イスラムの宗教都市「ブハラ」、サマルカンドより観光エリアはこじんまりとしていますが、25時間の滞在のためホテルは立地重視での選択です。アジアホテルブハラは世界遺産が密集する旧市街エリアの真ん中に立地しておりどこに行くにも便利です。そして、ブハラよかったです、もうちょっと涼しい時期に2、3日ゆっくりしたい感じです。
今回行けませんでしたがヒバも同じような感じなのかな???
アジアホテルブハラ
サマルカンドに続きこのホテルも立地最強です。タキ・テルパクフルシャン徒歩1分、ラビハウズまで徒歩2分、メドレセ、カラーンモスク&ミナレットなどの宗教施設が集まるエリアまでも雰囲気がいい歩行者天国を通って徒歩5分です。ちょっと夜のライトアップを見に行くといったケースでも気軽に行き来できます。ホテル前は車の乗り付け可能ですのでYandexも手軽に使えます。
外観は、イスラムモチーフで2階建(中庭にある別館は3階建)です。
ロビー
玄関を入ると2階層吹き抜けのロビーがあります。正面にカウンター、両サイドにソファーセットがいくつか置かれています。入り口の横にはバーっぽい施設もあります。この国はイスラム教国ですがお酒は厳しくないのかな???
部屋:Standard Double
ここでも観光に忙しく、部屋にいるのは寝る時だけなので一番リーズナブルなスタンダードルームにしました。が、翌朝連日の高温にやられたのか若干体調不良となり、昼前までゆっくりすることにしました。それでも鳥の声を聞きつつ快適に滞在できました。
朝食
1階に食堂があります。全プラン朝食付きでした。食事会場は装飾が煌びやかでぱっと見宮廷のダイニングのようでした。ちゃんとテーブルクロスが敷かれているのも頑張ってます。
朝食はビュッフェで十分な種類が並べられます。ぶどう、スイカ、りんご、メロンといった当地に由来する果物も多いです。野菜はきゅうり、トマトといったもので葉物はなかったです。ホットミールは、フレンチトースト、ソーセージ、ペペロンチーノといった洋食に加え、ロシア圏のグレーチカ(蕎麦の実を炊いたもの)もありました。
前日の夜張り切りすぎて体調が不調気味???まだまだ旅は長いので胃腸負担を考え若干控えめな朝食となりました。私(嫁)はフルーツとチーズ、私(旦那)はグレーチカ、フレンチトーストとチーズです。
中庭/プール
かなり大規模なホテルで中庭があります。中庭には自由に使えるカバナ、プール、プールサイドにはリクライニングチェアなどもあり、暑さが弱まる夕方にはここでゆっくりしている人などもいました。そしていくつかの木は中央アジア原産のブドウの木で、訪れた7月には実がなっていました。
さらには、こんなオープンなパーティーエリアもあります。酷暑のこの時期は使われていませんでした。
滞在証明(レギストラーツィア)
旧CIS諸国の中には、入管の制度として、滞在証明というものをホテルで取得し常時パスポートと共に携行するしきたりが残っています。どこもかなり緩くなってきているとはいえ、一応ウズベキスタンでも有効な制度です。私たちは、タシュケント、サマルカンドともにもらい忘れていましたが、ここでもらえるか確認してみました。
チェックインの時にパスポートを預けることが求められたのでそのためかと思いきや、チェックアウトの時にもなし。聞いてみたところ、オンライン予約の場合は、それ見せればOKというほんとかどうか分からない回答でした。タシュケントでもサマルカンドでも勝手に提供されることはなかったですし、結果的に出国時にも問題になることはなかったですが、一時例として参考になればと思います。
もうすでに廃れた制度なのかもしれません。
まとめ
25時間滞在のブハラも立地重視で、旧市街の真ん中にあるアジアホテルブハラに滞在しました。
どこに行くにも便利で、ラビハウズも、モスクの周りも異国情緒たっぷり、サマルカンドよりも雰囲気としてはリゾートでした。
そんな立地にも関わらず、かなり広めの立地に、中庭、プールなどの施設もあり、ちょっとしたリゾート滞在も可能です。フロントでは英語も問題なく通じ不自由なく滞在できました。旧CIS諸国で依然として有効な滞在証明(レギストラーツィア)は、インターネット予約の場合はそれ見せればいいと言われ個別のレターの提示はありませんでした。問題なく出国してきましたが、一時例としてこんなパターンもあるかもということで。。。
ブハラ滞在においておすすめできるホテルでした。