
重慶最後の夜は、再び中心地に繰り出しました。
夜の洪崖洞はネオンで派手派手、昼間来た時は一番下までおりませんでしたが、下から見上げるとかなり壮観でした。めんどくさくても下まで降りて見上げてみるのもいいかもしれません。ただ、飲食店などは、それほど魅力的な店舗は見当たらず素通りに近い感じでした。
開放碑周辺の歩行者天国のライトアップも綺麗でした。重慶に限らず中国の電飾は派手派手で異国情緒が感じられます。この辺りは重慶の中では高低差もあまりないので、散策しやすい場所かと思います。
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