横浜での最後のディナーは、大桟橋の先頭部分にあるイタリアンレストラン サブゼロにしました。
International Cuisine Subzero
サブゼロは「ゼロ以下」という意味ですが、海面よりは上ですので標高ではなさそうです。くじらのせなかからレストランまで長いスロープを降りるという点で、グラウンドレベル(Level 0)以下ということでしょうか・・・
エントランス
レストランの入り口は、ブルーのライトで独特な雰囲気です。
インテリア
そのまま店内に入ると、入り口近くのバーコーナーは同じく青い照明ですが、奥のダイニングエリアはそれほど青くありません。青は食欲減退の効果がありますからね。
そして、窓は大きく眺めは最高です。この日は飛鳥IIが停泊していたので一部遮られていましたが、象の鼻広場からみなとみらいあたりまで一面横浜ビューです。どちらがいいかは好みでしょうね。私たちは飛鳥II派ですね。
眺め
席によるかもしれませんがみなとみらい地区方面は遮られずに見えました。夜の時間帯、食事をとりながら刻々とライトアップされていく景色は絶景です。人気の理由が伺えます。
メニュー
ダイナーズエグゼクティブダイニング
今回はこのクレジットカードのベネフィットを享受すべくあらかじめ予約していきました。平日限定になりますが、1名分の料金で1名分無料(実質50% OFF)になるプランがあります。
対象のメニューは9品のテイスティングメニューですが、イタリアンのテイスティングメニューは初めてでしたので楽しみに向かいました。
Menu C
帆立のタルタルとキャビア 里芋と雲丹のグラタン
一皿目です。キャビア&レッドキャビア(いくら)でゴージャスです。スプーンがホタテ、帆立の貝殻の中は山芋というギャップがあり面白いです。ウニが濃厚でアペタイザーとして最高でした。
トリュフのケークサレとフォアグラのテリーヌ マデラワインソース
2皿目は、トリュフの塩ケーキにフォアグラテリーヌではやくも世界三大珍味をコンプリートです。また、見た目も立体的で楽しめます。盛り付けられている立体的な葉っぱはポテト、ゆりね、ほおずきと季節感があります。土台のケーキはサレと言っているだけあり塩味が強くそれらと一緒に食べるのにちょうどいいです。
マグレカネットの低温ロースト 秋のフルーツのコンビネーション
3皿目は鴨です。マグレ鴨というのはフォアグラのために育てた鴨ということです。この身の部分はメイン食材ではないとも言えますが十分おいしいです。ソースは、ピンクがビーツ、オレンジが柿ということで秋を感じます。
鱧のボルベッティーニとアオリイカのグリル 蛤の泡 ズッパディペッシュ仕立て
ズッパ(スープ)がきました。ペッシュは魚で、具材は鱧のつみれとアオリイカです。名前の通り泡ははまぐりの風味があり面白いです。ここまでの料理を見てきて、見た目もバリエーション豊かでなかなか楽しめます。
牛蒡のリゾットと蝦夷鮑のしゃぶしゃぶ トリュフソース
続いては私(旦那)の大好物なリゾットがきました。過去旅行で選択する時は、こことかここなど、いずれも体調が芳しくない状況でオーダーしがちですが、勝手に出てくる時は問題はありません。
蝦夷鮑と牛蒡の歯応えが面白いです。バターは海藻バターで有名なボルディエのバターということでした。海藻入りのが使われているのかどうかは不明ですが相性はいいです。
牡丹海老と松茸のスパゲッティーニ カラスミと青柚子の香り
続いてパスタ、イタリアン特有の炭水化物続きです。テイスティングメニューのわりにポーションも大きめ、ボタンエビもかなり大きめです。子持ちということで卵も別にもられていました。味は濃いめですが、松茸と柚子の香りが爽やかでお腹がいっぱいでもぺろりと食べられます。
タスマニアサーモンの軽いグリル シャンピニオンデュクセルとブールノワゼットソース
ようやくメインに入ってきました。まずは魚からです。タスマニアサーモンでソースは2種類、シャンピニオン(マッシュルーム)のどろっとしたソースとケッパーが入ったすっぱ目の焦がしバターソースで味変しつつ楽しめます。魚自体は軽いグリルということで半生の状態です。
葉山牛腿肉のロースト ポルチーニ茸のソースと長芋のグリルとともに
だいぶ満腹になってきました、そして食事最後の肉料理です。肉の下には長芋、それ以外には塩焼きされた銀杏が転がっています。色々と季節感を感じつつ楽しめます。ポルチーニのソースもこれ自体が1つの料理のようです。
フランス産栗のモンテビアンコ カシスのピュレと洋梨のシャーベット添え
さすがにお腹いっぱいです。カシスの酸っぱ目のソースを活用しつつ最後までいただきました。
濃いめのコーヒーでさっぱりします。ミニャルディーズはありませんがあったらアウトでした。
Menu C 15,400円(サ別) ×1 ノンアルコールスパークリング 1,100円 ×2 合計 19,360円
まとめ
横浜旅の最後は、大桟橋のイタリアンレストラン サブゼロのテイスティングメニューで。
イタリアンのテイスティングは初めてで非常に楽しみにしていました。リゾット&パスタ(サイドにはパン)という炭水化物オンパレードなイタリアンの特徴はありつつも、素材には季節の食材が使われ、キャビア、フォアグラ、トリュフといった高級珍味系もふんだんに、かなりバブリーな食事で楽しめました。
眺めもそれに負けず、飛鳥II越しのみなとみらいと食事に負けない豪華さでした。
それをクレジットカードのベネフィットでお得に、「招待日和」相当が使えるクレジットカードをお持ちの場合は是非ご活用ください。
これにて、2021年9月の横浜旅は終了、最寄りのみなとみらい線の「日本大通り」駅から在来線を乗り継いで帰りました。「日本大通り」駅は横浜スタジアムに近いこともあり、ベイスターズ一色でした。最後まで個性的な観光要素が集中した横浜でした。
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