岡山観光 〜後楽園・岡山城〜

2022.12 瀬戸内巡り
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岡山市内の見どころといえば後楽園、岡山城でしょう。オープン時間は岡山城は9:00からですが、後楽園は朝7:30〜、観光ルートとしては後楽園 → 岡山城とすると朝からの効率的な観光が可能です。といいいつつ、9:00前に後楽園にやってきました。11時の特急で琴平に向かうので移動含め2時間程度の滞在です。

旅行中は時は金なり、ホテルからタクシーでダイレクトにやってきました。

後楽園

後楽園は、日本三大庭園の一つと言われ国の特別名勝に指定されています。岡山藩主、池田綱政の命で造られ1700年に完成しました。

ちなみに三大庭園の残り二つは、茨城県の偕楽園、石川県の兼六園です。兼六園は前年の同時期に行きましたが雪景色で雰囲気が違いました。

後楽園の面積は14.4haあり全体を見てまわるのは結構大変です。今回は岡山城と合わせて2時間のため半分程の範囲をサクッと回りましたが、その範囲でも、池、山、林、畑っぽい感じのところなどバリエーション豊富です。庭園?と思われる要素も含まれており、なかなか面白いです。

まずは、正門側から入った目の前には広大な平地が広がります。なかなかの広さですがゴミ一つ、草もほとんど見られません。

延養亭(えんようてい)&栄唱の間(えいしょうのま)

正門の並びにある建物群です。延養亭は藩主の居間で園内で最も重要な建物ということです。戦災で焼失し、現在の建物は昭和35年に築庭当時の形で復元されたものです。建物の中には入れませんが、玉砂利の庭、植栽など素人目に見てもレベルが違います。

沢の池(さわのいけ)

庭園中央の池です。庭園のサイズも広大ですので池のサイズもかなり大きいです。そして、色とりどりの錦鯉が泳いでいます。いずれも立派で人が近づくとよってきます。

ここの1番の見どころは人面魚です。たまたま出会しましたが、かつて話題になった記憶が蘇りました。どうでしょうか、掘りの深い人の顔に見えますか???

池の先には小高い山が見えます。

唯心山(ゆいしんざん)

そこに山があるから、、、登ってみました。標高は10m位かと思います。唯心山からの眺めです。先ほどの池、右側は畑っぽいところです。奥には鳥居やこだわりの建物が点在しています。

流店(りゅうてん)

山の麓には、6本の柱で支えられている2階建ての建物があります。流店という名前は、その1階が壁がなく中央に水路が配置されているためです。庭園散策の休憩所目的として創れれています。

花葉の池(かようのいけ)

この池には、大輪の蓮があるようですが冬の時期は当然咲いていません。紅葉した枝葉が池の上を覆っており、カモの憩いの場になっていました。

といったあたりで40分程度すぎ、岡山城に移動しました。

岡山城

後楽園の南側、旭川の挟んだ反対側に立地します。後楽園の南口を使うと岡山城との行き来が便利です。その間には旭川が流れていますが歩行者用の橋もかかっています。

旭川からの城ビューがなかなかかっこいいです。外壁は黒塗りの下見板で覆われていて烏城との別名があります。さらに、金のシャチホコと一部金箔瓦が使われており、金烏城とも呼ばれているということです。

もう一つの特徴としては、岡山城は地盤の形に合わせて1階は五角形、上層階に上がるにつれ四角形に整理されます。その中間の屋根の造形などがアシンメトリーでかっこいいです。今の建物は鉄筋コンクリートでの復元で情緒はありません。

そそくさと入城します。苔むした石垣と張り出した植栽も味があります。

天守閣

振り返るとそこには令和の大修理を終えたばかりの天守閣があります。曇りではありましたが金箔瓦が輝き眩しいです。

外観は窓枠などもありますが構造は鉄筋コンクリートで中は展示室になっています。ゆかもタイルカーペットで空調もエレベータもある近代的な作りです。快適ではあります。

上層階の窓は機能しており外を眺めることが可能です。

北側は旭川の先に後楽園を望みますが、後楽園の旭川寄りは大きめの木々が多いため庭園内はよく見えません。南側は、山の中腹に滞在していた岡山国際ホテルが望めました。西側には下から見えていた金のシャチホコが間近に見える窓がありました。その先には岡山市街が望め岡山らしい景色といえます。

月見櫓

北西を守る櫓です。こちらは再建ではなく1620年代に作られた実物のようです。内部見学が可能な日でしたので、せっかくですので見学しました。

外側に向けては、石落としや鉄砲の穴が配置され軍事上の機能がありますが、本丸内側に向けては、大きめの開口部で縁側なども配置されています。また、天井板も張られ上質な作りで、戦国時代の終わりにあたり、和戦両様の特徴を持った櫓ということです。

なるほど・・・

と北側の天守閣と月見櫓のみを見学しましたがそろそろ10:20、11時の電車に向けて岡山駅に向かうことにします。

まとめ

岡山市内の観光としては、後楽園と岡山城として、隣接しているので午前中の1時間半で両方を見学しました。実際ちゃんと見るにはもうちょっと時間が欲しいところではありますが、午後には金比羅山に登ることもあるので今回は体力、歩数温存として程々にしておきました。

晴れの国ではありますが、この日は曇天で、光の強さはそれほどではないはずですがそれでもかなり色鮮やかさでした。後楽園は紅葉、岡山城は黒と金の輝きが想像以上でいずれも楽しめました。

岡山駅までは、アクティビティを兼ねて路面電車で向かいます。

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