いよいよ最終日、この日はお土産の調達に赴きます。この旅行の2年前にもロシアを訪れて、空港でマトリョーシカを買いましたが、1.5時間のソウルトランジットに気を取られ、機内置き忘れ。。。結局、出てこず寂しい思いをしました。今回こそはお気に入りのマトリョーシカを!ということでマトリョーシカ屋が集まるというベルニサージュまで行ってみました。
立地
ベルニサージュは地下鉄パルチザンスカヤ駅という多少郊外に立地します。駅出口には、モスクワオリンピックに合わせて建築されたホテル群、イズマイロヴォホテル、4つ星ということです。中心部まで5、6駅程度なので、まあ旅行の拠点としても許容範囲ではありますかね。こと、マトリョーシカの調達には最強に便利な立地です。
ベルニサージュ
ゲート
イズマイロヴォホテルに隣接して、こんなゲートが。。。なかなか趣のあるゲートです。キリルでベルニサージュと書かれています。
エリアマップ
「イズマイロヴォの要塞」と書かれています。なるほど、周囲には湖もあるようです。
ようやく入り口までやってきました。
なんとなく場末感が漂う独特の雰囲気です。多少人がいたので入れましたが、人がいないとかなーり不気味な感じです。
ここはエリアマップ内22番の船ですね。アトラクション的なものは全て閉業しているようです。
お土産物市場
その近くにお土産物の屋台が並んでいます。恐る恐る入って行くと、奥の方に店が並んでいるエリアがありました。観光客もチラホラ居て、ホッと一安心。曜日により営業が限られているようで、この日はかなり閉まっていました。
それでもマトリョーシカのお店はいくつかは開いており、ぐるっとみて回ります。
ここは木工製品が多いようでチェスセットなどを扱ってるお店もありました。
マトリョーシカはそれぞれのお店で若干ラインナップが異なります。
結局、その中の1つ、このお店で購入しました。
街中のお土産物屋では、精々7段くらいまでしか見かけませんが、こちら、風で飛んでしまうので全部出していませんが15段と10段です(一番最後に全部出した写真があります)。包みながら「自分で作ったんだ〜(ロシア語なので詳細不明)」とマトリョーシカの裏にあるサインを嬉しそうに見せた表情がとても爽やかでした。実際、絵付けも丁寧で細かいとこまで手を抜いてない作品でした。(7年経った今でも、色落ちも剥げも発生していません。)
買い物に満足した後は周辺を巡りつつ戻ります。こちらのお店では猫のクッションがいっぱい売っています。・・・ん???
よく見ると店主は黒猫でした!彼は、営業活動をちゃんとしているというのか、やる気がないというのか・・・
なかなか楽しめました。
とうもろこし
そして、買い物に満足した後は、行きに気になっていた売店でトウモロコシでランチです。
ここのとうもろこしは、中国でよく見かける、甘さ控えめのもちもち食感のとうもろこしで、それはそれで美味しいです。これが逆にアペタイザーになり食欲増進になってしまいました。
AST Mall
さらに、近くに見えたショッピングモールに行ってみます。1階のスーパーでチョコなどのお土産を買った後、最後のじゃがいもに。
クローシュカ・カルトーシュカ
ラッキーなことにモスクワでよく見るじゃがいものファーストフードチェーン、クローシュカ・カルトーシュカがありました。
じゃがいもとボルシチ、モルス(こけもも)のジュースのセット(RUB 230=700円)とピロシキを2つ(値段不明)。
これでじゃがいもも満足です。
まとめ
最終日は上質なマトリョーシカを買いにベルニサージュまで。2年前は空港で買いましたが途中で置き忘れるという失態で、今回はそのリベンジです。
ベルニサージュは、街中のお土産店ではなく郊外の市場的なポジションで、マトリョーシカのラインナップも充実、値段も安めということで気合の入ったマトリョーシカが欲しい場合にはベストな環境です。結局、14段、10段の2種類の綺麗なマトリョーシカをゲットしました。
買い物の後は腹が減る。屋台のとうもろこしとじゃがいものファーストフードで、素材としてもお店としても素朴ですが、この素朴感もロシアの特徴の一つです。
買い物も食事もいずれも大変満足できした。
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